Q: ご質問します。今、中学2年なんですが、親から運動(スポーツ)を勧められます。理由が僕らの年代から運動をすると体に良いと言われるのですが本当なんでしょうか?
A: お問い合わせありがとうございます。分かりました!学生の内から運動することの効能をご説明したいと思います。
●若い頃に運動すると得られる効能3選とは!
①運動(スポーツ)は身体の様々な機能を発達させる!
ご質問者は中学生ですから、身体の発育、運動機能、バランス感覚機能、運動神経など発達成長を見せる時期に入っています。
その時期に、様々な運動を経験することは身体の機能発達を促進し、成人になるまでの期間内で、機能向上が効果的に出来るということは、非常に大切なことになります。
勿論、運動は無理やり始めるものではありません。まずはご興味のあるスポーツを見ることや、それも見当たらない場合は歩くことからでも構いません!
まずは、汗ばむ程度で良いので、身体を定期的に動かすことから始めてはいかがでしょうか!
急に張り切らず、無理なく続けられる強度や頻度を守りながら行うことをお薦めします。
多分、爽快感や充実感が感じられるはずです。
②筋肉に一生の間、記憶させることが出来る!
これは?という題名だと思いますが、筋肉は若い時期に発達させると“記憶“することが分かってきているんです!
例えば学生時代、とあるスポーツや筋トレなどで筋肉を使い、鍛えると筋肉は太く発達していきます。
しかしながら、社会人になり仕事が多忙になると次第にそのスポーツから離れ、ブランクという期間があった場合でも、
そのブランクを経過して再開すると、初心者になっているかというと全くそんなことはありません・・
勿論、ある程度時間は掛かりますが、筋肉の動きや従来あった筋肉の太さまでは結構早く戻るのです!
つまり、筋肉は“記憶“しているのです!
管理人にも経験があります。40代にコーチ、監督となりブランクが10年間ありました。
しかし、再開するとある程度戦えるレベル(全国大会出場に後一歩)に達するまで、一年程度で戻った経験があります。
筋肉の動きやタイミング、リズムは一生忘れることは無いということです!
これは間違いなく、若い頃に高めてきたからこそ起こる現象なのです!
筋肉は記憶する!若い頃から運動習慣をつけることは一生の財産となるというわけなんです!
③運動することにより食習慣(栄養学)が学べる!
運動をすると、当然のことながら食欲が増します。本来、人は動いてそれに見合う量の食べ物を食べて、身体のボディバランスを取りながら体型を保つのが理想です。
つまり、食べる量や栄養素に見合った量の運動(スポーツ)をすれば、一生お腹が出っ張ることはあり得ないのです笑
この図式を若い頃から、運動をしていると学ぶことが出来る利点があります(勿論、例外もありますが)
運動習慣が若い頃からあると、いざ体型が崩れた時でも、食習慣の改善や運動習慣を再開できる下地があるということです。
運動の効果、運動の気持ちよさ、運動による栄養学等、早い時期から運動を経験することは、決してプラスにはなっても、マイナスになることはありません!
これらが、若い頃から運動をすると良いと言われる効能3選なのです。
まとめ
①運動は様々な発育や機能を発達させる!
身体の発育、運動機能、バランス機能、運動神経系など、様々な各種機能を高め、発達させることが可能である。成長期は劇的に発達を見せるため、若年層で運動(スポーツ)を取り入れることは非常に効果的となる。
②筋肉に生涯記憶させることが出来る!
若い時から運動をし、筋肉を高めておけば、例えブランクがあったとしても、その高めた所までは筋肉が記憶しているので、ある程度の期間で戻ることが可能となる。つまり、若い頃に高めた筋肉は一生の財産になり得る。
③運動することにより、栄養(食事)を学ぶことが出来る!
運動を一生やらない方はいらっしゃるが、食事を一生しない方は絶対に存在しない。つまり、若い頃から栄養素などの知識を得て、関心を持つことは中高年になっても、必ず役立つ食習慣の指針となる。
ご拝読ありがとうございました🙇♀️
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