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競技選手のピークっていつ頃なんでしょうか?

いよいよ10月5日に、講談社様から会長(金澤利翼)待望の書籍が発売されます!

是非、ご購読くださいます様、よろしくお願い申し上げます🙇今日のテーマ 競技寿命を伸ばす秘訣があるかも知れませんね!

Q:ご質問がございます。スポーツ競技選手の一番力が発揮できる年齢っていつ頃なんでしょうか? 是非、ご教示ください。

A: お問い合わせありがとうございます。まずは競技種目によってピークの年齢は違うと思います。瞬発系の競技は早めの傾向にありますが、持久系の選手はそれより遅くなる傾向にあります。今回は瞬発系の競技に絞ってお答えしたいと思います。



★男性の場合、基本的には25歳〜30歳前後がピークとなる!

個人差は当然あると思いますが、筋力レベルからお話しすると、この20代半ばから30代前半辺りだと思われます。

よく脂の乗り切ったとも表現されますが、このくらいの年齢で多くの競技選手は、一番ピークを迎えるのではないでしょうか!

米メジャーリーグで活躍している大谷選手の年齢が今29歳。今年はWBCから始まり、怪我で離脱する間の活躍は素晴らしいの一言でした。

大谷選手の打者としての直近3年間の成績で、本塁打だけを列挙すると27歳46本、28歳34本、29歳44本(今現在アメリカンリーグ本塁打数1位)3年間で124本と、ピークと言っていいほどの数字です(これは二刀流での成績なのですから💦打者だけに専念したらもっとでしょうから😵😵・・本当に脅威的です)

つまり、この年齢期間にどのくらい高めることが出来るかが、生涯成績を左右すると言っても過言ではありません。

★女性様の場合、ピークは20代前半まで!?

逆に女性の場合は、このピーク年齢が早まる傾向になります。この理由としては身体、体力などの測定値(基礎代謝量、50m走、垂直跳び等)を比べてみると、

瞬発系では、男子が平均17歳がピークであるのに対し、女子は14歳でピークになる傾向にあり、そこに約3年女性の方がピークが早く現れることが分かっているのです。

それらから考えられることは、男性が20代半ばから30歳前後が筋力レベルのピークとすれば、女性は20代前半から20代後半に訪れることになってしまうのです。

しかしながら、持久系の能力は落ちにくい傾向にあるため、そんな種目のピークはそれよりも遅れることは充分に考えられるのです。



★晩年からでも花は咲くことは充分にある!?

では、男女ともピークと言われる年齢を過ぎてしまった場合、伸びる可能性は無いのでしょうか!?

実はそんなことはありません。競技を始める年齢が早い場合にはピークが早めに来てしまう場合もあるでしょうが、

晩年から始めた場合、年齢は重ねていますが、スポーツでの身体への刺激はフレッシュなものになります。

つまり、まだ鍛えていなかった機能には伸びしろがある可能性があるのです!

逆に言うと、長年刺激を与えて体が慣れてしまった場合には、伸びは緩やかになってしまいますが、年齢を重ねていても新しい刺激に機能が反応することはあり得ると思われます。(勿論、若い頃と晩年では伸びには違いはありますが)

つまり、確かに伸びる速度に違いはあるでしょうが、少しづつでも努力することにより、ピークが理論上より遅れて表れることは可能だと感じます。

これから言えることは、確かに理論上のピークは存在しますが、心の持ち様次第でピークが遅れて晩年から成績が出ることはよくあることなのです!

まとめ

★男性のピークは20代半ば〜30代前半!

男性スポーツ選手の場合、これくらいの年代が筋力的に言うとピークを迎える。この時を逆算し、計画的に技術、体力の向上を目指せば生涯成績を飛躍的に伸ばせることも視野に入れる。

★女性のピークは男性に比べ早く訪れる!

基礎代謝量などのピークも、男性との年齢差は3歳前後女性の方が早い。つまり、筋力などの数値も20代前半〜後半までがピークになると考えられている。

★遅いと言って諦めるのはもったいない!

身体は刺激を与えると発達する。つまり、その競技を始めるのが遅かっただけで、刺激がフレッシュだと伸びしろは充分に考えられる。気持ちが後向きにならなければ、向上する可能性は充分にあり得ると思います!

ご拝読ありがとうございました。

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世界陸上、400m走32年ぶり日本記録更新!なぜ、こんなに時間が掛かったのか!?



 

ハンガリー・ブダペストにて、世界陸上が只今開催されています!

流石に世界の精鋭が出場しているだけあって、数々の記録が更新されていますが、その中でトラック競技男子400m走にて、佐藤拳太郎選手が44秒77をマーク!

これは実に、日本新記録を32年ぶりに更新する見事な走りだったんです!

この前日本記録保持者は、高野進氏(現東海大陸上競技部部長)で高野氏の記録は44秒78・・

この00.01を更新するのに、実に32年という長い年月が掛かったという訳なんです。

勿論、高野氏の記録が偉大だったことは間違いないんですが、この400m走を別の角度でご説明しますと、記録更新には“これ以上過酷な競技は無い“という理由を述べてみたいと思います。

★400m走は無酸素運動の限界を超える!

難しい説明をしますと、一般の方は分かりにくいと思いますので、なるべく分かりやすくご説明いたしましょう。

例えば、運動する時「今から5分間走ってください」と言われたら、普通に呼吸をしながら走り始めますよね!

でも「今から50mを全力で走ってください」と言われたら、ゆっくりと呼吸をしながら走りますか?

多分、そうでは無いはずです!

これは50m走なら酸素を供給としなくても、走り切れるからなんです!

ここでATP-CP系(アデノシン三リン酸)の話をすると??笑になるので、それは今回は省いて、

実は、酸素を必要としない無酸素運動の持続時間というのは、ニ段ロケットのようになっていて、一段目のロケットの持続時間は約7.7秒。

つまり、50m走などはこのエネルギーで賄えてしまいます。

でも、100m走は約10秒前後は掛かってしまうので、この一段ロケットでは少し足りませんよね!?

そこで第二ロケットの登場です。この二段ロケットは解糖(乳酸)系と言われるものです。この二段ロケットの運度持続時間は約33秒。

つまり、無酸素で運動出来る一段ロケットが7〜8秒、二段ロケットが33秒、トータルで40秒前後が無酸素運度の限界値になるわけです。

今回の400mの日本新記録が44秒77・・

つまり、無酸素運動の限界値を超えているわけなんです。



★乳酸が沢山出る競技ほど過酷なものは無い!

この二段ロケットは、先程も言ったように解糖(グリコーゲン)を分解する過程で大量の乳酸が発生します。

この乳酸というものが曲者で、これが大量に発生すると痛くて堪りません笑

例えば、その場で両手を頭の後ろに組み、しゃがみ込むスクワットをやってみてください。

しゃがむ目安は、腿が床と平行になる程度で、一往復に7秒くらい掛けるように、ゆっくりとしゃがむ動作を繰り返しますが、

7秒間で止めるパターンと40秒間連続で繰り返すパターンを比べてみてください。

間違いなく、40秒間の方が太腿が痛いし、パンパンになる感覚があるはずです。これが乳酸です!

管理人の乳酸(疲労物質)疲労回復グッズ❗️

トリガーポイント

これを毎晩、身体のケア対策として使っています。その日の疲労はその日の内に取り除くためには、この筋膜リリースは欠かせません!

一人で出来るセルフコンディショニング(肩こり、腰痛等にも)にお使いくださいませ🙇

お薦めいたします‼️

つまり、400m走を自分の競技種目に選んだ瞬間に、このような地獄?の練習を繰り返すんです。毎日、毎日・・笑

どうですか?

果たしてこのトラック種目の内で、一番過酷な種目を果たして選ぶのでしょうか?!

勿論、その種目に才覚があれば選ぶと思いますが、敢えて苦しい種目、無酸素運動の限界値を超える種目を選択するというのは、かなりの勇気と覚悟が必要ということなんです。

これも、32年間記録が破られなかった理由の一つになっているような気がいたします。

まとめ

★400m走は無酸素運動の限界値を超える!

無酸素運動の理論的な限界値は約40秒。それを超える400m走の過酷さ、苦しさは予想を遥かに超えるものである。

★乳酸との戦いになる競技を選ぶことは!?

勿論、その過酷さが好きな選手もいると思われますが、練習の時から苦しい思いをするのを嫌がる選手も存在する。つまり、その競技で自分が結果を出せる選手以外は、避ける傾向になることもあり得る。

ご拝読ありがとうございました🙇

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長時間の練習は、そろそろ一考すべき理由とは!?



 酷暑とは良く言ったもので、梅雨明け以来連日35℃を超える気温が続いています💦(40℃近い日もある)

管理人も先週に炎天下の中、試合があったのですが、プレーに集中しているとは言え、インターバル時に感じる、何とも言えない熱気というのが尋常ではありませんでした・・

この8月は、それこそ高校生などにとっては大きな大会(甲子園、インターハイ)等が開催されますが、

この夏休みという期間じゃないと、長期間開催するのはやむを得ないとは言え、そろそろ何かを変える時期に来ていると感じでいます。

★昭和の時代の長時間練習は見直す!

管理人が野球部だった中学時代は、夏の炎天下の中、水も飲まして貰えない練習を経験して参りました。

勿論、今はそんなこと(水分補給)は無いはずなんですが、聞いた話だと未だもってスポーツ強豪校でも、うさぎ跳びは普通に行われているみたいです・・

先程も言った通り、ここまで酷暑が近年の主流になっていくのなら、もう長時間に及ぶ練習を見直す時期にきているのではないかと思っています。

よく、同じ高校生でも身体が大人以上の体格の者も入れば、まだ未発達で痩せている部員も当然います。

その二人が、同じく長時間練習を行うと身体が消耗するのは未発達の子供様です・・

なぜなら、身体に余分なエネルギーが補給されていないのに、練習によるエネルギーを消費し過ぎると、残りのエネルギーが身体を作るのに回されませんし、免疫力等にも影響を与えます。

つまり、成長期に於ける長時間練習は、身体づくりにマイナスに働くわけなんです。



★長時間練習により、怪我のリスクも高まる!

練習が長時間に及ぶと、当然体の各部位に対し使い過ぎ(オーバーユース)の危険性が高まります。

車と一緒ですよね。メンテナンスもせずにガンガン走っていたら、エンジンもパーツも消耗してしまいます。

つまり、猛暑で体力の消耗が促進され、なおかつ長時間の無駄な練習で、疲労に伴う怪我の発生率も高まるということです。

★無駄な長時間練習に於ける集中力の欠如!

次に長時間練習のデメリットは、集中力の欠如によるアクシデントも起こりやすいということです!

誰でも「今から5時間!」と監督に言われる練習よりも「集中して2時間で終わるぞ」と言われる方が、気持ち的にも頑張れると思うんです。

確かに、今の指導者の多くは若い頃に猛練習を経験した方が多いと思います。

但し、幾ら練習しても最後はその子の集中力といかに真剣に取り組んでいるか!という本気度が成績を決めていくのです。

つまり、少ない練習でいかに結果を出すのか!

この猛暑に於ける現代で、いかに短い時間で成果を上げられるのか!が、今後の指導者に求められる資質だと思います!

管理人も常用‼️

猛暑時にお勧めの冷感スプレー!

ゴルフや屋外での活動中に欠かせないのが、この商品!衣服の上からスプレーするだけで、気分は南極🐧です笑

お盆の墓参りやレジャーに是非、ご使用してみてくださいませ🙇

まとめ

★昭和は昭和で終わり!今の時代に合った練習を!

今だ持って、無駄な身体訓練や長時間練習を強要する指導者が後を経たない。成長期は無駄なエネルギーを消費せず、身体の成長を第一に考える練習内容が求められる。

★長時間練習は怪我のリスクも高める!

使い過ぎによる怪我を防ぐためにも、無駄な時間を費やすことを避けること。体力は余力を残しながら、効率的に練習を進めることが肝要!

★集中力の観点からも、効果的に短時間で練習を終わること!

ダラダラと長時間練習をするよりも、予め短時間で集中して行うことを選手に周知する方が、長い目でみると結果が出やすい!

ご拝読ありがとうございました🙇

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鉄は熱いうち(最初が肝心)に打て!と言われる理由とは!?



 鉄は熱いうちに打て!ということを一度は聞いたことがあると思います!

この意は、何事も機会と判断したら(鉄も熱している時)早めに手を打て!ということを表しています。

つまり、まだ形が変えられる初期の時にこそ、しっかりとしたものを形成することが重要だとも言えると思います。

そこで、今回はスポーツでも、トレーニングでも、勉学でも、初期の練習やトレーニングが重要だと言うことをご説明したいと思います。 

★練習とはプログラミングである!?

なぜ?練習をするのか!とご質問されると様々な理由があると思います。自分に自信を持つために行うことも必要でしょうし、勝つためには技術、メンタル共にレベルアップをすることも当然求められると思います。

その中の一つに、プログラミングという作業が練習には存在するのです!

よく、我々は座ったり、立ったり、歩いたり、走ったりを何の気なしに、何も考えること無く自然に行っていますが

実はこれらも、脳の中にプログラムされているから考えなくても出来るのです!

 すべてインプットされとるけんね!

これは、子供の頃に一度でも出来たことは、ある年月が経ったとしても、何とか出来ると感じたことがあると思います。

例えば、一度自転車に乗れるようになったら、かなりのブランクがあっても乗れますし、逆上がりでも一度出来るとこれもまた出来るものですよね!

これは、一度プログラムが確立されると、自然と動きが確立できるようになるのですが、これをさらにレベルを上げてこなせるようになるためには、また、練習を繰り返すことが求められるのです。

つまり、練習を行うことで、そのプログラミング作業に上塗り、上塗り(今で言うアップデート)をしていくことにより、さらに正確に、精度を増しながら動作できるようになるのです!



★プログラミングは最初が肝心!

この脳が覚えるためのプログラムを構成させるには、正しいこと(動きやリズム、タイミング等)を覚えさせることが重要なのです。

何の芸事でもスポーツでも、この最初のプログラミングが、最終的な上達の鍵を握ることになります。

例えば、我流と言う言葉を聞いたことがあると思いますが、もし、我流だとしてもそれが幸運にも理に適ったことだったとすると、間違いなくその方は上達する可能性が高くなります。

ですが、もしあまり理に適って無かったとすると、プログラミング作業で繰り返し、繰り返しそれをら行うと、後々になってこの“癖“というのは厄介なことになってしまうのです・・

(悪い癖が大事なところで出てしまう💦)

ですから、最初に申したように“鉄は熱い内に打て!“というように、何事も最初のプログラミング作業が重要になるのは、こんな理由があるからなのです。

まとめ

★練習はプログラムのアップデートである!

我々は幼少の頃から、歩く、立つ、座るなど日常の生活に必要な動作を自然と修得して来た。これは、そんな動作が脳の中にプログラミングされて来たことにより、一度出来たことは時間を置いたとしても実践可能となる。

★プログラミングは最初がもの凄く重要である!

最初に適切な動きやリズム、タイミング等をプログラムされると、その後に大きな好影響を与える。逆に、初期に理に敵わない癖を身につけると、それを修正することは、もの凄い無駄な労力が必要となるので、何事でも最初(鉄は熱いうちに打て)が肝心ということになる。

ご拝読ありがとうございました🙇

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運動(トレーニング等)は錆び取りと一緒である!?



運動(スポーツ、トレーニング等)を生活の一部に取り入れている方と、全く取り入れて無い方に分れるのはごく普通のことです。

当然、得手不得手というのはあるわけで、興味がある、無いも関係があると思われます。

ですが、どちらの方にしても運動の効果?って、一体なんなんだろう?と、過去に一度でも思ったことはあると思います!?

そこで今回は、運動をすることによる効果の考え方というのを、少しでも例を上げて分かりやすくご説明したいと思っています。



★運動は錆び取りと考える!?

例えば、金属品でメッキ加工や塗装をしてない表面は、そこを全く使って無かったり、触っていないと次第に錆びていきますよね・・

  さびって、これ“わさび“やん・・

これは、金属の表面が酸素により酸化されていき、次第に錆が発生するわけですが、それを放置して於くと錆独特の色合いになり見た目も悪いですが、機械のパーツなどに使われている場合は動きが悪くなるか、あるいは止まってしまいます。

つまり、この錆を取り除くにはその部分を使うとか磨くとか、そんな処置をしなければなりません。

これは、人間にも同じことが言えます。

筋肉も全く動かさない状態を続けると、次第に動きが悪くなります。これは筋肉が刺激を受けないと萎縮して行き、金属と一緒で錆つくと言っても過言ではありません。

つまり、定期的に全身の筋肉を使う運動などを行うと、筋肉の錆び取りになり、筋肉が円滑に収縮、弛緩することにより、いつまでも動きが軽快に保てるということです。

これは、毎日で無くても大丈夫なのです!

定期的に動かせればいいわけです!

週に一回でも、二回でも。十日に一回でも全く動かさないよりは全然良いですし、それが結果的には錆落としになるのですから、筋肉の動きを何とか維持出来るわけなんです。

つまり、運動は筋肉を錆びつかせない一つの方法になるんです。

★活性酸素も身体を錆びさせる!

この活性酸素という言葉は一度は聞いたことがあると思います。これは酸素を呼吸により取り込むと、この中の数%が活性酸素を発生し、それが身体に様々な悪影響を与えると言われています。

がんや心疾患、生活習慣病などの原因の一因とも言われています。

これも身体が酸化により、錆びていくのと一緒です。つまり、筋肉も身体の様々な組織も錆取りを考えながら生活していく必要があるということです。

よくこの酸化を防ぐために、栄養素の中に抗酸化物質という言葉があります。

抗酸化とは活性酸素から酸化を防ぐことで、

代表的な栄養素はビタミンA、C、EのACEと呼ばれるもの。また、ポリフェノールやカロテノイドなども抗酸化の栄養素です。

管理人は緑黄色野菜やナッツ類を意識的に摂取するようにしていますが、毎朝、毎夜に摂取しているのが亜麻仁油(アマニ油)です。

この亜麻仁油にはリグナンというポリフェノールが含まれており、これには抗酸化作用もありますし、歳を取ると精神的にイライラしたり、せっかちになる傾向がありますが、そんな更年期性の障害も抑える働きもあるのです。

次にご紹介する亜麻仁油は、品質も良く、他の沢山製品も試した中、この商品が一番のお薦めです!

管理人はこれを毎日、ティースプーンに注ぎ朝、晩に摂取しています。ぜひ、一度お試しあれ!

また、他に気をつけていることは、煙草、お酒は一切摂りませんし、加工食品であるハム、ベーコン、ソーセージなどは酸化を促進させるだけで無く、他の要因でもかなりリスクがある食品なので、ほとんど食してません。

まとめ

★運動(トレーニング)は筋肉の錆び取りである!?

金属は酸素に接することで酸化され、表面は使わないと次第に錆が発生してくる。筋肉も一緒で定期的に刺激することで、動きが円滑になり、続けられる範囲で週に◯回、十日に一回でもいいので取り入れたい。

★活性酸素の働きを抗酸化物質により抑える!

活性酸素が全く発生させないことは難しい。つまり、各種抗酸化物質を摂取することにより、少しでも活性酸素による悪影響を抑えること。亜麻仁油のリグナンは、年齢を重ねると起こりうる様々な症状を抑える作用と、抗酸化作用の両方を兼ね備える。

ご拝読ありがとうございました🙇

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実力があると言われるけど、勝てないのはなぜですか?

Q: 柔道をやっています。周りの方から「力はあるのに、後一歩足らない」とか言われます。確かに惜しい所まで行っても優勝することが出来ません。なぜ勝てないのでしょうか?

A:お問い合わせありがとうございます。そうですね。中々お答えは一つに絞れることでは無いですが、今まで若い選手を見て来て、感じていることをお話ししてみたいと思います。

★上手い選手と強い選手は違う!?

何の競技でも、常に上位に入る選手は実力(力とも言う※筋力の力とは違う)があるのですから、普段の力が発揮することができれば、普通に上位に入って来れます。

しかし、強い選手はその中で“勝ち切る“ことが出来る選手です!

 (普通にやれば、俺は勝てるけんね💪)

何回出ても勝てない・・、何回かに一回は勝つ!っていう差が出てくるのが、この違いになるわけです。

では、なぜ?勝てる、勝てないの差が出てくるのでしょうか?

①普段の力が、いざとなったら出し切れない!

   (出が悪いな・・)笑

上位に入る力はあるのですから、勝つにはもう一歩だと思いますが、それは普段の実力が発揮出来る前提です。

つまり、試合になると身体が硬くなってしまったり、気持ちも追い込まれるような思考(ネガティブ思考)になってしまう選手は、本来の実力の何%しか発揮出来なくなるのですから勝つことは難しくなってしまいます・・

    (負ける気がする・・)

逆に言うと、勝つ選手は自分に自信があるため、普通にやれば負けない!っていう余裕や、それこそ攻める思考(プラス思考)になれることが出来るため、

いざ勝負になったら、精神的な優位の差が勝敗を分けることになるのかも知れません。

勿論、勝負事ですから、常に調子の良い時期ばかりでは無く、幾らプラス思考でも多少調子が上がらない時もありますが、決してやる前から負けることは考えず、ベストを尽くして勝とうとする気持ちが強い選手の特徴です!

つまり、怖さに勝って攻める気持ちがなければ人を制することは出来ません

②勝っている成功体験が、競り合った時に差となる!

勝てない選手は、惜しい所まて行くけど勝ち切れないパターンが続きます。けど、勝っている選手は過去の成功体験があるため、心の奥底に(俺は勝つ!)という自信めいた思考があるものです。

 (私は無敵!負けるはずが無い!)

つまり、その壁を破れば気持ちの上で優位に立てる何かが備わるのだと思います。

だから、何がなんでもそれを突破する(勝つ)覚悟がいるのです!

③壁を破るには、自分を超える練習に取り組む姿勢が必要!

管理人が思うには、練習は殆どの競技に携わっている選手が行っていますが、強くなる選手ってストイックさが頭抜けています。

(一度決めたら嵐でも何でもやるけんね!)

つまり、練習に入ったら目つき、顔つきが変わるくらい、強い選手は取り組む姿になるということです!

だから、指導者は練習態度を見ただけで、その選手の成績が予想出来ます!これはその選手が(勝ちたい!)(負けたくない!)(優勝する!)っていう本気の想いが態度に現れるのだと思います。

最後は、最初に言った通りに自信やプラス思考の選手が勝つ可能性が高まるので、それを心の底から思えるようになるのが本気の練習です!

練習は厳しく、試合は天に運を任せながら、積極的に攻めることが出来る選手が強い選手になれる資質なのでは無いでしょうか!

まとめ

★上手い選手は上位に行くが、強い選手で無いと勝てない!

勿論、両者ともに力はある。しかしながら勝つには普段通りの実力が発揮出来る精神力が求められる。プラス思考であり、なおかつ負けを恐れない攻める気持ちを持つ必要がある。

★自分の殻を破った成功体験が生きる!

自分との葛藤に打ち勝ち、勝利を手にした選手はその勝ち方が身につく。それも何回も複数回勝った者ほど、自信というコーティングが上塗りされ、強固なものになっていく。

★練習で泣き、試合で笑う!

気持ちが入った練習を行ってこそ、いざとなった時の自信に繋がる。(これだけやったんだから負けるはずが無い!)って、心の底から思えるよう質、量共に充実した練習を望む!

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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WBC優勝おめでとうございました㊗️🎊栗山監督のお陰様をご説明いたします🙇‍♀️

いやぁ、一次ラウンドと違い、さすがに準決勝以降は手に汗握る展開で、戦うチームのどちらが勝っても、不思議では無い試合内容ながら14年ぶりに日本が優勝を飾られました㊗️❗️

まずは、おめでとうございました🎊🎊

さて、特に準決勝のメキシコ戦は、劣勢の展開でこれは・・(まずい)と思わせる流れでしたが、

4番、吉田選手の値千金の一発で追いつき、この勢いのまま逆転という願いも、今大会の一次リーグでアメリカを大差で破った実力通りに、

メキシコが追加点を挙げ、再び日本を突き放す絶対絶命の展開から、今大会のMVPに輝いた大谷選手のツーベースから一気に流れが日本に傾き、不振だった村上選手が覚醒したサヨナラヒットは本当に劇的でしたね😂(周東選手の足はマジに凄かった💦)

また、決勝戦でも先制は許しましたが、村上選手の待望の一発や岡本選手の追加点により、リードを保ち、最後はダルビッシュ投手と二刀流大谷選手の夢の継投とか、

 やはり、野球の華は“ホームラン“やで!

アメリカチームのキャプテンで、エンゼルスの同僚トラウト選手が、最後のバッターになるなんてことは、作られた劇画でもあり得ないことが現実に起こってしまうなんて💦💦

正に、スーパースターしか出来ない展開になってしまうのは、大谷選手がそのような星の下に生まれた、“100年に一人の選手“なんだということを本当に実感いたしました。

でも、この夢のような試合と優勝を見れたのは、史上最強と誉れ高かった日本代表チームを編成した栗山監督の勝ち運と人望とだったと思います。

  (あの人を男にしたい!・・)

そこで今回は、監督の役割というのを、不肖元監督の管理人が、勝手にまとめてみたいと思っております。僭越ながらお付き合いくださいませ🙇‍♀️

★監督の役割その一 実力のある選手を集める!

これは一言、幾ら戦術や戦略に長けている監督でも、実際にプレーするのは選手なんですから、実力がある選手を集めることが勝てるチームにする第一歩だと思います。

管理人も県の代表監督だった時、一番真っ先に考えたのは、力のある選手をいかに集めるかということでした。

実力がある選手は、普通にプレーしてくれたら、ある程度の成績が見込めますし、そんな選手をまずは集めることが、まずは監督の手腕とも言えるのです!

勿論、選手にも様々な個性や性格の違いがありますから、そこの対応をしっかりとやりながら、是非代表として戦ってくれるように懇願したり、アピールしていくんです。

勿論、何年も掛け、育てれば実力をつけてくる選手もいますが、このWBCなどの場合には、選手を召集して、代表合宿キャンプから本番までの期間は約1ヶ月も無い訳ですから、まずは力のある選手に出場して貰う交渉が、監督の最大の仕事だと思っていましたが、

ここは、栗山監督だったからこそ、4名の日本人メジャーリーガーは出場に踏み切ったのだと思いますし、また、その中の二人は共に日本ハムファイターズの出身であるという運命と、

自分のやりたいことを認めてくれた(二刀流)想いが、出場を決意し、この日が来るのを導くようなシナリオは、栗山監督の人望が引き寄せた快挙だと思っております。

「二刀流でも三刀流でもやりなさい!」「ほな、飲む、打つ、買うで」「んっ・・」笑

★監督の役割そのニ 雰囲気づくりこそ、最大の役割!

勿論、実力者を集めれば勝てるのか!と言われるとそうではありません。

やはり、個々の力をチームとして引き上げるのは監督の言葉や雰囲気作りと言ってもいいと思います。

特に今の若い選手らは、私らの時代と違い、根性論ばかり押し付けても難しい訳ですから、注意するにしても諭すように言葉を選ぶ必要があります。

只、やはり監督と選手の間には壁が存在します・・

幾らフレンドリーに接するといっても、監督は選手にしてみれば、かなりの歳上になり、気軽に話せる存在では無いのが実情です。

それを払拭するには、選手の中でチームリーダーを選ぶ必要があります。監督とは違った意味でチームをまとめる選手が必ず必要なんです。

管理人もチームリーダー(キャプテン的な)を指名してきました。ある程度の実力があり、一生懸命さを持っている選手です。

これはその選手に実績がある方が、チームのメンバーにもリスペクトする気持ちが表れますし、発言する言葉にも説得力もあります。

また、一生懸命さは以心伝心するのです!

今回は、栗山監督が言わなくても、その役割はダルビッシュ選手が合宿初日から参加され、若手に様々な貴重なアドバイスを送られていました。

その中で、“たかが野球“という表現をされ、今まで国際大会というと、何か戦争のような気持ちで挑み、重圧により負けた試合が幾つもあった記憶があります。

(生きるか、死ぬかやけんのう!昔は)

例えば、このWBCでの過去の準決勝では、2013年は終盤の走塁ミスで、2017年は2つのエラーにより、接戦を落としてきた過去があります。

つまり、必要以上に重いものを背負わず、自分らしく楽しみながらプレーして、その結果“勝てた“なら幸いという楽な気持ちで戦うのがベストであるという、その表現の一つに、たかが野球という言葉だったのだと思います。

実際、今大会では若手選手らがミスを気にせず、伸び伸びプレーしていたのを感じています。

  (楽すぎてもあかんやろ!)笑

また、もう一方の柱である大谷選手は、合流後、いきなりその実力を選手に示して、若い選手達に楽しみながら、勝負に拘り、勝ちに徹する気持ちを鼓舞させることで、ダルビッシュ選手とは違った意味で、チームを纏めた功績が優勝に繋がったのだと感じています。

決勝でも、アメリカのスーパースター軍団に気後れすることなく、継投した若手投手が踏ん張り抜いたのは、この二人の態度や言葉の力であり、

なおかつ、日本を代表してメジャーで戦っている二人を招集出来た栗山監督のお陰様だと感じました。

シャンパンファイトは楽しそうやったね!

まとめ

★栗山監督の勝ち運と人望!

この優勝は勿論、選手達の頑張りが一番でしたが、その中心選手を召集出来たのは栗山監督の人望と今までやってきたことが、すべて繋がっているという強運をつくづく感じました。

★チームを纏める選手リーダーの力!

メジャーで実績のある、ダルビッシュ投手や大谷選手を最初は憧れの目で見ていた若い選手が、メジャーリーガーが揃う準決勝以降に最後は憧れを捨てて戦い、重圧に打ち勝ち、勝ちを手にしたのは、非常に大きかったですね!

この経験により、3年後はもっと進化した若い侍の選手達の活躍を心より祈念いたします。

まずは、本当にお疲れ様でした。

そして、世界一おめでとうございました㊗️㊗️

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監督に「決意が足らない!」と言われた意味とは!何なのか?

Q: 僕はこの4月で中2になります。野球部に入っていて将来の夢はプロ野球選手になることですが、この間監督から「決意が足らない」って言われました。これはどんな意味があるのでしょうか?教えてください。

Q:ご質問ありがとうございます。分かりました。監督様がその言葉を掛けられた真意をご説明してみたいと思います。

★プロを目指すのであれば、取り組み方とか気持ちが物足らない!?

結論から言いますと、多分、監督様から見て野球に対する取り組み方や、プロという目標を掲げながらも、練習態度とか意気込みが物足らないと映るのでは無いでしょうか!

プロを目指すのですから、今後技量、体力共に回りにいないレベルまで高める必要があります!

勿論、まだ中一ですから今からの努力で技量、体力を伸ばすことは充分可能です。

しかしながら、今の取り組み方ではそれが厳しいと感じるので、監督様が親心からそのような言葉が出るんだと感じます。

但し、救いは伸びしろのある歳なんですから、ここから何かを感じ、頑張ることが大切です!

★決意とは腹を括ることから出る思いである!

決意とは、思いをはっきり定めるとか、または“決心“とも呼びます。

つまり、将来プロ野球選手を目指すのであれば、それを達成するために“どんな苦難も乗り越え、自分の弱い心(楽をしたい)に打ち勝つ“ことが要求されます。

例えば、管理人の父親は20歳の時、親に頭を下げて「5年でボディビルで日本一になるから、働かないけど養ってくれ」と懇願し、“決意を固め一日6時間トレーニング“し、5年後約束通りにミスター日本になりました。

管理人の長男も、東大を目指し「浪人は絶対にしない」と言うので、なぜ?って聞いたら、

彼の答えは「もう一年、今の勉強は続けられない!」という、今以上の努力はもう二度と出来ないという取り組みで、現役で東大に合格しました。

管理人は、その二人に比べたら大したことはありませんが、一つ挙げれば結婚の時ですかね。

妻のご両親様は結婚に反対だったんです・・

理由は管理人が自営業だったからです。

実は妻のご両親もご商売をしていて、その厳しさを知っているので、娘様の相手は堅実な職業を望んでいたのだと思います。

でもその時、管理人は決意をしたんです。(必ず自分の稼ぎで養う!妻には働かせない!)って!(※決して働かせることが不幸せでは無く、私が責任を持って頑張るという意味です)

勿論、生まれた二人の子供も社会人になるまで私が頑張ると! (これは多くの皆様のお陰様で達成することが出来ました🙇‍♀️)

★本当に心から願わないと決意は揺らぐ!?

もう一度、しっかりと自分を見つめ直すことが大切だと思います。

どうしてもプロ野球選手になりたいのか!

もし、なりたい!って思うのなら、今自分がやっている練習で果たしてなれるのか!?

今の気持ちで果たして達成出来るのか!?って

もし、(このままでは?)って思うのなら、監督様が言われる通りに、決意が足らないんだと思います・・

とすると、今日から何かを変えていきましょう!どんなことでもいいですから、自分が成長出来る何かのアクションを起こすべきだと思います。

まだ、十分に間に合います!

もし、今一度考えて、何が何でもなりたいのなら“やるしかありません“ね❗️

頑張ってもらいたいですよ💪💪

まとめ

★練習態度や面構えを見ただけで分かる!

練習は嘘をつかない!指導者はこの言葉通りに練習に取り組む姿勢を見れば、その子の成績が予想出来る。グラウンドに出たら、顔つきや集中力が変わる選手は、間違い無く成績を出す可能性が高まる!

★決意はそれを必ず達成する!と言う強い意志が必要!

誰でも練習や勉強は行う。しかしながら、結果を出すには、誰よりも強い意志が求められる。その意志を感じさせるのが練習態度や取り組み方。監督様は見ていて物足りないから小言を言う。

★監督様に感謝の気持ちを持つ!

もし、貴方のことを心から心配して無かったら、監督様は何もアドバイスしないと思います。(このままではダメだ!何とか頑張って貰いたい!)という親心での苦言なんですから、有難いと思うことです。もし、今は分からなくても、年月が経てば有り難みが分かる時が絶対に来ます!その気持ちで心を決めたなら、やるしかありませんね💪💪頑張りましょう❗️

ご参考になれば幸いでございます🙇‍♀️

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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部活で冬の期間だけ筋トレを行っていますが!?これって正しいのでしょうか?

Q: ご質問します。高2で野球部に所属しています。冬の間の練習内容はほぼ筋トレ中心ですが、3月からは全く無くなり、野球の技術練習に切り替わります。冬の間に高めた筋トレ効果は維持できるのでしょうか?

   全然当たらへん・・ 笑

A: ご質問ありがとうございます。このご質問内容は運動系の部活では、ほとんど当てはまることだと思いますので、これをご説明していきたいと思います。

●冬限定の部活筋トレの理由3選とは!

❶冬だけ筋トレを行う理由① 目前に試合が無いこと!

これは管理人が子供の頃、嫌、もっと昔から冬場は筋トレメニューが中心になることは、運動部では普通に行われていました・・

   (重・・・きついのう)

その理由は、まずは目前に試合が無いことです・・

冬はオフシーズンになりますから、目前に公式戦という目標としている試合がありません。つまり、技術や戦術より体力優先ということに目が向いてしまうのです。

でも、これは悪いことではありません。体力があっての技術の修得ですから、冬場に筋トレとか体力をアップさせる練習を行うことは間違っては無いんです!

但しです。日本の部活の場合、筋トレに目を向けるのは冬だけでシーズン前からシーズン中は、もっぱら技術、試合中心になり、筋トレは一気に影を潜めます・・?

これが一番の問題点なのです。

❷冬だけ筋トレを行う理由② 試合に標準を合わすと技術中心になる!

3月くらいになると、少しづつ日照時間も伸びてきて、練習時間が取れるようになります。

そうなると、試合も近づいてきますし、練習時間が確保できるため、どうして技術、戦術などの方を重要視してしまうのは自然の流れです。

   「目指すは優勝じゃ!!」

逆に冬はすぐに日が暮れてしまうので、時間的にも、気持ち的にも技術よりも筋トレをしよう!と指導者もなるのだと思います。

  日が暮れるの早いけんのう・・笑

但し、せっかく春以降になると日照時間が確保でき、時間が出来るのですから、技術組と筋トレ組を効果的に組み合わせることが出来るとも言えますよね。

それができる指導者は、次の理由のことも頭にある優れた方だと言えるのです。

❸冬だけに筋トレを行う理由③ 高めた筋力を維持できなくなる!

  丸々としたええ筋肉できたやんけ!

せっかく高めた筋力でも、筋トレを全く止めてしまうと、どんなに若くても維持することは難しくなってしまいます・・

まあ、技術的な運動でも、筋肉にはある程度負荷は掛かりますが、筋トレの負荷のような強い負荷は掛かりませんから、定期的に与えないと筋力は低下してしまうのです・・

弱ってしまってワン、ワン、ワワン 笑

ですから、冬場に高めた筋力は3月下旬から4月頃まではギリギリ維持出来ますが、夏前から夏場のシーズン真っ只中には、冬に高めた筋力を落として試合に出ることになるのです。

つまり、一年を通してある程度コンスタントに継続しなければ、冬の間に高めた筋力を維持、向上させることは難しいのです💦

これが多分、今も続いている運動部活の習慣と言ってもいいと思います。

だとすると、部活でやらなくなるのをカバーするのは、各自の自主練習が求められるのです。

プロの世界では、シーズン中でも筋トレとかを普通に継続しています。

そうしないと、成長も見込めないですし、維持することも出来なくなるからです。

まとめ

★目前に試合が無い!

ウィンタースポーツ以外は、冬になるとシーズンオフになり、試合はまだ先の話しになります。つまり、戦術より体力作りに目が向くのは決して間違ってはいません。但し、冬だけの限定では少し的が外れていることは否めません。

★試合の結果だけを求めれば、必然的に技術、戦術に傾く!?

試合が近づけば、当然勝つことが重視される。そこで技術、戦術的な練習が主になるんですが、体力や筋力は続けてこそ、維持、向上することを考えれば、シーズン中でも何らかの形で継続することがベスト。

★体力、筋力は継続しなけば次第に低下していく!

冬に高めた筋力を夏場でも発揮させるには、負荷を継続的に与えることが必須。ですから、部活で筋トレが無くなっても、個人的に継続することが出来るなら、それが重要なことだと思います。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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ボクシングをやっています! 強いパンチを打つにはどこを鍛えればいいのでしょうか?

Q: 今、高一なんですが部活でボクシングをやっています。パンチ力を増すにはどこを鍛えるのがいいのでしょうか?教えてください。

A:お問い合わせありがとうございます。ボクシングや空手など格闘技ではパンチは重要な要素になります。そこを強化するには、どこにターゲットを当てるのかをご説明したいと思います。

★結論から言うと“下半身“を強化する!

パンチ力アップですから、腕とか肩など関連がある部位を鍛えたら、強化出来ると一般的には思われがちだと思います。

勿論、全く必要無いかというとそれは違います。

動作には、腕や肩、胸、背中も使うのですから大切なのは間違いありません。

しかし、上半身の力をしっかりと発揮させるには、実は下半身や腰回りの筋群が必要なんです!

 大きな力を発揮出来るのは脚なんよね!

では、それを今から確かめるために次に言うことをやってみてください!

ボクシングの構えをして(腕を曲げ、顎の前に両拳を持って来る)みてください。

その状態から、両足を揃えたままパンチを打ってみるのと、片足を一歩前に踏み出してパンチを打ってみると、どちらが強く打てますか?

間違いなく、足を踏み込んで腰を使ってパンチを打つ方が、強いパンチが打てるはずです!

 フットワークは上半身にも好影響を与える!

これは、腕だけを出してパンチを打つのと、一歩前に足を踏み出して打つのでは、前に出している方が腰を捻りながら腕を出せるからです!

つまり、下半身の動きと腰回りの動きを強化すれば必然とパンチ力はアップしていくと言う訳です!

★立位でのスポーツ動作は下半身主導で!

「あっし(脚)の知ったことじゃござんせんが」笑

これは、ボクシングだけではありません!

野球でもテニスでもゴルフでも、立位の状態で行うスポーツは下半身の動きが重要なんです。

これを分かりやすく解説しますと、人間の筋肉量で一番、二番に筋肉量が多いのが、大腿部(太ももの前面)と臀筋(お尻)なんです。

 力が出るのはいいけど・・(^_^;)

つまり、大きなエンジンを搭載しているのが、下半身に集まっているのですから、そこを生かしてリンクさせることが、上半身の力をアップさせる鍵だと思ってください。

★パンチは肩を内旋させながら打つ!

下半身の筋力を高めることが、強いパンチを打つ秘訣だとお話ししました。

では、上半身はどのような動きを強化するといいのでしょうか?

ストレートと言われるパンチを打つ場合、拳が内側に回転するように打つことになります。つまり“肩を内旋“させることです。

  この回転では無いよ・・笑

肩を内旋させてパンチを打つ場合、胸の大胸筋と言われる筋肉と背中の広背筋を上手く使うことが必要です。

引く(ローイング)動作は背中の筋肉を鍛えられますよ!

つまり、その動きから考えると胸の筋肉と背中の筋肉をバランスよく強化することが求められます。

ベンチプレスに代表される、腕を伸ばす動きには胸の筋肉が関与し、ローイングに代表される腕を曲げる動きには、背中の筋肉が関与しています。

腕を押し上げるのは胸の筋群が使われます!

また、強いパンチを打つ場合のコツとしては、伸ばす腕(例えば右腕)の反対側の腕(この場合左腕)を一瞬、身体に近づける(引きつける)と、反作用の力が働き、右腕が強く伸ばせることになります。

つまり、身体の前面(胸部)と後面(背部)をバランス良く動員されることが求められますから、トレーニングするにしてもそこを頭に入れながら行うことが必要なのです。

まとめ

★強いパンチを打つには下半身を使うこと!

腕を使い、パンチを打つのですから肩回りの筋群の動員は必要です。しかしながら、上半身の筋肉より強い力を発揮出来るのは、脚、腰回りの筋肉なので、それをリンクさせることにより、さらにパワーを増せることになる。

★筋肉量が多い、脚を有効に使うこと!

身体の部位で、筋肉量が一番多いのが大腿四頭筋(太もも前面)で、二番目が大臀筋(お尻)です。つまり、下半身に集まっている大筋群を有効に使うことが上半身に伝わり、強いパンチを打てる要素となる。

★パンチは肩の内旋動作となる!

ストレートと言われるパンチは、拳を内側に捻りながら打ち出す。これは肩を内旋する動きになるので、この時に上半身の大筋群である三角筋(肩)、大胸筋(胸)、広背筋(背中)が動員される。また、打ち込む腕の逆側の腕を引き寄せることの反作用で、強いパンチが打ち込めることになる。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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