36歳、米国のブライアン・ハーマン選手のメジャー初制覇で幕を閉じた全英オープンゴルフ。
このブライアン・ハーマン選手は、初代広トレブログでも取り上げたことがあり、管理人も注目する選手だったんです。(米ツアーの成績表を見ると必ず探してしまう)
この理由は、プロフィールには身長170cmということですが、実際はそこまでは無く?日本人の中に入っても小柄な体格ながら、米ツアーで安定してランキングを維持することが出来ることは、日本人が米で戦うロールモデルになると思っていたからです。
当然、飛距離は米ツアーでもランク144位なので、飛ばない部類に間違いなく入りますが、フェアウェイキープ率8位と、飛距離は出ないが正確性が持ち味という日本人にも期待を持たせるデータだと思います。
では、なぜ?米ツアーで戦えるのか?
これはショートゲームの巧みさに理由があります!
サンドセーブ率(グリーン回りのバンカー(砂地)から2打以下で上がる割合)8位、パーキープ率(パーオン出来なかったホールをパー以下で上がる)は2位と、ショートゲームがずば抜けて上手いということなんです。
また、今大会でも3m以内のショートパットを外したのは1回・・💦
3バットは0回という、パットの名手であることが、今大会では遺憾なく発揮されているのです。(本当に凄すぎる😱)
つまり、体格に恵まれない日本人選手が、米ツアーで勝つにはこの戦いをするしかないということです。(管理人も海外を目指す若手プロには、これを口酸っぱく言ってきた)
但しです!
ショートゲームがずば抜けている選手は沢山います。
実はハーマン選手には、もう一つ最大の武器が存在するのです!
それがメンタルの強さです!
この伏線には、彼が8歳の頃、父親の狩猟に連れていかれ、鹿の皮の剥ぎ方まで教わったと記述してありました。
狩猟は、生きている動物から命を奪い、その尊い命を我々が生きていくために、感謝の心を持ち食するということです。(食べる前に手を合わせるのはその意味も含まれる)
また狩猟は、獲物の通り道などを探り、戦略を練り、獲物が現れるまでじっと待つ我慢も要求されます。
これはゴルフのプレーと一緒で、戦略通りにならない展開でも、チャンスが来るまでじっと我慢をすることに共通点があります。
また、この試合でハーマン選手がボギーを打った直後に、一観客から心無い言葉を掛けられた後に、その言葉に一層燃えたという談話も目にしました。
つまり、小さな身体をカバー出来るだけの負けん気と、なおかつじっと我慢し、耐えることが出来るメンタルは、この難関コースに十二分に発揮されたのでは無いでしょうか!
実際に、ハーマン選手は米ツアー2勝を挙げていますが、近々の優勝は2017年で今年に限って言えば、出場20戦中8回予選落ち・・
勿論、2位とかもあり、ランキングは上位をキープしていましたが、決して今大会の優勝候補には上げられていませんでした・・
ですが、題名にした“いつか必ずこういったことが起こるとずっと信じていた!“ということは、勝てない時期もじっと我慢をし、精進を怠らず、(いつか必ずビックタイトルを)を信じて、ついにその時が来たということだと思います。
身体に恵まれないプレーヤーでも、精度を磨き、卓越されたショートゲームを手に入れ、そしてこれが一番必要な要素である“強靭なメンタル“を持つことが出来たなら、世界のメジャーでも勝てることを実証したブライアン・ハーマン選手!
これからも、管理人が注目して行きたいプレーヤーです🤗(もう一つ強靭なメンタルあった!ワッグル約15回くらい出来るのは凄すぎる笑)
メジャー制覇!おめでとうございました❗️
ご拝読ありがとうございました🙇
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