お正月の風物詩と言っていいほど、国民が注目する”箱根駅伝“!
最終区で3分19秒差を逆転するドラマがあったわけですが、逆転を許したランナーを責めることは決して出来ません。多分、監督様も選手らも、控えの部員らも昨日、スタートする前は誰も優勝をする!ってことは本気では思っていなかったと思うんです。
しかし、往路優勝し、9区までは首位をキープして前出のタイム差があったから、この時点ではほとんどの関係者は優勝!って思っていたと思いますが、本来ならば目標は最低シード圏内、あわよくば3位以内(昨年9位)を目指していたのではないかと思います。
ですから、本来なら大健闘の順位なのに、最終区担当の実況アナウンサーの言葉「2位で悔しいチームになりました」そう、今年の箱根駅伝でチームは本気で優勝を狙えるチームになったということなんです!
2位で悔しいってことは、本気で優勝を狙っているものしか言えない想い!素晴らしい躍進だと思います!
この逆転を許したアンカー選手は3年生だし、頑張れば来年雪辱を果たせますし、チームも優勝を本気で狙うと思っております。
但し、私も19年度に3試合ほど2位で悔しいって思いを経験し、20年度にその雪辱を晴らす思いで練習をして参りましたが、昨年はことごとく試合は中止・・
悲しいことに先のことは分からない状況であることには変わりません・・(本来ならば一年我慢すれば雪辱できるチャンスは当然のように訪れていた※が、当たり前にできていたことが実は当たり前では無く、本当に有難いことだと感じられたことは貴重な経験)
ですから、やはり沢山の方々の努力を無駄にしないためにも、一人一人が終息に徹することが最善策であることには、変わりありません。
テレビで観る限り、控えの選手らも実際に走ったレギュラー陣も本当なら、現地で出迎えたい気持ちを”我慢“し、合宿所でテレビ観戦していた姿がある一方で、沿道には密になっている観客の姿も多々見受けられました・・
受験の時期ももうすぐです。学生の日々の努力を無駄にさせない、悲しい思いをさせないためにも我々は今一度の“我慢“が要求されている気がいたします。