運動学一覧

なぜ?シニアになったら発汗しなくなるのか!?

シニア層の方で、日々筋トレに励んでいらっしゃる方も多いと思います!

勿論、身体の筋肉は若い頃に比べれば、少しづつ張りとか弾力性は失われていきますが、もう一つ違う変化が見受けられるようになってきます。

それが、発汗量の低下です。。

元々、人の身体というのは水で構成されていると言っても過言ではありません。

お母様のお腹にいる胎児は9割が水分で、新生児で8割という具合です。

しかしながら、徐々に大人になるにつれ、水分量は減少していきます。シニアになると半分(5割)近くになると言われています。

つまり、老化とは身体の水分含有量が低下していくことなのです!

★筋肉には沢山の水分が含まれている!

では、シニアになると発汗しなくなる理由を述べていきたいと思います。

まずは誰しも若い頃に比べて、身体の筋肉量の減少を感じるはずです・・

特に脚の筋群は顕如に減少いたします。

例えば、20歳代の脚筋肉量を100とすると、70歳台では約半分50くらいに低下していきます。

これに並行するように、人の細胞内にも水分は溜められているのですが、これは細胞と細胞の間に20%前後。血液中に約8%、細胞内には約70%貯蔵されています。

脂肪の中にも水分は溜まっていて、これが15%前後。その中でも筋肉中には他と比べても多い80%前後が含まれているのです。

つまり、これだけ多くの水分が含んでいる筋肉が、加齢により減少することが汗をかかなくなった一因ということなんです。

さらに、筋肉の温度(筋温)が上がらないのも原因です。発汗とは体温を下げるための現象なのですが、筋肉量が低下していくと当然筋温も上がりにくくなり、発汗する機能が低下していきます。

今のシニア世代の方は若い頃からスポーツ中に限らず、水分をこまめに摂らない生活習慣がついている方が多くいらっしゃいます。

つまり、筋肉量が減少する!水分を摂らない生活習慣が、発汗を益々減少させる要因になるわけなんです。

これを頭に入れ、シニア世代になったら、筋肉を定期的に刺激することにより筋肉量を維持し、さらに水分補給をこまめに行うことが重要だと思ってくださいませ!

ご拝読ありがとうございました🙇

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筋肉を守る機能をタイヤに例えて解説します!?

 皆様は、我々の身体にある筋肉についてじっくりと考えたことはあるでしょうか!?

これは、筋トレとか身体を鍛えている方などは、考えたことはあるかも知れませんが、殆どの方は興味ももたないのではないでしょうか?笑

では、今回はその筋肉の一部位にターゲットを当て、解説してみたいと思います。

★筋肉をタイヤに例えると!?

車のタイヤには、路面と直接触れるトレッドと言う部分があります。これは路面から受ける衝撃とか振動からタイヤ本体(内部)を守る働きをします。

この役割をするのが、筋肉では“筋外膜“と言います。タイヤのトレッド同様に筋肉の内部ある筋周膜、筋内膜といった部位をしっかりと守り、筋肉の形状や動き等の機能を保つ働きをしているのです。

このように、筋肉の内部には幾つもの“筋膜“(周、内など)が覆っています。よく筋膜リリースと言う言葉を聞いたことがあると思いますが、

これは専用のローラーを使って、筋膜の滑りを良くしたり、剥がすことにより、筋肉の緊張を解き、それにより柔軟性や関節可動域を高めることをいうのです。(筋膜はがしとも呼ぶ)

また、筋肉の内部というのはデリケートで柔らかいため、筋の外膜がしっかりしていないと、内部を包み込むことが出来ないので、形がしっかりと保てなくなるのです。

タイヤでも、経年劣化や走行距離によりヒビや亀裂などが入るように、筋肉もケアをして行かないと、筋肉の外膜、内膜も歳を重ねると硬くなり、伸びの無い筋肉に変わってくるのです。

つまり、筋肉のケアとはこの外膜、内膜を労わることだということなんです!

★筋肉のケアは緊張を解くこと!?

人は活動し始めると、筋肉が収縮、弛緩を繰り返します。歩く、座る、立ち上がるなど普通に行っている動作でも筋肉は使われます。

また、じっと立っているだけでも筋肉は緊張しています。この筋肉の緊張が解くことが出来るのが寝る(睡眠)ことです。

史上最高額でドジャースと契約された大谷選手は、睡眠にとことん拘る日常があります!

わんちゃんの名前は“デコピン”か!?笑

つまり、睡眠や入浴(湯船に浸かる)というのは筋肉の緊張を解き、スポーツなどでハードに使う時でも筋肉がしっかりと伸び、力を発揮出来ることに繋がっているのです。

まとめ

★筋肉とタイヤは共通点がある!

タイヤの路面に接する所をトレッドと呼び、タイヤ内部を衝撃や振動から守る役割をする。筋肉も筋外膜というタイヤのトレッド同様の役割にて、内部の柔らかい筋線維等を守り、保護する。

★筋肉のケアの基本は緊張を解くこと!

人間が活動すると、沢山の筋肉が収縮、弛緩を繰り返すことにより疲労が溜まっていく。この筋の無駄な萎縮を取り除くのが、重力から解き放たれる睡眠や入浴等になる。是非、意識的に取り入れてみてください。

ご拝読ありがとうございました🙇

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カナトシ式の特徴である“ゆっくり“と“緊張を保つ“とは!?

Q: カナトシ式楽筋トレを書店で見つけ購入させていただきました。その中でカナトシ式の特徴で“ゆっくり動く“と“緊張を保つ”とありましたが、具体的にはどういうことなのでしょうか?教えてください。

A: まずは、ご購入いただきまして誠にありがとうございます🙇心より御礼申し上げます。了解いたしました。この2つのキーワードについてご説明させていただきます。

◉2つのキーワード!ゆっくり、緊張とは?!

この書籍は、今現在全く運動を行っていない方、運動に興味はあるがいずれやってみたいと思われている方、また運動をやっているのだが自己流で行われている方に対し、手軽に出来る運動処方をご紹介しているものです。

その中で、三つのキーワードを挙げさせていただきましたが、今回はご質問があった“ゆっくり動く““緊張を保つ”をご説明したいと思っております。

★ゆっくり動作する理由その一 筋肉に適切な負荷を与えるため!

これは、運動種目というのはこの中にも表記してあるように、5〜10回を3セットというように具体的に回数、セット数という目安が示されています。

しかしながら、多くの方はそれを守ろう、または囚われる余りに、その回数をこなすことばかりに考えが行きがちになってしまうのです💦

つまり(10回!)と思い込むと、それをクリアすることばかりが頭に過り、素早く動作をしたり、動作の途中で戻ってしまったりという、不完全状態になってしまう弊害が出てくるのです。

これでは、筋肉に適切な負荷が掛けることが出来なくなり、最大限の効果が見込まれにくくなります。

ですから、回数やセット数に過剰に囚われること無く、ゆっくりと出来る範囲で行うことにより、筋肉に刺激を与えることが出来るのです。(※5回しか出来なくても、1セットからでもOK!自分の出来る範囲で行なって下さい)

★ゆっくり動作する理由その二 筋肉、関節等を痛めないため!

先程同様、負荷を挙げることや回数をこなすことばかりを考えると、やってはいけない反動を使うことになる場合があります。

動作に無理な反動を使うと、筋肉や関節、靭帯等に無理な負荷が掛かり、せっかく運動を始めても痛めてしまったら元も子もありません!

刺激を与えたい筋肉をゆっくり伸ばし、ゆっくりと縮める。この感覚を常に頭の中で考えながら動作を行うことを心掛けてください。

★筋肉の緊張を保つ理由その一 運動動作で多くの方が勘違いされているミスを防ぐ!

例えば、スクワットという動作を例にとって見ましょう。簡単にいうと膝の曲げ伸ばし動作ですが、多くの方がどちらか一方を速く行い、または両方速い場合がほとんどです。(※勿論、素早く動作を行うトレーニングもあります)

 キツイけん、はようやっちっろ!笑

この理由は楽に動作をこなせるからです!

でも、トレーニングは筋肉に適切な刺激を与えることが強化、発達させるポイントなのですから、決して楽に動作することが求められているのではありません。

カナトシ式では、しゃがむのも立ち上がるのもゆっくり動作を行って、多少はキツイですが安全に負荷を掛けることを心掛けることがポイントということなんです!

★筋肉の緊張を保つ理由その二 脳に筋肉が必要という指令を与える!

これは、反復動作を筋肉の緊張を解かずに、ゆっくり反復させると筋中に乳酸が発生してきます。

スクワット動作を続けていると、太ももなどが張る感覚や、なんとも言えない痛みを段々と感じることがあると思いますが、それが乳酸という代謝物質が発生した反応なんです。

この乳酸が生成されると、脳に筋肉を使ったという指令が伝わり、軽い負荷でもあたかも重いものを使ったというように、脳を錯覚させる効能があるのです。

つまり、ゆっくりと動作することにより各部を痛めることなく、なおかつ脳に重い負荷を与えたような指令が伝わるのですから、高齢者様などにも有効な刺激を安全に与えるわけなんです。

まとめ

★ゆっくり行うことで、筋肉に適切な刺激を与える!

回数やセット数に拘り過ぎると、素早く動作を行いがちになりやすい。それらはあくまでも目安であって、クリア出来なくても途中で止めても問題は無い。出来る範囲で行うこと!

★ゆっくり動作を行うと痛めにくい!

動作に反動を取り入れると、一瞬に大きな負荷が掛かる場合がある。つまり、強化させるために行うのに、痛めることになるとそれこそ本末転倒になるのでこれは避けなければならない。

★素早く動作する方が楽にこなせるが、緊張を解かないことが鍵となる!

多くの場合、動作の一方で速くなったり、動作全般で速くなる場合が見受けられる。その理由はその方が動作を楽にこなせること。トレーニングは楽にこなすのでは無く、しっかりと刺激を与えることを主眼に置くこと。

★筋肉の緊張を解かないと乳酸が発生し、脳に筋肉に負荷が掛かる認識を与える!

乳酸を発生させると、脳があたかも強い負荷が掛かったと認識する。つまり、若いアスリートのように強烈な負荷を掛けることなく、高齢者様にも筋肉と脳に適切な有益な刺激を与えることが出来る。

ご拝読ありがとうございました🙇

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競技選手のピークっていつ頃なんでしょうか?

いよいよ10月5日に、講談社様から会長(金澤利翼)待望の書籍が発売されます!

是非、ご購読くださいます様、よろしくお願い申し上げます🙇今日のテーマ 競技寿命を伸ばす秘訣があるかも知れませんね!

Q:ご質問がございます。スポーツ競技選手の一番力が発揮できる年齢っていつ頃なんでしょうか? 是非、ご教示ください。

A: お問い合わせありがとうございます。まずは競技種目によってピークの年齢は違うと思います。瞬発系の競技は早めの傾向にありますが、持久系の選手はそれより遅くなる傾向にあります。今回は瞬発系の競技に絞ってお答えしたいと思います。



★男性の場合、基本的には25歳〜30歳前後がピークとなる!

個人差は当然あると思いますが、筋力レベルからお話しすると、この20代半ばから30代前半辺りだと思われます。

よく脂の乗り切ったとも表現されますが、このくらいの年齢で多くの競技選手は、一番ピークを迎えるのではないでしょうか!

米メジャーリーグで活躍している大谷選手の年齢が今29歳。今年はWBCから始まり、怪我で離脱する間の活躍は素晴らしいの一言でした。

大谷選手の打者としての直近3年間の成績で、本塁打だけを列挙すると27歳46本、28歳34本、29歳44本(今現在アメリカンリーグ本塁打数1位)3年間で124本と、ピークと言っていいほどの数字です(これは二刀流での成績なのですから💦打者だけに専念したらもっとでしょうから😵😵・・本当に脅威的です)

つまり、この年齢期間にどのくらい高めることが出来るかが、生涯成績を左右すると言っても過言ではありません。

★女性様の場合、ピークは20代前半まで!?

逆に女性の場合は、このピーク年齢が早まる傾向になります。この理由としては身体、体力などの測定値(基礎代謝量、50m走、垂直跳び等)を比べてみると、

瞬発系では、男子が平均17歳がピークであるのに対し、女子は14歳でピークになる傾向にあり、そこに約3年女性の方がピークが早く現れることが分かっているのです。

それらから考えられることは、男性が20代半ばから30歳前後が筋力レベルのピークとすれば、女性は20代前半から20代後半に訪れることになってしまうのです。

しかしながら、持久系の能力は落ちにくい傾向にあるため、そんな種目のピークはそれよりも遅れることは充分に考えられるのです。



★晩年からでも花は咲くことは充分にある!?

では、男女ともピークと言われる年齢を過ぎてしまった場合、伸びる可能性は無いのでしょうか!?

実はそんなことはありません。競技を始める年齢が早い場合にはピークが早めに来てしまう場合もあるでしょうが、

晩年から始めた場合、年齢は重ねていますが、スポーツでの身体への刺激はフレッシュなものになります。

つまり、まだ鍛えていなかった機能には伸びしろがある可能性があるのです!

逆に言うと、長年刺激を与えて体が慣れてしまった場合には、伸びは緩やかになってしまいますが、年齢を重ねていても新しい刺激に機能が反応することはあり得ると思われます。(勿論、若い頃と晩年では伸びには違いはありますが)

つまり、確かに伸びる速度に違いはあるでしょうが、少しづつでも努力することにより、ピークが理論上より遅れて表れることは可能だと感じます。

これから言えることは、確かに理論上のピークは存在しますが、心の持ち様次第でピークが遅れて晩年から成績が出ることはよくあることなのです!

まとめ

★男性のピークは20代半ば〜30代前半!

男性スポーツ選手の場合、これくらいの年代が筋力的に言うとピークを迎える。この時を逆算し、計画的に技術、体力の向上を目指せば生涯成績を飛躍的に伸ばせることも視野に入れる。

★女性のピークは男性に比べ早く訪れる!

基礎代謝量などのピークも、男性との年齢差は3歳前後女性の方が早い。つまり、筋力などの数値も20代前半〜後半までがピークになると考えられている。

★遅いと言って諦めるのはもったいない!

身体は刺激を与えると発達する。つまり、その競技を始めるのが遅かっただけで、刺激がフレッシュだと伸びしろは充分に考えられる。気持ちが後向きにならなければ、向上する可能性は充分にあり得ると思います!

ご拝読ありがとうございました。

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世界陸上、400m走32年ぶり日本記録更新!なぜ、こんなに時間が掛かったのか!?



 

ハンガリー・ブダペストにて、世界陸上が只今開催されています!

流石に世界の精鋭が出場しているだけあって、数々の記録が更新されていますが、その中でトラック競技男子400m走にて、佐藤拳太郎選手が44秒77をマーク!

これは実に、日本新記録を32年ぶりに更新する見事な走りだったんです!

この前日本記録保持者は、高野進氏(現東海大陸上競技部部長)で高野氏の記録は44秒78・・

この00.01を更新するのに、実に32年という長い年月が掛かったという訳なんです。

勿論、高野氏の記録が偉大だったことは間違いないんですが、この400m走を別の角度でご説明しますと、記録更新には“これ以上過酷な競技は無い“という理由を述べてみたいと思います。

★400m走は無酸素運動の限界を超える!

難しい説明をしますと、一般の方は分かりにくいと思いますので、なるべく分かりやすくご説明いたしましょう。

例えば、運動する時「今から5分間走ってください」と言われたら、普通に呼吸をしながら走り始めますよね!

でも「今から50mを全力で走ってください」と言われたら、ゆっくりと呼吸をしながら走りますか?

多分、そうでは無いはずです!

これは50m走なら酸素を供給としなくても、走り切れるからなんです!

ここでATP-CP系(アデノシン三リン酸)の話をすると??笑になるので、それは今回は省いて、

実は、酸素を必要としない無酸素運動の持続時間というのは、ニ段ロケットのようになっていて、一段目のロケットの持続時間は約7.7秒。

つまり、50m走などはこのエネルギーで賄えてしまいます。

でも、100m走は約10秒前後は掛かってしまうので、この一段ロケットでは少し足りませんよね!?

そこで第二ロケットの登場です。この二段ロケットは解糖(乳酸)系と言われるものです。この二段ロケットの運度持続時間は約33秒。

つまり、無酸素で運動出来る一段ロケットが7〜8秒、二段ロケットが33秒、トータルで40秒前後が無酸素運度の限界値になるわけです。

今回の400mの日本新記録が44秒77・・

つまり、無酸素運動の限界値を超えているわけなんです。



★乳酸が沢山出る競技ほど過酷なものは無い!

この二段ロケットは、先程も言ったように解糖(グリコーゲン)を分解する過程で大量の乳酸が発生します。

この乳酸というものが曲者で、これが大量に発生すると痛くて堪りません笑

例えば、その場で両手を頭の後ろに組み、しゃがみ込むスクワットをやってみてください。

しゃがむ目安は、腿が床と平行になる程度で、一往復に7秒くらい掛けるように、ゆっくりとしゃがむ動作を繰り返しますが、

7秒間で止めるパターンと40秒間連続で繰り返すパターンを比べてみてください。

間違いなく、40秒間の方が太腿が痛いし、パンパンになる感覚があるはずです。これが乳酸です!

管理人の乳酸(疲労物質)疲労回復グッズ❗️

トリガーポイント

これを毎晩、身体のケア対策として使っています。その日の疲労はその日の内に取り除くためには、この筋膜リリースは欠かせません!

一人で出来るセルフコンディショニング(肩こり、腰痛等にも)にお使いくださいませ🙇

お薦めいたします‼️

つまり、400m走を自分の競技種目に選んだ瞬間に、このような地獄?の練習を繰り返すんです。毎日、毎日・・笑

どうですか?

果たしてこのトラック種目の内で、一番過酷な種目を果たして選ぶのでしょうか?!

勿論、その種目に才覚があれば選ぶと思いますが、敢えて苦しい種目、無酸素運動の限界値を超える種目を選択するというのは、かなりの勇気と覚悟が必要ということなんです。

これも、32年間記録が破られなかった理由の一つになっているような気がいたします。

まとめ

★400m走は無酸素運動の限界値を超える!

無酸素運動の理論的な限界値は約40秒。それを超える400m走の過酷さ、苦しさは予想を遥かに超えるものである。

★乳酸との戦いになる競技を選ぶことは!?

勿論、その過酷さが好きな選手もいると思われますが、練習の時から苦しい思いをするのを嫌がる選手も存在する。つまり、その競技で自分が結果を出せる選手以外は、避ける傾向になることもあり得る。

ご拝読ありがとうございました🙇

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長時間の練習は、そろそろ一考すべき理由とは!?



 酷暑とは良く言ったもので、梅雨明け以来連日35℃を超える気温が続いています💦(40℃近い日もある)

管理人も先週に炎天下の中、試合があったのですが、プレーに集中しているとは言え、インターバル時に感じる、何とも言えない熱気というのが尋常ではありませんでした・・

この8月は、それこそ高校生などにとっては大きな大会(甲子園、インターハイ)等が開催されますが、

この夏休みという期間じゃないと、長期間開催するのはやむを得ないとは言え、そろそろ何かを変える時期に来ていると感じでいます。

★昭和の時代の長時間練習は見直す!

管理人が野球部だった中学時代は、夏の炎天下の中、水も飲まして貰えない練習を経験して参りました。

勿論、今はそんなこと(水分補給)は無いはずなんですが、聞いた話だと未だもってスポーツ強豪校でも、うさぎ跳びは普通に行われているみたいです・・

先程も言った通り、ここまで酷暑が近年の主流になっていくのなら、もう長時間に及ぶ練習を見直す時期にきているのではないかと思っています。

よく、同じ高校生でも身体が大人以上の体格の者も入れば、まだ未発達で痩せている部員も当然います。

その二人が、同じく長時間練習を行うと身体が消耗するのは未発達の子供様です・・

なぜなら、身体に余分なエネルギーが補給されていないのに、練習によるエネルギーを消費し過ぎると、残りのエネルギーが身体を作るのに回されませんし、免疫力等にも影響を与えます。

つまり、成長期に於ける長時間練習は、身体づくりにマイナスに働くわけなんです。



★長時間練習により、怪我のリスクも高まる!

練習が長時間に及ぶと、当然体の各部位に対し使い過ぎ(オーバーユース)の危険性が高まります。

車と一緒ですよね。メンテナンスもせずにガンガン走っていたら、エンジンもパーツも消耗してしまいます。

つまり、猛暑で体力の消耗が促進され、なおかつ長時間の無駄な練習で、疲労に伴う怪我の発生率も高まるということです。

★無駄な長時間練習に於ける集中力の欠如!

次に長時間練習のデメリットは、集中力の欠如によるアクシデントも起こりやすいということです!

誰でも「今から5時間!」と監督に言われる練習よりも「集中して2時間で終わるぞ」と言われる方が、気持ち的にも頑張れると思うんです。

確かに、今の指導者の多くは若い頃に猛練習を経験した方が多いと思います。

但し、幾ら練習しても最後はその子の集中力といかに真剣に取り組んでいるか!という本気度が成績を決めていくのです。

つまり、少ない練習でいかに結果を出すのか!

この猛暑に於ける現代で、いかに短い時間で成果を上げられるのか!が、今後の指導者に求められる資質だと思います!

管理人も常用‼️

猛暑時にお勧めの冷感スプレー!

ゴルフや屋外での活動中に欠かせないのが、この商品!衣服の上からスプレーするだけで、気分は南極🐧です笑

お盆の墓参りやレジャーに是非、ご使用してみてくださいませ🙇

まとめ

★昭和は昭和で終わり!今の時代に合った練習を!

今だ持って、無駄な身体訓練や長時間練習を強要する指導者が後を経たない。成長期は無駄なエネルギーを消費せず、身体の成長を第一に考える練習内容が求められる。

★長時間練習は怪我のリスクも高める!

使い過ぎによる怪我を防ぐためにも、無駄な時間を費やすことを避けること。体力は余力を残しながら、効率的に練習を進めることが肝要!

★集中力の観点からも、効果的に短時間で練習を終わること!

ダラダラと長時間練習をするよりも、予め短時間で集中して行うことを選手に周知する方が、長い目でみると結果が出やすい!

ご拝読ありがとうございました🙇

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鉄は熱いうち(最初が肝心)に打て!と言われる理由とは!?



 鉄は熱いうちに打て!ということを一度は聞いたことがあると思います!

この意は、何事も機会と判断したら(鉄も熱している時)早めに手を打て!ということを表しています。

つまり、まだ形が変えられる初期の時にこそ、しっかりとしたものを形成することが重要だとも言えると思います。

そこで、今回はスポーツでも、トレーニングでも、勉学でも、初期の練習やトレーニングが重要だと言うことをご説明したいと思います。 

★練習とはプログラミングである!?

なぜ?練習をするのか!とご質問されると様々な理由があると思います。自分に自信を持つために行うことも必要でしょうし、勝つためには技術、メンタル共にレベルアップをすることも当然求められると思います。

その中の一つに、プログラミングという作業が練習には存在するのです!

よく、我々は座ったり、立ったり、歩いたり、走ったりを何の気なしに、何も考えること無く自然に行っていますが

実はこれらも、脳の中にプログラムされているから考えなくても出来るのです!

 すべてインプットされとるけんね!

これは、子供の頃に一度でも出来たことは、ある年月が経ったとしても、何とか出来ると感じたことがあると思います。

例えば、一度自転車に乗れるようになったら、かなりのブランクがあっても乗れますし、逆上がりでも一度出来るとこれもまた出来るものですよね!

これは、一度プログラムが確立されると、自然と動きが確立できるようになるのですが、これをさらにレベルを上げてこなせるようになるためには、また、練習を繰り返すことが求められるのです。

つまり、練習を行うことで、そのプログラミング作業に上塗り、上塗り(今で言うアップデート)をしていくことにより、さらに正確に、精度を増しながら動作できるようになるのです!



★プログラミングは最初が肝心!

この脳が覚えるためのプログラムを構成させるには、正しいこと(動きやリズム、タイミング等)を覚えさせることが重要なのです。

何の芸事でもスポーツでも、この最初のプログラミングが、最終的な上達の鍵を握ることになります。

例えば、我流と言う言葉を聞いたことがあると思いますが、もし、我流だとしてもそれが幸運にも理に適ったことだったとすると、間違いなくその方は上達する可能性が高くなります。

ですが、もしあまり理に適って無かったとすると、プログラミング作業で繰り返し、繰り返しそれをら行うと、後々になってこの“癖“というのは厄介なことになってしまうのです・・

(悪い癖が大事なところで出てしまう💦)

ですから、最初に申したように“鉄は熱い内に打て!“というように、何事も最初のプログラミング作業が重要になるのは、こんな理由があるからなのです。

まとめ

★練習はプログラムのアップデートである!

我々は幼少の頃から、歩く、立つ、座るなど日常の生活に必要な動作を自然と修得して来た。これは、そんな動作が脳の中にプログラミングされて来たことにより、一度出来たことは時間を置いたとしても実践可能となる。

★プログラミングは最初がもの凄く重要である!

最初に適切な動きやリズム、タイミング等をプログラムされると、その後に大きな好影響を与える。逆に、初期に理に敵わない癖を身につけると、それを修正することは、もの凄い無駄な労力が必要となるので、何事でも最初(鉄は熱いうちに打て)が肝心ということになる。

ご拝読ありがとうございました🙇

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筋トレ中に声を発するのは効果があるのか?



Q: ご質問します。筋トレで重い負荷を挙上する際に声を出す方がおられますが、それは何か意味(効果)があるのでしょうか?教えてください。

  「ヤッホー、」?・・・笑

A:ご質問ありがとうございます。確かにそのような場面を目にすることはありますね。分かりました。これについてご説明いたします!

★シャウト(叫ぶ、大声を出す)とは何!?

この名の通り、声を出すのですが叫んだり、大声を発するのですから、普通の出し方では無いことが分かります。

これらを、筋トレの挙上中の最大筋力が発揮されている時に行うと、一般的に言われているのが、数値でいうと5%前後は挙上力がアップするとのことです!

つまり、重量挙げやテニスのショット時にシャウトをする選手がいるのも、こんな効果を狙っているのかも知れません。

   (ウォー!)笑

★シャウトのメカニズム!?

人の脳には、生理的限界と心理的限界というものが存在します。

生理的限界というのは、その方の持っている限界値という表現になり、それ以上力を入れると身体を痛めるとか、損傷してしまう危険性があるレベルです。

 (気張りすぎて痛めたやんけ😢)

しかしながら、この生理的限界は余程のことが無い限り、ここまでの力を発揮することは無いのが普通です。

逆に心理的限界というのは、(これ以上は出せない!)という思考が生じる限界値で、これは生理的限界の70〜80%程度で、これに達すると言われています。

つまり、シャウトを取り入れると、心理的限界値が生理的限界値に近づくような働きになり、最大筋力が伸びることに繋がるわけなんです!

よく、火事場で重いタンスが持ち上がったとか、興奮して今まで挙がったことが無かったものが、いきなり挙がるのも、そのような効果があったことに繋がるのです。

(火事や、大変や!荷物持って逃げんと)



★すべての方がシャウトが有効にはならない!?

ところが、声を出せばすべての方が強い筋力を発揮できるのか?というと、そうではありません・・

中には、それをする方が、かえって筋力が発揮出来ない場合の方も存在するのです・・

つまり、シャウトの効果には個人差があるということです。ですから、一度試してみて自分に効果があるか、無いのかを試す必要はあると思います。

これは、その方の性格や資質にも関係があると思います。声を出すことに抵抗を感じる方や恥ずかしいと思う方は効果は限定的です。

★シャウトは時と場所を考えること!

例えば、重量挙げの選手が試合で記録を狙う時にシャウトを行うのと、公共のジムで普段のトレーニングで行うのは意味が違います。

試合でここ一発ならば、回りの方も理解を得られ、あまり迷惑にはなりませんが、沢山の方がトレーニングされているジムで、常にシャウトをするのはマナー的に言うと褒められる行為ではありません。

(よう喋るな、この◯◯はん)笑

大きな音や声というのは、意外と回りの方々には気になるもので、幾ら挙上重量を挙げるため、または筋肉を追い込むためとは言え、関係の無い方にとっては騒音にしか聞こえません。

(人に迷惑を掛けないのは大切なことです)

そんな、公共の施設では、回りの方に気を使いながらトレーニングを行う気遣いは忘れてはならないと思います。

まとめ

★シャウトとは叫ぶ、大声を出すこと!

シャウトを行うと、最大筋力発揮下では5%前後の筋力が発揮されると言われている。ですので、そんな条件下でスポーツ選手が取り入れていることもある。

★心理的限界を生理的限界に近づける!

シャウトを行うことで、自分が(もう無理)と思う、心理的限界点が生理的限界点に近づくことになる。つまり、火事場の馬鹿力に代表されるような隠れた筋力を発揮させることにより、記録アップを狙うこともある。

★シャウトはすべての方に有効では無い!

何事にも当てはまりますが、すべての方にシャウト効果があるとは言えない。その選手の性格や資質によっても、効果は変わってくるということを知るべし。

★他の方が使用される公共の場ではマナーを守る!

時と場合を常に考えること。自己中心の行動を取るのでは無く、回りの方への配慮、気配りがその方の評価になる。大きな音、声は関係の無い方にとっては、迷惑な行為だと思うことは必要。

ご拝読ありがとうございました🙇

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スポーツ競技選手が筋トレを取り入れる“もう一つの理由“をご説明します!

 筋力トレーニングというと、逞しい身体を作る目的で行うものという一般的なイメージがあると思いますが、

今の時代、他のスポーツ競技選手達が様々な目的達成のために、取り入れているトレーニングと言えると思います!

(強うなって、何十回も優勝したるど!)

勿論、そのスポーツ競技の特性に合わせて、瞬発系、持久系などの機能向上、またはウェイトコントロールなどの一環として行う目的も様々なのですが、

もう一つ、意外と知られていない目的として、取り入れられていることをご存知でしょうか!?

そこで今回は、その、もう一つの目的について、ご説明していきたいと思っております。

★筋力トレーニングの隠れた目的 その一  シンメトリーとは!?

このシンメトリーとは左右相称、つまり軸を中心として左右、上下ともに均整の取れているとう意味を表します。

均整が取れている!すなわち相称するってこと

よく肉体美を競うボディビルやフィジーク競技の審査基準には、均整美(シンメトリー)という項目があり、これは身体の中心軸から左右の筋肉が、バランス良く発達しているかというのが審査されるという訳なんです。

んっ、ルーがバランス良くかい?! 笑

これは例えば、右肩が左肩に比べ異常に発達しているとか、左右の胸部、腕部なども同じように、筋肉の付き方にアンバランス差が無いかと項目です。

それらを各選手が、鏡等に映る姿を見ながら、不自然な部位を克服するように、日々トレーニング内容を変えていく訳なんです。

但し、ある部位だけは難しいことがあります?

その一つが“腹筋“です!

この腹部は、腹直筋という筋肉の名称になるんですが、この部位は生まれつきの形というものがあり、よくシックスパックというように、凹凸が6つにくっきりと分かれているものもあれば、

 (こりぁ、見事な腹筋じゃけえね)

4つにしか見えない場合、また、左右の凹凸が上下にずれるようになっている場合もあり、これらの形は後天的なトレーニングで変えることは出来ないことになるのです。

★筋力トレーニングの隠れた目的 そのニ  シンメトリー乱れの原因とは!?

各種スポーツには、一つの動作(動き)を繰り返し行う競技が存在します。

ゴルフ、ボウリング、弓道など、一方通行の動きが続く競技特性です。

(こっち側しか打たへんど、なにか?)笑

管理人が、長年行っているゴルフという競技も、一方通行の動きを常に繰り返すことになり、ある意味、身体の偏りが出てしまう可能性があるスポーツと言えます。

(でも、筋トレやっとるから腰痛一度もナッシング)

また、それらを認知せず、長年同じ動きばかりをやっていると、左右の筋力レベルのシンメトリーが崩れてしまい、それによる怪我や故障等が起こったとしても不思議ではありませんね💦

★筋力トレーニングの隠れた目的 その三  筋力トレーニングは身体のバランスを整える!

結論から申しますと、筋力トレーニング実践者は筋力バランスが整う傾向にあります。

その理由としては、フリーウエイトと呼ばれる(バーベルやダンベル)を用いるトレーニングの場合、もし片側(右腕、左腕)の一方が強く、もう一方が劣る場合には、その劣る側の筋力が限界に達したら、その動作は終了してしまいます。

が、そんなトレーニングを繰り返し行っていると、自然にバランスを保つ能力が発揮され、弱い側の筋肉が追い付いて来ることになり、徐々にですが左右差が埋まってくることになるのです。

つまり、筋力トレーニングを実践している方と行っていない方を比べた場合、実践者の方が筋力バランスのシンメトリー化が、自然に身に付いて来るというわけなんです。

 (ひぇ〜、凄いカットですやん)笑

ですから、瞬発力や持久力、ウエイトコントロールだけでは無く、競技によって偏りやすい筋力バランスを整える意味で、

筋力トレーニングを取り入れている選手が多く存在する理由の一因という訳なんです!

まとめ

★シンメトリーとは!

中心軸に対し、左右、上下ともに相称している状態のことを表す。審査競技ではシンメトリーが優れている選手は有利とも言える。但し、腹筋などは先天的な構造があることを理解する。

★スポーツ競技には一方通行の動きが存在する!

ゴルフや弓道などは、一方向の動きが主となる。つまり、知らず知らずに過剰なアンバランス差が起こってしまうと、故障、怪我等にも繋がる場合もある。

★一般の方でも、筋力トレーニング実践者ほどバランスが保てる!

筋力トレーニングを行うと、自然と筋力バランスが整ってくる場合がある。つまり、スポーツ選手は瞬発性、持久性の向上も求めるだけでは無く、身体の筋力バランスを保つ目的で取り入れることがある!

ご拝読ありがとうございました🙇

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筋力トレーニングを始めるに当たって知っておくべき“原理4選“をご説明いたします!

 皆様方の中には、これから身体の変革や筋力を高めることを求めて、筋力トレーニングを始められる方もいらっしゃると思います。

そこで、筋力トレーニングを始めるに当たって、効果を出すために事前に知っておくべき原理があるのをご存知でしょうか!?

今回は、それについてご説明したいと思っております。

★筋力トレーニングで結果を出す“原理“4選とは!!

❶過負荷(オーバーロード)

これは、普通に日常で掛けている負荷では身体は反応を見せないので、徐々に強い外力を掛けていけば、それに対抗するべく身体の機能は発達を見せることを過負荷(オーバーロード)と言います。

       笑

これを分かりやすくご説明しますと、例えば、こんな昔話がございます。

ある少年の日課は、仔牛を肩に担ぎ、川を渡って運ぶお手伝いをしていました。

当然、日に日に仔牛は発育していくので、段々と仔牛の体重が重くなるにつれて、少年の筋肉もそれに合わせるように逞しくなっていきました!というものです。

(負荷に耐えられるように筋肉も強くなる!)

つまり、オーバーロード(負荷を徐々に増やす)ということを目指すことが、効果を上げることに繋がると言うことです。

❷可逆性(かぎゃくせい)

可逆性とは、トレーニングを行うと筋力は伸びていきます。が、何らかの理由でトレーニングを中断していまうと、高めた筋力は徐々に低下していきます。

  (長い期間に高めることが必要!

この低下するレベルが、トレーニング期間が長い方は落ちていくのも、ある程度緩やかに低下していくのですが、短期間で高めた筋力はそれに沿うように、短い期間で低下するというのを可逆性と言うのです。

つまり、トレーニングは継続することで効果を維持出来ますし、例え中断することがあっても長期間続けている方は、効果が落ちにくいということです。

 (継続は力なり!はこんな所にも!)

これは効果を出すのに、非常に重要なポイントとなります!

❸特異性

これはトレーニングを行う目的(筋力アップ、痩身等)は、それぞれの方で違うと思うのですが、

筋力を高めようとする目的の方に、歩くだけの有酸素運動のみ行うとか、全身持久力を高める方に高重量、低回数の筋トレを行うのも目的が的外れとなるということです。

有酸素運動だけでは、筋肉を効果的に増やせない!

つまり、トレーニング種目の選択は、各自の目的に合わせ理に適ったものでは無いと効果が出ないというのが、特異性ということになります。

❹適時性

これは、若い方と高齢者では同じ強度の負荷が掛けられませんし、怪我をした選手がする前とした後では、

(若いもんとシニアでは違うけんね・・)

同じ負荷が掛けられないというように、その時に応じたトレーニング内容が必要だということです。

まとめ

★オーバーロードの原理とは!

現状の筋力よりも徐々に負荷を高めて与えていくことにより、身体の機能は向上していく!

★可逆性の原理とは!

長い期間、トレーニングすると例え中断したとしても、徐々に低下していく。逆に短期間に高めた筋力は中断すると下がるのも早い。

★特異性の原理とは!

すべてのトレーニング種目は、それぞれの機能を高める目的があり、その目的に合ったもので無いと効果を得ることが出来ないということ。

★適時性の原理とは!

その方の年齢、コンディションに合わせて最適なトレーニング種目、負荷を与えることが効果を上げるには重要な要素となる。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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