お悩み・ご質問一覧

夜中に尿意を感じるのは下肢の筋力の衰えから!?

 よく睡眠中に尿意を頻繁に感じ、度々起きて眠い目をこすりながら、トイレに行く方って中・高齢者様に多いのではないでしょうか?!

今回のこのブログでは、夜間尿について筋肉面からの関連性を述べたいと思います。

★立位等だと水分は下肢に集まる!?

人は昼間に活動している時には、普通は立位などの姿勢が多いですよね。(勿論、座って仕事の方もいらっしゃいますが)

只、立位にしても座位にしても、心臓より下肢の方が低い位置になるため、身体の水分などは下肢に滞ってしまいやすくなります。(※水は高い位置から低い位置に流れる)

但し、立位で歩くことが出来ると静脈の機能により、下肢に溜まった水分(血液等)を上肢に戻すことは可能ですが、座りっぱなしであったり、筋肉の衰えて来たシニアの方はそれが出来にくいのです。

★うっ滞(うったい)とは!?

うっ滞とは、血液等が静脈内に停滞している状態のことを言います。つまり、下肢に流れ込んだ水分(血液)を、筋肉の力などで上肢に戻すことが理想なのです。

★寝ると尿が作られやすくなる!?

寝るために布団に横になると、頭部、体幹、下肢が水平レベルになるために、血液は腎臓に流れやすくなり、そこで生成された尿は膀胱へ流れ混んで尿となるため、睡眠中に尿が作られやすくなるのです。

★夜間尿を軽減するには、下肢の筋肉を増やすこと!

夜間に排尿に行くと睡眠に障害も発生しますし、高齢者には精神的にも大変な苦痛となります。

先程も言いましたが、下肢の皮下に血液が溜まったり、うっ滞を防ぐ方法の一つに“筋肉を増やす“ことです。

この筋肉による収縮機能により、うっ滞する血液を心臓に戻す力を増やすのです!

よく“ふくらはぎ“が第二の心臓と呼ばれるのはこんな意味もあります!

是非、今年は夜間尿に悩む方は下半身の筋肉に目を向けてはいかがでしょうか!

まとめ

★立位だと下肢に水分が集まりやすい!

よく言われる“むくみ“なども血管から漏れた水分(体液等)が皮下に溜まることです。つまり、水分は高い位置から低い位置に流れることは自然ということです。

★夜中に尿が作られるのは腎臓に集まるから!

下肢にうっ滞した血液は、寝ると身体は水平に保たれるので、均等に集まりことにより腎臓にも流れ込みます。それにより尿は作られるため、夜間に尿意を感じるようになるのです。

★下肢に筋肉をつけて、うっ滞を防ぐこと!

下半身の筋肉を増やすことにより、下肢に無駄に溜まらせないことが夜間尿を防ぐ鍵となる。ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれるのは、そんな理由もあるのです。

ご拝読ありがとうございました🙇

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伸びる子って、どんな気質があるのか!?

Q: ご質問します。多くの子供などを見て来られて、伸びる子はどんな性格(気質)を持っているのでしょうか?ご教示願います。

A:ご質問ありがとうございます。そうですね。挙げれば多々ありますが、その中で感じて来たことをご紹介したいと思います。

★喰らいつく気質!

例えば、子供に何かを指導したり、レクチャーしたりします。

その時、それを出来るまで繰り返し、繰り返し、脇目も振らずに喰らいつく。また、それを修得してから次の課題に取り組むという性格を持つ子は、徐々に頭角を現すということです。

逆に言うと、その課題を中途で止めて、次に目移りしてしまう性格ですと、すべてが浅く修得することになり、しっかりと力になったかと言うと?ということです。

つまり、凝り性というか、そこで喰らいつく気質の子は成長する傾向にあります。

★目移りしないこと!

今の世の中、周りを見渡せば様々なことが氾濫しています。

一例を上げると、例えばジムでトレーニングする場合、目移りしてしまう位に沢山のマシンが配備されています。

若い方が目的として、筋力を強化する、また筋肉をしっかりと増やしたいと場合には、基本と言われる種目(コンパウンド種目)をみっちりやり込むことも非常に有効になります。

※(コンパウンド種目とは多関節運動。一つの動作で多くの筋群を使うことが出来る)

ところが、沢山の選択肢があればついつい目移りしてしまい、あれやこれやと手を出してしまうことになり、長い目でみたら目的達成に時間が掛かる場合も多々あるのです。

つまり、選択肢が多い今こそ、じっくりと腰を据えて取り組める気質の子が、実力をつける鍵になると思います。

★勉強にも共通する気質!

これはスポーツだけではありません。勉強にしても共通します。

例えば、テストがあったとします。勿論、100点(満点)では無い限り、どこかしら間違えているとか、うっかりミスということで満点は取れなかったということです。

勿論、50点を取った子よりも90点を取った子の方が、その時点では理解度は高いわけなんですが、その50点の子は間違えた箇所を見直し、そこでしっかりと理解して次に進んだとします。

逆に90点の子は、間違えた10点を見直すこと無く、そのままほったらかしにしたとしたら、次にその問題が出た時は、

50点だった子は解けて、90点の子は解けないということになったなら、先(大学受験)を考えれば50点の子の方が、将来的には高得点を挙げる可能性が高いということです。

つまり、その時に喰らいつく性格の子の方が、先では伸びる可能性があるということなんです。

寓話に“兎と亀のお話し“がありますが、先々進んでいくことよりも、じっくりと力を着けていくことが大切な気がします!

まとめ

★喰らいつく気質は才能!?

誰でも最初から上手く出来ることなどありません。その出来ないことを、そこで出来るまで食らいつく性格は才能であり、最終的には結果を出すことに直結する。

★目移りできる時代だからこそ、喰らいつく子には可能性がある!

様々な選択肢がある現代こそ、じっくりと一つに腰を据えて行える気質は貴重。目移りしない性質は長い目でみると実力をつける秘訣となる。

★テストの点数よりも、それをどう生かすか!?

テストで間違うことは誰にでもある。重要なのはそこでしっかりと見直し、同じ間違えを繰り返さないことが重要。それを小学生の頃から繰り返していけば、将来的にはそんな気質の子が上に行く可能性が高い。

ご拝読ありがとうございました🙇

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カナトシ式の特徴である“ゆっくり“と“緊張を保つ“とは!?

Q: カナトシ式楽筋トレを書店で見つけ購入させていただきました。その中でカナトシ式の特徴で“ゆっくり動く“と“緊張を保つ”とありましたが、具体的にはどういうことなのでしょうか?教えてください。

A: まずは、ご購入いただきまして誠にありがとうございます🙇心より御礼申し上げます。了解いたしました。この2つのキーワードについてご説明させていただきます。

◉2つのキーワード!ゆっくり、緊張とは?!

この書籍は、今現在全く運動を行っていない方、運動に興味はあるがいずれやってみたいと思われている方、また運動をやっているのだが自己流で行われている方に対し、手軽に出来る運動処方をご紹介しているものです。

その中で、三つのキーワードを挙げさせていただきましたが、今回はご質問があった“ゆっくり動く““緊張を保つ”をご説明したいと思っております。

★ゆっくり動作する理由その一 筋肉に適切な負荷を与えるため!

これは、運動種目というのはこの中にも表記してあるように、5〜10回を3セットというように具体的に回数、セット数という目安が示されています。

しかしながら、多くの方はそれを守ろう、または囚われる余りに、その回数をこなすことばかりに考えが行きがちになってしまうのです💦

つまり(10回!)と思い込むと、それをクリアすることばかりが頭に過り、素早く動作をしたり、動作の途中で戻ってしまったりという、不完全状態になってしまう弊害が出てくるのです。

これでは、筋肉に適切な負荷が掛けることが出来なくなり、最大限の効果が見込まれにくくなります。

ですから、回数やセット数に過剰に囚われること無く、ゆっくりと出来る範囲で行うことにより、筋肉に刺激を与えることが出来るのです。(※5回しか出来なくても、1セットからでもOK!自分の出来る範囲で行なって下さい)

★ゆっくり動作する理由その二 筋肉、関節等を痛めないため!

先程同様、負荷を挙げることや回数をこなすことばかりを考えると、やってはいけない反動を使うことになる場合があります。

動作に無理な反動を使うと、筋肉や関節、靭帯等に無理な負荷が掛かり、せっかく運動を始めても痛めてしまったら元も子もありません!

刺激を与えたい筋肉をゆっくり伸ばし、ゆっくりと縮める。この感覚を常に頭の中で考えながら動作を行うことを心掛けてください。

★筋肉の緊張を保つ理由その一 運動動作で多くの方が勘違いされているミスを防ぐ!

例えば、スクワットという動作を例にとって見ましょう。簡単にいうと膝の曲げ伸ばし動作ですが、多くの方がどちらか一方を速く行い、または両方速い場合がほとんどです。(※勿論、素早く動作を行うトレーニングもあります)

 キツイけん、はようやっちっろ!笑

この理由は楽に動作をこなせるからです!

でも、トレーニングは筋肉に適切な刺激を与えることが強化、発達させるポイントなのですから、決して楽に動作することが求められているのではありません。

カナトシ式では、しゃがむのも立ち上がるのもゆっくり動作を行って、多少はキツイですが安全に負荷を掛けることを心掛けることがポイントということなんです!

★筋肉の緊張を保つ理由その二 脳に筋肉が必要という指令を与える!

これは、反復動作を筋肉の緊張を解かずに、ゆっくり反復させると筋中に乳酸が発生してきます。

スクワット動作を続けていると、太ももなどが張る感覚や、なんとも言えない痛みを段々と感じることがあると思いますが、それが乳酸という代謝物質が発生した反応なんです。

この乳酸が生成されると、脳に筋肉を使ったという指令が伝わり、軽い負荷でもあたかも重いものを使ったというように、脳を錯覚させる効能があるのです。

つまり、ゆっくりと動作することにより各部を痛めることなく、なおかつ脳に重い負荷を与えたような指令が伝わるのですから、高齢者様などにも有効な刺激を安全に与えるわけなんです。

まとめ

★ゆっくり行うことで、筋肉に適切な刺激を与える!

回数やセット数に拘り過ぎると、素早く動作を行いがちになりやすい。それらはあくまでも目安であって、クリア出来なくても途中で止めても問題は無い。出来る範囲で行うこと!

★ゆっくり動作を行うと痛めにくい!

動作に反動を取り入れると、一瞬に大きな負荷が掛かる場合がある。つまり、強化させるために行うのに、痛めることになるとそれこそ本末転倒になるのでこれは避けなければならない。

★素早く動作する方が楽にこなせるが、緊張を解かないことが鍵となる!

多くの場合、動作の一方で速くなったり、動作全般で速くなる場合が見受けられる。その理由はその方が動作を楽にこなせること。トレーニングは楽にこなすのでは無く、しっかりと刺激を与えることを主眼に置くこと。

★筋肉の緊張を解かないと乳酸が発生し、脳に筋肉に負荷が掛かる認識を与える!

乳酸を発生させると、脳があたかも強い負荷が掛かったと認識する。つまり、若いアスリートのように強烈な負荷を掛けることなく、高齢者様にも筋肉と脳に適切な有益な刺激を与えることが出来る。

ご拝読ありがとうございました🙇

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競技選手のピークっていつ頃なんでしょうか?

いよいよ10月5日に、講談社様から会長(金澤利翼)待望の書籍が発売されます!

是非、ご購読くださいます様、よろしくお願い申し上げます🙇今日のテーマ 競技寿命を伸ばす秘訣があるかも知れませんね!

Q:ご質問がございます。スポーツ競技選手の一番力が発揮できる年齢っていつ頃なんでしょうか? 是非、ご教示ください。

A: お問い合わせありがとうございます。まずは競技種目によってピークの年齢は違うと思います。瞬発系の競技は早めの傾向にありますが、持久系の選手はそれより遅くなる傾向にあります。今回は瞬発系の競技に絞ってお答えしたいと思います。



★男性の場合、基本的には25歳〜30歳前後がピークとなる!

個人差は当然あると思いますが、筋力レベルからお話しすると、この20代半ばから30代前半辺りだと思われます。

よく脂の乗り切ったとも表現されますが、このくらいの年齢で多くの競技選手は、一番ピークを迎えるのではないでしょうか!

米メジャーリーグで活躍している大谷選手の年齢が今29歳。今年はWBCから始まり、怪我で離脱する間の活躍は素晴らしいの一言でした。

大谷選手の打者としての直近3年間の成績で、本塁打だけを列挙すると27歳46本、28歳34本、29歳44本(今現在アメリカンリーグ本塁打数1位)3年間で124本と、ピークと言っていいほどの数字です(これは二刀流での成績なのですから💦打者だけに専念したらもっとでしょうから😵😵・・本当に脅威的です)

つまり、この年齢期間にどのくらい高めることが出来るかが、生涯成績を左右すると言っても過言ではありません。

★女性様の場合、ピークは20代前半まで!?

逆に女性の場合は、このピーク年齢が早まる傾向になります。この理由としては身体、体力などの測定値(基礎代謝量、50m走、垂直跳び等)を比べてみると、

瞬発系では、男子が平均17歳がピークであるのに対し、女子は14歳でピークになる傾向にあり、そこに約3年女性の方がピークが早く現れることが分かっているのです。

それらから考えられることは、男性が20代半ばから30歳前後が筋力レベルのピークとすれば、女性は20代前半から20代後半に訪れることになってしまうのです。

しかしながら、持久系の能力は落ちにくい傾向にあるため、そんな種目のピークはそれよりも遅れることは充分に考えられるのです。



★晩年からでも花は咲くことは充分にある!?

では、男女ともピークと言われる年齢を過ぎてしまった場合、伸びる可能性は無いのでしょうか!?

実はそんなことはありません。競技を始める年齢が早い場合にはピークが早めに来てしまう場合もあるでしょうが、

晩年から始めた場合、年齢は重ねていますが、スポーツでの身体への刺激はフレッシュなものになります。

つまり、まだ鍛えていなかった機能には伸びしろがある可能性があるのです!

逆に言うと、長年刺激を与えて体が慣れてしまった場合には、伸びは緩やかになってしまいますが、年齢を重ねていても新しい刺激に機能が反応することはあり得ると思われます。(勿論、若い頃と晩年では伸びには違いはありますが)

つまり、確かに伸びる速度に違いはあるでしょうが、少しづつでも努力することにより、ピークが理論上より遅れて表れることは可能だと感じます。

これから言えることは、確かに理論上のピークは存在しますが、心の持ち様次第でピークが遅れて晩年から成績が出ることはよくあることなのです!

まとめ

★男性のピークは20代半ば〜30代前半!

男性スポーツ選手の場合、これくらいの年代が筋力的に言うとピークを迎える。この時を逆算し、計画的に技術、体力の向上を目指せば生涯成績を飛躍的に伸ばせることも視野に入れる。

★女性のピークは男性に比べ早く訪れる!

基礎代謝量などのピークも、男性との年齢差は3歳前後女性の方が早い。つまり、筋力などの数値も20代前半〜後半までがピークになると考えられている。

★遅いと言って諦めるのはもったいない!

身体は刺激を与えると発達する。つまり、その競技を始めるのが遅かっただけで、刺激がフレッシュだと伸びしろは充分に考えられる。気持ちが後向きにならなければ、向上する可能性は充分にあり得ると思います!

ご拝読ありがとうございました。

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子供が勉強をしない・・こんな時はどうすればよいのか!?

Q: ご質問があります。小4の長男が全く勉強をしません。うるさく言って、何とか宿題とかはやらせるようにしているのですが、夏休みの宿題でまたバトルしそうです。こんな場合、子供にどのような対応をするべきなのでしょうか? ご教示願います。

A: ご質問ありがとうございます。まず、親御様のお気持ちはすごく理解できますが、やる気が湧かないことを強要されることは、ご本人も親御様にとっても辛いことです。こんな場合には、勉強をやる意味をご本人様に伝えることをしてみたらいかがでしょうか?



★何事にも好き、嫌いは必ずある!

これは、誰にでもご経験があると思いますが、興味があることと、全く無いことは必ずありますよね!?

例えば、野球には興味があってもサッカーには湧かないとか・・、あの方は好きだけど、あの方は苦手だとか、これは大人だろうが、子供であろうが必ずあります。

 (わけがわからんよね・・・)笑

つまり、長男様が今は勉強に心が向かない訳ですから、これは一つ認めてあげる必要があるということです。

でも、これでほったらかしにするのではありません!

まだ、人生経験が無い子供には、当然世の中の仕組みなどは分からないのですから、最低限、親として助言は言うべきだと思います。

★将来の道が定まっている場合と、定まって無い場合!?

これは、子供ながらに(プロスポーツ選手になる!、医者になる!)とはっきりと自分の進むべく道が明確に定まっている場合には、(それになるためにはどうすればいいのか!)というのを本人も自覚し、それに向けて努力していく姿が理想です。

ですが、将来の道が小学生の時に(憧れとか夢とかで考えることはあるが)明確に定まっている子供はごく少数派です・・

つまり、将来自分が進む道なんて、決まって無いの子供の方が大多数というわけです。



★勉強をする意味を親御様が子供に明確に伝えること!

子供は親御様から「勉強をしなさい!」と言われたら、その言葉が一方的で、なおかつ強制感がある強いニュアンスなら、本能的に反発し(やりたくない)とか(勉強をして何になる)って感情を持つはずなんです。

「なんで勉強せんのよ!」(しとうないけえよ)笑

この一つの理由に、勉強をしたらこうなる!っていう具体的な意味が理解出来ないからです。

子供らは勉強は出来た方がいいけれど、出来たら何が具体的にいいのか!っていうことが、分からない場合が多いと思うんです。

それを具体的に説明するのが、親御様の使命と思っています!

★知らなければ、のちのち後悔するかも!?

例えば、プロスポーツ選手を目指す場合、日々練習や努力を継続する必要があります。

但し、それに100%なれる保証はありませんし、例え、なれたとしても現実には思っているよう成績が出せるとも限りません・・

ですが、ご本人様がそれ一本に絞って懸命に努力をしたなら、その現実を受け入れ、選んだ道に納得することは出来るはずです。

只、先程言ったように(これになる!)って、明確な道を定めている子供様が少数であるなら、

親御様は「勉強をしていれば、将来、自分がなりたい!って思う職業が決まった時に、幅広く選択出来るようになる」っていう事実だけは伝えるべきだと思っています!

つまり、より多くの職業の選択肢が増える利点と、資格が無いとなれない職業もあるってことだけは、伝えることは必要なんではないでしょうか!

もし、それを知っていて勉強をしなかった場合と、後になって(そんなことは知らなかった・・)と勉強しなかったことを子供に悔やませるのは、親として悔いが残ると思うんです。

これらを子供にしっかりと説明し、後は子供がどう思うのか、どう行動するのかを親は付かず離れるで見守るしかありません。

子供は、しっかりしているようでも、まだ世の中の仕組みなどはまだ学んではいません。

それを早い時期から、親御様は話しをし、ご本人の良い方向に導くサポートに徹することは大切だと感じます。

ご参考になれば幸いでごさいます!

ご拝読ありがとうございました🙇

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筋トレ中に声を発するのは効果があるのか?



Q: ご質問します。筋トレで重い負荷を挙上する際に声を出す方がおられますが、それは何か意味(効果)があるのでしょうか?教えてください。

  「ヤッホー、」?・・・笑

A:ご質問ありがとうございます。確かにそのような場面を目にすることはありますね。分かりました。これについてご説明いたします!

★シャウト(叫ぶ、大声を出す)とは何!?

この名の通り、声を出すのですが叫んだり、大声を発するのですから、普通の出し方では無いことが分かります。

これらを、筋トレの挙上中の最大筋力が発揮されている時に行うと、一般的に言われているのが、数値でいうと5%前後は挙上力がアップするとのことです!

つまり、重量挙げやテニスのショット時にシャウトをする選手がいるのも、こんな効果を狙っているのかも知れません。

   (ウォー!)笑

★シャウトのメカニズム!?

人の脳には、生理的限界と心理的限界というものが存在します。

生理的限界というのは、その方の持っている限界値という表現になり、それ以上力を入れると身体を痛めるとか、損傷してしまう危険性があるレベルです。

 (気張りすぎて痛めたやんけ😢)

しかしながら、この生理的限界は余程のことが無い限り、ここまでの力を発揮することは無いのが普通です。

逆に心理的限界というのは、(これ以上は出せない!)という思考が生じる限界値で、これは生理的限界の70〜80%程度で、これに達すると言われています。

つまり、シャウトを取り入れると、心理的限界値が生理的限界値に近づくような働きになり、最大筋力が伸びることに繋がるわけなんです!

よく、火事場で重いタンスが持ち上がったとか、興奮して今まで挙がったことが無かったものが、いきなり挙がるのも、そのような効果があったことに繋がるのです。

(火事や、大変や!荷物持って逃げんと)



★すべての方がシャウトが有効にはならない!?

ところが、声を出せばすべての方が強い筋力を発揮できるのか?というと、そうではありません・・

中には、それをする方が、かえって筋力が発揮出来ない場合の方も存在するのです・・

つまり、シャウトの効果には個人差があるということです。ですから、一度試してみて自分に効果があるか、無いのかを試す必要はあると思います。

これは、その方の性格や資質にも関係があると思います。声を出すことに抵抗を感じる方や恥ずかしいと思う方は効果は限定的です。

★シャウトは時と場所を考えること!

例えば、重量挙げの選手が試合で記録を狙う時にシャウトを行うのと、公共のジムで普段のトレーニングで行うのは意味が違います。

試合でここ一発ならば、回りの方も理解を得られ、あまり迷惑にはなりませんが、沢山の方がトレーニングされているジムで、常にシャウトをするのはマナー的に言うと褒められる行為ではありません。

(よう喋るな、この◯◯はん)笑

大きな音や声というのは、意外と回りの方々には気になるもので、幾ら挙上重量を挙げるため、または筋肉を追い込むためとは言え、関係の無い方にとっては騒音にしか聞こえません。

(人に迷惑を掛けないのは大切なことです)

そんな、公共の施設では、回りの方に気を使いながらトレーニングを行う気遣いは忘れてはならないと思います。

まとめ

★シャウトとは叫ぶ、大声を出すこと!

シャウトを行うと、最大筋力発揮下では5%前後の筋力が発揮されると言われている。ですので、そんな条件下でスポーツ選手が取り入れていることもある。

★心理的限界を生理的限界に近づける!

シャウトを行うことで、自分が(もう無理)と思う、心理的限界点が生理的限界点に近づくことになる。つまり、火事場の馬鹿力に代表されるような隠れた筋力を発揮させることにより、記録アップを狙うこともある。

★シャウトはすべての方に有効では無い!

何事にも当てはまりますが、すべての方にシャウト効果があるとは言えない。その選手の性格や資質によっても、効果は変わってくるということを知るべし。

★他の方が使用される公共の場ではマナーを守る!

時と場合を常に考えること。自己中心の行動を取るのでは無く、回りの方への配慮、気配りがその方の評価になる。大きな音、声は関係の無い方にとっては、迷惑な行為だと思うことは必要。

ご拝読ありがとうございました🙇

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満腹でも、食後に甘いものを食べたくなってしまうのですが、これって食いしん坊だからなんですか?

Q: ご質問します。私は夕食後などに満腹感があるのにも関わらず、甘いデザートなどに目がありません・・これって私が食いしん坊だからですか? 他の方はどうなんですかね?

(腹一杯だけど、食べたい、食べたい・・)笑

A:ご質問ありがとうございます。そのお気持ちは良くご理解できます笑。分かりました!これは結構多くの方にご経験があると思いますので、ご説明差し上げたいと思います。

★食べ物を食べると、脳が満腹を感知する!

よく、食べ過ぎるとお腹が膨らみ、ついベルトを緩めたご経験は誰にでもあると思います。

 (よう食った、よう食った😆)笑

このような状態になると、胃の中に沢山食べ物が入ってきて、これ以上食べられない・・って思った時に摂食が止まると考えがちですが、胃の中は全く関係ありません

実は食べたいとか、もう止めとこうとか、指令を出すのはすべて脳になるのです。

(実は脳が感知しているんですよ!)

脳には視床下部(ししょうかぶ)と呼ばれる部位が存在し、自律神経、内分泌の調整等を行う器官で食欲などの中枢として機能しています。

つまり、食欲などを主る中枢のことを“摂食中枢“と呼び、この働きが活発になると食欲が湧いてきますし、お腹も空いてきます。

(ほんまに脳は様々な機能をしてるんやね)

また、逆に食べるのを中止させるように作用するものを“満腹中枢“と言い、食べ続けていると徐々に摂食中枢が弱まり、満腹中枢が活発化して摂食が止まるわけなんです。

これを逆に考えると、例え胃の中が空っぽだとしても、脳が満腹と感じれば摂食が止まり、胃の中が満杯だとしても、脳がそれを感知しなければ幾らでも食べられるということです。

★感覚特異性満腹感とは!

この言葉を聞いても、よく分からないと思いますのでこれをご説明いたします!

よく、甘いものやデサートは別腹!?って聞いたことがあると思います。

(そろそろ甘い誘惑に駆られる時期に💦)

これは、この感覚特異性満腹感というのが関係しているんです!

これは、人はある特定の味覚を食べ続けると、次第にその味覚に対し、本当は満腹になっていなくても、言葉を変えれば飽きて来てしまうのです・・

だとすれば、その食べ物は(もういい💦)けど、他の違う味覚なら食べたいと感じるということになる可能性があるのです。

(はて?どれにしようか?どれに・・)

ですから、例えお腹が一杯だとしても、甘いものやデザートなど、全く違う味覚などだと脳が受け付けるわけなんです!

勿論、ケーキバイキングなどのように同じ甘い味覚のものは、やはり大量には受け付けないはずですが、他の味覚のものなら大丈夫となるわけです!

ですから、ご質問者様のように食事を終えた後でも、ついつい甘いものを食べた時の感覚、デザートを目で見た時に生まれる視覚や、

過去の味覚や食感などが自然にイメージされることで、胃の中が満杯だとしても食べたいという欲求が出てくるわけなんです。

ですから、ただ単に食いしん坊という理由だけでは無いということなんですね!

まとめ

★食べ物を食べると、胃では無く脳が感知する!

食べるとお腹が膨らむことで、腹が一杯となるのでは無く、すべては脳の視床下部において中枢に作用し、摂食、満腹を感知し、食欲増進、摂食を止める機能を司る。

★感覚特異性満腹感により、別腹ということが可能になる!

同じ味覚のものばかりを食べ続けていると、次第に摂食意欲が軽減してくる。しかし、他の味覚が違う食べ物には、過去の味覚、視覚、食感などで摂食意欲が現れてくる。つまり、別腹というようにデザート等がすんなり食せるのはこんな理由がある。

ご拝読ありがとうございました🙇

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筋肉が隆起し、彫刻のような身体になるにはどうすればいいのでしょうか?

Q: ご質問です。筋肉隆々で、脂肪が身体が削られたような体をしている方は、どのような考えや取り組み方をしているのでしょうか?教えてもらいたいです!


  (キレてる、キレてる!)笑

A:お問い合わせありがとうございます。筋肉が大きく、脂肪が少ない身体をしている、つまり、ボディビルダーのような体の取り組み方ですね!分かりました。ご説明したいと思います。

★年中、その身体をキープしているわけでは無い!?

実は、そんな彫刻のように削られた身体を、年中キープしている選手はごく一部で、多くの選手の皆様は、目指す大会の期間(数ヶ月)に、そのような身体に仕上げるのが一般的です。

  (仕上がった期間は数ヶ月・・)

つまり、一年中、筋肉がはっきりと浮き出ているような身体は、ごく一部の方を除いてはいらっしゃらないと言うことです。(年中、キレてる方もおられるが💦)

これは、その年の大会が終了しましたら、次年度の大会に向けて、

オフの期間は、しっかりと食べ物(栄養素)を摂取しながら、筋肉量を増やすことを主眼に置いてトレーニングを行うのです!

(こんなんばっか食べよったら脂肪が・・)

勿論、筋肉量を増やす目的ですから、どの種目を行うにしても、扱う重量やレジスタンスを徐々に増やすことにより、その目的を可能にしていきます。

ここで、しっかりと食べながらと言いましたが、これを実践すると体重も徐々に増加していきますが、残念ながら脂肪も全く付かないということはあり得ません・・

そこで、いかに筋肉が成長していくのを確認しながら増量していくかが重要で、そのためにはトレーニングノート(記録帳)を付けながら、日々進めていくのがお薦めです。

 こんな状況下でもメモ取っとるけんね!

この作業を、トレーニング時に毎回やっているトレーニーは少ないと感じています。

勿論、競技に出ない方はそこまでしなくても良いかも知れませんが、大会に出て勝とうと思っている方は、常に今行っているトレーニングが効果的なのかを、実感しながら行うべきです。

これにより、筋力の向上を数値で判断出来ることになりますし、また筋肉量や体脂肪率を体組成計などを用いて、定期的に管理しましょう!

(データだらけになってもうた・・)笑

どんな種目でも、前回よりは今回、今回よりも次回と少しづつでも記録が伸びると、励みにもなりますし、モチベーションも上がりますので、ぜひ取り入れてください。

★逞しくした筋肉を減少させないように、体脂肪を落とす!

次に、体脂肪を削り落としたような身体を作るには、食事の改善が求められます。

勿論、運動量にて落とせれば、それに越したことはありませんが、かなりの運動時間が必要となり、労力から考えると食事内容を変化させる方が効率的です。

食事制限は、いっぺんにすべてを減らすのでは無く、手順に沿って進めていきます。

まず、オフの間に不必要な食事(栄養素が偏ったジャンクフード等)を食べていた方は、最初にそれらをカットします。

(やめられまへんな、こんな美味いもんは)笑

これらには、お菓子は勿論のこと、ラーメンやハンバーガー等、普段食事として食されているものも含まれます。(高カロリーで、栄養素が偏っている食品)

まず、それらをカットして行き、体の見た目や数値等を見ながら、下げ止まりになった時に次の手順を取り入れます!

次は脂質です。揚げる、炒めるの調理方法を茹でる、焼く、蒸すに変えていく。また、脂質が含まれていない食材などに変えていきます。

そして、次は糖質というように下げ止まりになった時に、必ず次の変化(刺激)を与えることで、スムーズに減量を進めていくのです!

ある程度まで進めると、身体の見栄えが変わってくるのを鏡で確認しつつ、自分が納得するコンディションに近づけると筋肉が浮き出、皮下脂肪が薄い身体になって来るという訳なんです。

ですから、ご質問のような身体を作るのなら、まずは全体的な筋肉量の獲得を目指し、多少の脂肪の乗った状態にしつつ、

そして食事の改善と運動(強度、量)とで、脂肪を削ぎ落とす作業を行うと、ご希望に近づく体に仕上がるということなんです!

まとめ

★年中、引き締まった身体にはなっていない!?

極一部の選手を除き、オフの間は筋肉質を獲得を目指し、カロリー増の食事になるために体脂肪を削った身体をキープして無い。但し、筋力の向上を確認するためにも、ノート等の記録にて実践しているトレーニングの可否を確かめながら追行する。

★切れのある身体には、食事の改善と運動量が必須となる!

オフの間に増やした筋肉を落とさないように、食事の改善を図る。減量は一度にすべてを行うのでは無く、ジャンク→脂質→糖質という順を追って、下げ止まりになることを想定しながら進めていく。

筋肉を落とさず、体脂肪のみをしっかりと落とすと、隆起した筋肉とセパレーションがある締まった身体に仕上がることになる!

ご拝読ありがとうございました🙇

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若作りがアンチエイジングになり得る理由とは!?

お客様から「見た目の若さを保つために、髪の毛とか染めた方がいいのでしょうか?」というご質問をお受けしました笑

 (あ〜、白髪だらけになっとる😢)

そこで、今回は“若作り“にテーマを絞って解説してみたいと思います!

★若作りはアンチエイジングになる!?

例えば、誰でも毎日一回は、鏡で自分の顔とか全身を見ることがあると思います。

その時に、髪の毛が真っ白だったとしたら、どう感じますか・・?

勿論、それを気にする方と全く気にしない方に分かれるとは思うのですが・・

でも、普通は(歳をとったなぁ・・)って感じるはずなんです!

(疲れやすいし、白髪、しみ、しわが・・)

なぜなら、若い頃は誰でも髪は黒々としていましたし、黒髪は若さの象徴でもあるからです!

結論から言ってしまえば、外見が若く見えれば、老化をスローダウンさせる働きがあるんです!

★目から入る姿が老化していると、心や身体の機能も老化して来る!

例えば、先程の髪が黒々していたら、誰でも若い頃の自分を感じますよね!

  (まあ、私ってイケてる🤗)笑

ところが、鏡で自分の真っ白な髪を見ていると、脳が自然と衰えを感じ、心も老化し、なおかつ全身の機能も老化して来ると言われています。

  (私、歳をとったなぁ…😢)

これは免疫学的にも、心が若返れば免疫力も若返るということなんです!

つまり、外見の見た目が若く感じさせることが、アンチエイジングに直結するということです!

管理人が、これまで沢山のシニアの方を見て来て感じていることは、シニアになってもこまめに髪の毛を染めたり、

しみやしわを改善するために、美容医療などにも興味がある方の方が、行動が機敏で、態度や身体から出るエネルギーも断然若いのを実感していました。

(若さを保つために、オシャレでいます!)

逆に、外見をあまり気にせず、若作りの手間暇を全く掛けてないシニアの方は、年齢よりもかなり老け込んで見えますし、普段の立ち姿を見ても弱々しく感じます・・

それは、そうだと思います。

毎日、真っ白な髪を見ていたら、誰でも脳がお爺さん、お婆さんを連想してしまいますよね・・

(おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に)

それに連なるように、心も身体機能も老化していくということなんです。

★鏡の重要性とは!?

鏡に映る姿一つで、老化に影響を与えるとご説明してきましたが、実は鏡には他にも影響を与えるのです。

例えば、ジムに行くと壁には鏡が張り巡らせられていますよね!

これは、自分の姿やトレーニングフォームをチェックすることもあるんですが、鏡に映る鍛えたい筋肉を意識させることにも繋がるんです。

よく、女性のトレーニーの方で初心者様の場合、背中の筋肉を意識出来ない方が7割くらいの割合でいらっしゃいます。

これは、普段から意識して使って無いのも理由としてあるんですが、他の部位は眼で直接見ることが出来ますが、背中は見ることが出来ません。

また、鏡でも中々見ることが出来ませんよね・・

つまり、これだけ眼から入る情報というのは、身体にも筋肉にも脳に伝わる神経系にも影響を与えるのです

ですから、普段から外見を若作りすることは老化をスローダウンさせることにも繋がりますし、

外出する時には着るものに気をつける!綺麗にお化粧をする!顔や髪の毛をこまなくチェックする!等、これらに気を使うことも老化を遅らせる方法になると思います!

(俺ってダンディ坂野ってか!ゲッツ!)笑

まとめ

★若作りはアンチエイジングになる!

外見を若く保つことは、目から入る刺激から老化防止の役割となる。髪の毛を染めたりすることで、若さを保てる秘訣になるのなら、頭皮に異常が表れる体質以外の方は一考されては!?

★目に写る自分の姿で、老化防止や免疫機能にも影響する!

毎日、若さを保っている姿を見ることで、心も若返り、身体の機能や免疫機能にも良い影響を与える。オシャレを面倒くさいと感じず、若さを保つ秘訣として捉えよう。

★鏡を上手く活用して、若さを保とう!

目から入る刺激はバカにはならない。衰えた姿を見ると自然に衰え、若々しい姿を見ると自然と若返ることを常に頭にいれておく。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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実力があると言われるけど、勝てないのはなぜですか?

Q: 柔道をやっています。周りの方から「力はあるのに、後一歩足らない」とか言われます。確かに惜しい所まで行っても優勝することが出来ません。なぜ勝てないのでしょうか?

A:お問い合わせありがとうございます。そうですね。中々お答えは一つに絞れることでは無いですが、今まで若い選手を見て来て、感じていることをお話ししてみたいと思います。

★上手い選手と強い選手は違う!?

何の競技でも、常に上位に入る選手は実力(力とも言う※筋力の力とは違う)があるのですから、普段の力が発揮することができれば、普通に上位に入って来れます。

しかし、強い選手はその中で“勝ち切る“ことが出来る選手です!

 (普通にやれば、俺は勝てるけんね💪)

何回出ても勝てない・・、何回かに一回は勝つ!っていう差が出てくるのが、この違いになるわけです。

では、なぜ?勝てる、勝てないの差が出てくるのでしょうか?

①普段の力が、いざとなったら出し切れない!

   (出が悪いな・・)笑

上位に入る力はあるのですから、勝つにはもう一歩だと思いますが、それは普段の実力が発揮出来る前提です。

つまり、試合になると身体が硬くなってしまったり、気持ちも追い込まれるような思考(ネガティブ思考)になってしまう選手は、本来の実力の何%しか発揮出来なくなるのですから勝つことは難しくなってしまいます・・

    (負ける気がする・・)

逆に言うと、勝つ選手は自分に自信があるため、普通にやれば負けない!っていう余裕や、それこそ攻める思考(プラス思考)になれることが出来るため、

いざ勝負になったら、精神的な優位の差が勝敗を分けることになるのかも知れません。

勿論、勝負事ですから、常に調子の良い時期ばかりでは無く、幾らプラス思考でも多少調子が上がらない時もありますが、決してやる前から負けることは考えず、ベストを尽くして勝とうとする気持ちが強い選手の特徴です!

つまり、怖さに勝って攻める気持ちがなければ人を制することは出来ません

②勝っている成功体験が、競り合った時に差となる!

勝てない選手は、惜しい所まて行くけど勝ち切れないパターンが続きます。けど、勝っている選手は過去の成功体験があるため、心の奥底に(俺は勝つ!)という自信めいた思考があるものです。

 (私は無敵!負けるはずが無い!)

つまり、その壁を破れば気持ちの上で優位に立てる何かが備わるのだと思います。

だから、何がなんでもそれを突破する(勝つ)覚悟がいるのです!

③壁を破るには、自分を超える練習に取り組む姿勢が必要!

管理人が思うには、練習は殆どの競技に携わっている選手が行っていますが、強くなる選手ってストイックさが頭抜けています。

(一度決めたら嵐でも何でもやるけんね!)

つまり、練習に入ったら目つき、顔つきが変わるくらい、強い選手は取り組む姿になるということです!

だから、指導者は練習態度を見ただけで、その選手の成績が予想出来ます!これはその選手が(勝ちたい!)(負けたくない!)(優勝する!)っていう本気の想いが態度に現れるのだと思います。

最後は、最初に言った通りに自信やプラス思考の選手が勝つ可能性が高まるので、それを心の底から思えるようになるのが本気の練習です!

練習は厳しく、試合は天に運を任せながら、積極的に攻めることが出来る選手が強い選手になれる資質なのでは無いでしょうか!

まとめ

★上手い選手は上位に行くが、強い選手で無いと勝てない!

勿論、両者ともに力はある。しかしながら勝つには普段通りの実力が発揮出来る精神力が求められる。プラス思考であり、なおかつ負けを恐れない攻める気持ちを持つ必要がある。

★自分の殻を破った成功体験が生きる!

自分との葛藤に打ち勝ち、勝利を手にした選手はその勝ち方が身につく。それも何回も複数回勝った者ほど、自信というコーティングが上塗りされ、強固なものになっていく。

★練習で泣き、試合で笑う!

気持ちが入った練習を行ってこそ、いざとなった時の自信に繋がる。(これだけやったんだから負けるはずが無い!)って、心の底から思えるよう質、量共に充実した練習を望む!

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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