トレーニング一覧

短時間でも効果がある!?有酸素運動についてご説明いたします!

3月も下旬に近づき、気温も上がってきました!

そろそろ薄着になっていく時期になると、気になるのはボディラインですね!

そこで、体脂肪を燃やす運動というと“有酸素運動“が挙げられます。

    やるしかありません❗️

ウォーキングやジョギング、自転車等、様々な運動が存在しますが、この有酸素運動の認識の一つに“長時間“(前は20分以上)しないと脂肪が燃えないということが、以前から語られていました・・

果たして、それくらいの時間行わないと脂肪は燃焼出来ないのでしょうか!?

今回は、そのことを取り上げてご説明したいと思います。

★20分しなくても、脂肪はエネルギーとして使われている!

基本、身体活動には必ずエネルギーが必要になります。そこで、たちまち素早くエネルギーに変わるのが糖質(ぶどう糖等)です。

すなわち、運動開始の初期には糖質が主にエネルギーとして供給されるため、脂肪は後回しになるイメージがあり、ある程度の時間が経過しないと燃えないというイメージがあるのだと思います。

ですが、これは誤解で、身体活動の最初からでも、脂肪はエネルギーに変わっているのです。

★脂肪燃焼をお肉に例えると!?

皆様は焼肉はお好きですか?笑

 焼肉はテンション上がるけんね❗️

まあ、好きな方と嫌いな方、またどちらでも無い方に分かれると思うのですが、焼肉屋さんに行かれた時には、好みの肉の部位を注文すると思います。

よくあるロースとかカルビとかタンとか!

この時、結構高価な肉ほど霜降りと呼ばれる赤身の中に極上の脂が載っているものがあります。

 個人的に言えば、管理人は苦手💦笑

実は、人の筋肉(筋線維)にも脂肪が含まれていて、この脂は先程言った通りに、身体活動をすると早い段階でエネルギーに変わっていくことになるのです。

しかしながら、多くの皆様が気にされるのはお腹回りや背中、脚などに多く見られる皮下脂肪だと思います。

この皮下脂肪は、中々頑固で、エネルギーに簡単に変換出来ないので、これを分解させるのには、ある程度時間(10分以上)が掛かるため、20分という時間が出てきたわけなんです。

ですから、20分くらい行わないと“脂肪“はエネルギーとして使われないというのは、これらから考えると間違った認識になる訳です。

★頑固な皮下脂肪を燃焼させるには!?

リラックスしている時には、自律神経の副交感神経が優位に働きますが、一般的に運動を行うと交感神経が活性化されます。

この交感神経の働きにより、アドレナリン等のホルモンが分泌され、脂肪が分解されていく過程を辿るのですが、

ここで、脂肪酸とグリセロールというものに分解、血中に放出されてエネルギーとして使われるようになっていきます。

頑固な皮下脂肪、頑固な汚れに◯パー◯笑

先程ご説明した通り、皮下脂肪がエネルギーに変わるのは、このような経路を辿るため、ある程度の時間(10分〜20分程度)が必要なるので、

“皮下脂肪をターゲット“に落としたい場合には、有酸素運動は長めの時間が有効だということになるのです。

でも、腹回りの皮下脂肪を落とそうとして、体力の無い方がいきなり20分!と言われても、きついと感じる方も多くいらっしゃいます💦

そんな方には、続けられる時間だけ運動して、疲れたら休み(休憩)ながら、また回復してきたら再度運動を行えばいいと思います。

それでも、脂肪は燃焼してくれます!

つまり、皮下脂肪を落とそうとして、20分以上有酸素運動を行うことは有効かつ、効果も現れることになりますが、

体力の無い方は、出来る範囲でこまめでも大丈夫ですから、自分の体力に合わせて行われても全く問題ないということです。

是非、運動を開始してくださいませ!

まとめ

★運動開始初期でも、脂肪はエネルギーに変換されている!

主にエネルギーに供給されるのは糖質ですが、脂肪も最初からエネルギーとして使われている。つまり、20分以上行わなければ脂肪はエネルギーに変換され無いとことは誤認識となる。

★なぜ?20分という時間が出たのか!?

人の筋肉(筋線維)には脂も含まれている。つまり、最初はこの脂がエネルギーとして使われて、その後に皮下脂肪らが分解過程(10〜20分)を辿ってくるため20分しないと脂肪が燃焼しないという認識になったと考えられる。

★頑固な皮下脂肪を燃焼させるには!?

勿論、落としにくい皮下脂肪を燃焼させるには、運動の時間は長い方が有効である。しかし、休み休みでも脂肪はエネルギーに変換されるので、体力の無い方でも辛くなったら、休息を入れ、細切れでも大丈夫ですから運動を継続することで、ボディラインは変化を見せて来る!

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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筋トレの持ち幅(グリップ)、立ち幅(スタンス)はどのくらいが適切なのでしょうか?

Q:ご質問します。ベンチプレスやスクワットの握り幅、立ち幅って、どのくらいが適切なのでしょうか? 教えてください。

A:ご質問ありがとうございます。分かりました。筋トレの代表的な種目であるベンチプレスとスクワットの手幅、立ち幅をご説明いたします。

★ベンチプレスは肩幅の約1.5〜1.7倍を目安に

ベンチプレスとは、主に胸をターゲットにする筋トレの代表的な種目です。

  重たいのう💦こりゃ 笑

ベンチ台の上に仰向けに寝て、バーベルを胸の上で挙上するトレーニングなのですが、この場合、肩幅と同じ幅でグリップすると、胸の筋肉よりも腕を伸ばす時に働く“上腕三頭筋“※が主に働いてしまいます

(※女性が気にする筋肉💦。弛むと通称“振袖“と呼ばれている腕の裏側に位置する部位)

 エ◯ゴリ君は大胸筋発達しとるで!

つまり、肩幅か肩幅より狭くグリップした場合には、胸の大胸筋よりも主に腕(上腕三頭筋)の運動になってしまうのです。

では、胸の大胸筋をしっかりと動員させるためには、グリップ幅は最低限、肩幅より広めに持つということになります。

しかしながら、広すぎる場合にも確かに大胸筋の働きは大きくなりますが、グリップ部である手首に不自然な角度が付き、痛める可能性が高まるのです。

  手首痛いやんけ・・

これらから、言えることは肩幅より狭すぎず、また広すぎず“肩幅の1.5〜1.7倍“のグリップ幅が良いということです。(肩幅の約1.6倍)

みんな肩幅違うけど、肩幅よりは広く持とうね

★スクワットの場合には、目的や部位により立ち幅を変化させる!

スクワットとは、一般的には立位で股関節を曲げなから、膝の曲げ伸ばし動作を行うトレーニングになります。

このスクワットでは、スタンス幅はこれくらいが良いというのはあまり定義されていません。

これは、目的や部位によってスタンス幅を調整していくからです。

例えば、一般的な肩幅のスタンスで床と腿が平行付近まで下げれば、太ももの前面(大腿四頭筋)、後面(ハムストリングス)、大臀筋など、脚の主要な筋群を刺激することができます。(やや上体も前傾するので、背中の下部(脊柱起立筋)も負荷が掛かる

逆にスタンス幅を広めにすると、太腿(前面)や大臀筋には負荷が掛かりますが、フォームにより、ハムストリングの関与が若干弱まり、逆に太腿の内側(内転筋)に負荷が掛かってくるのです。

足幅広ければいいってもんじゃねえぞ! 笑

また、広いスタンスだと上体の前傾角度が浅いために、脊柱起立筋などの関与が少なくなるのです。(背中の負担減)

★広いスタンス幅の方が重い負荷を扱える!?

一般的に高重量を扱う場合には、スタンス幅は若干広めの方が有利になります。

これは、狭い場合ですとしゃがむ時に膝が前方に出ることになり、上体が前屈みになりやすくなります。

つまり、高重量を肩(僧帽筋)に担ぎ、スクワットを行うと背筋下部(脊柱起立筋)にストレスが掛かりますが、

ワイドスタンスにすると上体は立ち気味になり、背筋下部に負担が掛かることが軽減されるため、上体の負担が少なく、力も発揮しやすいことになるのです。

また、パワーリフティングなどの競技ですと、ある程度深めのしゃがみが要求されるので、ワイドスタンスにして、膝を立てることにより、股関節が下がりやすくなるために試技が成功する確率が上がるのです。(※しゃがんだ時に膝頭より、脚の付け根部分が低くならないければならないルールがある)

まとめ

★ベンチプレスは肩幅の1.5〜1.7倍の握り幅で!

肩幅以下のグリップ幅で行った場合は、胸よりも腕の関与が大きくなる。また、広く持ち過ぎた場合には、手首が内側に折れる傾向になるため手首に過剰なストレスが掛かってしまう。肩幅の1.6倍前後の幅が大胸筋に刺激が一番加わることになる。

★スクワットは目的や部位により立ち幅がきまる!

一般的な肩幅のスタンスでは、太腿前面、後面、お尻、背筋下部を鍛えることが出来る。広めのスタンスでは、太腿前面、後面、内転筋などか主に使われる。

★ワイドスタンスの方が重量を持てる!?

ワイドスタンスでは、上体が立ちぎみになるので背中の負担が軽減される。パワーリフティングの選手はワイドスタンスで、膝頭より脚の付け根が下がりやすくなるのと、挙上記録を目指すにはワイドスタンスが有利であることを実践している。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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一日一回、姿勢を整えるには、意識的にお腹を引っ込めよう!?

 最近、お客様との会話の中で自分の姿勢を気にする方が増えてきたと感じています。

この理由の一つに、スマホやパソコンのやり過ぎで若年層でも猫背ぎみになったり、

 スマホの普及で今後は悪姿勢“が増える!

高齢になり、自然に背中が丸まってくる方を見かけることにより、姿勢に対する考えを見直す方が増えたことが挙げられます。

そこで今回は一日一回(手軽にどこでも続けられる)気をつける程度で、姿勢をリセット出来る方法をご説明したいと思います。

★一日一回、お腹を引っ込めよう(ドローイン

これは、一日で飛び出たお腹をスマートにする意味ではありません笑(それが出来たら神レベルです笑)

一日の間に一回だけでもいいので、お腹の筋肉を使って、姿勢を正しい位置に保つ筋肉に刺激を与えようということなんです!

姿勢の見た目はイメージを良くも悪くもする!

具体的には、お臍の少し上の部分(腹筋)に両手の指(人差し指、中指、薬指等)を当てて、そこをイメージで言えば、背中にくっつけるように“凹ます“姿勢を保持することです。

この動作を“ドローイン“と呼びます!

ドローインとは、引っ込めるという句動詞になり、その名の通りに、お腹を意識的に引っ込めるには、腹部の深部に位置する“腹横筋“というインナーマッスル(他にも内腹斜筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群など)を働かせることにより、姿勢矯正等や筋トレ効果も求められるのです。

★ドローインの行い方!

これは、立った状態でも大丈夫です。

先程も言った通り、仰向けに寝るか、立位でもお腹に指を当て、鼻から息を吸い込み、まずはお腹を膨らませるよう(腹式呼吸)にしてみて下さい。

①まずは、鼻から吸って、お腹を膨らませる!②お腹を凹ませながら、口からゆっくり吐く!

次に膨らんだお腹を、口からゆっくりと吐き続けながら、指で押さえるようにお腹をゆっくりと凹まして行き(イメージは背中にくっつけるように)大きく窪ませて下さい(ぺったんこになるイメージです。

お腹が凹んだ状態で、呼吸を切り替えます。

呼吸を胸式(普段通り)に切り替える!

お腹を凹ませた状態のまま、呼吸は胸式(鼻からゆっくりと吸い、胸を膨らませ、口からゆっくり吐く)に変えて、この状態を状態を20〜30秒キープして終了して下さい。

 胸郭が上がり、姿勢が自然と整う!

この時には、お腹は引っ込み、横から見ると胸が張った状態になります(ヘラクレスのように逞しく見えます笑)ので、姿勢が正しく矯正されます。

これで、腹横筋(お腹の深部にあるコルセットのような働きをする)やインナーマッスル等をしっかりと使うことが出来るのです。

これを一日一回でも構いません!

勿論、日に数回やっても問題ありませんが、続かないと思いますので笑、一日一回を目標に昼休憩とか、15時などの休憩の際に行うといいと思います。

但し、幾ら昼休憩でもやってはいけない時間があります!

それは食後です。つまり、食事をする前か、なるべく空腹時に行ってください。

この腹横筋のコンディショニングは、先程も言いましたが、腰回りでの筋肉コルセットとも言えますので、これを定期的に刺激することで腰を保護し、ギックリ腰などを予防することにもなりますので、普段から関心を持ち、実践することをお薦めいたします。

まとめ

★一日一回、お腹を強制的に引っ込めよう!

お腹を凹ますと、腹横筋など深部にある筋肉を働かせることになり、正しい姿勢に関連深いインナーマッスルを動員させることが出来る。その姿勢を保持すると、胸郭が上がり、自然と胸が張れるようになる。

★ドローインの実践とは!

まずは腹式呼吸でお腹を膨らませます。それからお腹を徐々に凹ましながら、息を吐き続けます。凹ましきった所で止め、胸式呼吸に切り替え30秒くらいその状態を保持します。どこでも出来ますから、ぜひ取り入れてください。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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身体を競う大会に興味があります!まずはどのようにトレーニングを進めるべきでしょうか?

Q:身体を鍛えることに興味があります。将来的には大会に出場したいと考えていますが、まずはどのようにトレーニングを進めていくべきなのでしょうか?教えてください。

A:お問い合わせありがとうございます。さて、肉体美を競う競技は、現在沢山の大会が開催されています。将来的に出場を考えられているご様子ですね。了解いたしました。それに向けての考え方をご説明いたします。

★一眼で目を引く身体を作ること❗️❗️

どの大会に出るにせよ、肉体美を競う競技の場合には審査がメインです。つまり、野球やサッカー、ゴルフは点数や打数で勝敗を決しますが、ボディ大会は“審査員の眼“で見た審査評価で決まります。

(お笑いの審査ではないんですがのう・・)笑

つまり、誰が見ても(この選手が凄い)って感じさせることが一番に要求される訳で、それには、まず筋肉の大きさ(筋肉量)が鍵を握ると思います!

勿論、身体のライン(均整の取れた筋肉バランス)や体脂肪が少ない(カット)があることも重要ですが、レベルが高い(全国大会など)試合には、筋肉量が劣る選手はそこには勝ち上がれません・・

まずは、筋肉量を獲得するトレーニングが求められるのです。

★ジムで一番の力持ちになるのが先決!?

まずはこれを頭に入れてください!

“筋断面積は最大筋力に比例する“

この意味は、筋肉の断面積(太さ)は、その方の一回持ち上げられる(挙上)負荷が大きい(重い)ほど太くなるということです。

分かりやすく言うと、最大で70kgが挙がる方は70kgが支えられる筋肉が、150kg挙がる方には150kgが支えられる筋肉が獲得できるという意味です。

つまり、筋肉量を獲得を目指す場合には、挙上出来る重さ(負荷)が必要ということです。(※但し、一回だけを挙げるトレーニングをやるのでは無く、回数をやりながら筋力を伸ばすという意味です)

そこで、初心者の場合にはトレーニング種目のBIG3と言われる(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)これらを、いかに重い重量が扱えるようになるか!ということを目標にするのも一つの方法です。

例を上げると、通われているジムでベンチプレスの挙上重量が、自分の体重より少し重い程度の方って結構おられると思います。

(ジムを見渡して下さい!重い重量が出来る方は筋肉も太いはずですから!)

例えば、体重65kgの方なら重さ70kg〜100kgのくらいの挙上重量の方は、ある期間トレーニングを行っていれば普通にいらっしゃいます。

ところが、体重の2倍程度になると殆ど見かける事はありません・・(才能と努力が要求される)

つまり、回りに居ないくらいの重量が扱えるようにならないと、他の方より抜きん出ることは出来ないということです。(すべてのスポーツでも当てはまります)

これから考えると、通っているジムで一番の挙上力があれば、そのジムでは筋肉量が一番になれる可能性は大ですよね。

それ位になったなら、ローカル大会(県大会)にエントリーしてみることです。

(小さなことからコツコツと!by西川きよし師匠様)

県大会には、各ジムの筋肉自慢がエントリーしてくるはずです。

そして県で勝ったら、ブロック大会(関東、関西、中国等)に! そのブロック大会に勝ったら、全国というように駒を進めていくには、

まずは、通われているジムで一番にならないことには、大会に出たとしてもほぼ1位にはなれないということです。(ジムに全国クラスの選手が在籍していたら例外ですが笑)

勿論、趣味や経験を積む意味で、勝負に拘らない出場ならいつ出ても構いません。

でも、あくまでも“勝つ“(優勝)のを目指すのであれば、そのくらいのレベルまで高めないと難しいと思います。

★とある問題で、出場する大会を慎重に選ぶ!

今はそれこそ、沢山の連盟、協会などの団体が存在します。部門も男子ならボディビル、フィジーク、クラシックフィジーク等、様々なカテゴリーがあります。

勿論、審査の基準は先程述べたような要素になるのですが、一つ他のスポーツ競技と違う??ことがあるのです。

それが、ドーピング(薬物)問題です・・

団体によっては、他のスポーツ競技と同じく、当日出場選手の中からランダムに検査を行い、または抜き打ち検査を実施し、厳しく対処する団体もあれば、全く薬物検査を行わない団体も存在するのです。

これでは、暗黙の容認で検査しないから、使うという選手が出てもおかしくありません。(ドーピング検査が有る、無しで、団体の基本的な考え方が分かる)

勿論、大会は出場せず、自らの身体の限りない発達を目指し、副作用をも受け入れるのなら自己責任(個人の自由)でいいのかも知れませんが??

もし薬物を使用している身体で、一人でもナチュラル(薬物は使わない)な選手が出場する大会に出場し、好成績を取ることは全く理不尽な事だと思いませんか?(選手の中にはユーザーが居るとは思わなく出場する方もいる)

また、薬物使用を公表せず、いかにもトレーニングとサプリメントで作り上げ、何も知らない一般の方を指導し、商売にしている方の考え方は到底理解できません。

薬物使っても勝てば、名声も金も手に入るんや! どんな手を使っても勝てばいいんじゃ!どうせ検査無いし、言わなきゃわからんし

これでは、スポーツとしてのフェアプレーは成り立ちません・・

だから、フェアに戦うためにも出場する団体や大会をしっかりと選び、またジム選び(通うジムのオーナーがドーピングに対し容認なのか、断じて反対なのかを)も大切だということです。(この事実を一般のトレーニーの方は、殆ど知りません)

トレーニング指導者は、薬物はどんな理由であれ、絶対に使用してはいけない!ということを声を大にして言い続けなればならない努めがあると思っております。(フェアでは無いし、ナチュラルで頑張っている大勢の選手達も疑いの目で見られるから)

ですから、今からボディ競技を目指す若い方には、残念ながら知っておかなければいけないことなのです。

まとめ

★まずは筋肉量の獲得を目指す!

各種、ボディ大会は審査で順位が決定されます。つまり、誰が見ても(凄い!)って感じるインパクトのある身体が求められる。それには筋肉量は絶対的なアドバンテージになり得る。(但し、筋肉量を重視しない大会もあるので一考まで)

★筋断面積は最大筋力に比例する!

このことから考えても、ジムで一番の挙上が出来るようになると、一般の方とはレベルが違う身体になるので、ローカルの大会で腕試しすることも可能。このように具体的な目標を持つことは、すべてのスポーツにも共通する。

★出場する大会によっては、フェアでは無いことがある!

ボディ大会は、すべてがフェアな方ばかり出場している訳では無い。(本来なら考えられないが)そこで、出場選手が前もって出場を目指す団体や大会を選ぶ必要性がある。通うジムの経営者の考え方一つで、間違った方向へ向かうこともあることを認識すること。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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部活で冬の期間だけ筋トレを行っていますが!?これって正しいのでしょうか?

Q: ご質問します。高2で野球部に所属しています。冬の間の練習内容はほぼ筋トレ中心ですが、3月からは全く無くなり、野球の技術練習に切り替わります。冬の間に高めた筋トレ効果は維持できるのでしょうか?

   全然当たらへん・・ 笑

A: ご質問ありがとうございます。このご質問内容は運動系の部活では、ほとんど当てはまることだと思いますので、これをご説明していきたいと思います。

●冬限定の部活筋トレの理由3選とは!

❶冬だけ筋トレを行う理由① 目前に試合が無いこと!

これは管理人が子供の頃、嫌、もっと昔から冬場は筋トレメニューが中心になることは、運動部では普通に行われていました・・

   (重・・・きついのう)

その理由は、まずは目前に試合が無いことです・・

冬はオフシーズンになりますから、目前に公式戦という目標としている試合がありません。つまり、技術や戦術より体力優先ということに目が向いてしまうのです。

でも、これは悪いことではありません。体力があっての技術の修得ですから、冬場に筋トレとか体力をアップさせる練習を行うことは間違っては無いんです!

但しです。日本の部活の場合、筋トレに目を向けるのは冬だけでシーズン前からシーズン中は、もっぱら技術、試合中心になり、筋トレは一気に影を潜めます・・?

これが一番の問題点なのです。

❷冬だけ筋トレを行う理由② 試合に標準を合わすと技術中心になる!

3月くらいになると、少しづつ日照時間も伸びてきて、練習時間が取れるようになります。

そうなると、試合も近づいてきますし、練習時間が確保できるため、どうして技術、戦術などの方を重要視してしまうのは自然の流れです。

   「目指すは優勝じゃ!!」

逆に冬はすぐに日が暮れてしまうので、時間的にも、気持ち的にも技術よりも筋トレをしよう!と指導者もなるのだと思います。

  日が暮れるの早いけんのう・・笑

但し、せっかく春以降になると日照時間が確保でき、時間が出来るのですから、技術組と筋トレ組を効果的に組み合わせることが出来るとも言えますよね。

それができる指導者は、次の理由のことも頭にある優れた方だと言えるのです。

❸冬だけに筋トレを行う理由③ 高めた筋力を維持できなくなる!

  丸々としたええ筋肉できたやんけ!

せっかく高めた筋力でも、筋トレを全く止めてしまうと、どんなに若くても維持することは難しくなってしまいます・・

まあ、技術的な運動でも、筋肉にはある程度負荷は掛かりますが、筋トレの負荷のような強い負荷は掛かりませんから、定期的に与えないと筋力は低下してしまうのです・・

弱ってしまってワン、ワン、ワワン 笑

ですから、冬場に高めた筋力は3月下旬から4月頃まではギリギリ維持出来ますが、夏前から夏場のシーズン真っ只中には、冬に高めた筋力を落として試合に出ることになるのです。

つまり、一年を通してある程度コンスタントに継続しなければ、冬の間に高めた筋力を維持、向上させることは難しいのです💦

これが多分、今も続いている運動部活の習慣と言ってもいいと思います。

だとすると、部活でやらなくなるのをカバーするのは、各自の自主練習が求められるのです。

プロの世界では、シーズン中でも筋トレとかを普通に継続しています。

そうしないと、成長も見込めないですし、維持することも出来なくなるからです。

まとめ

★目前に試合が無い!

ウィンタースポーツ以外は、冬になるとシーズンオフになり、試合はまだ先の話しになります。つまり、戦術より体力作りに目が向くのは決して間違ってはいません。但し、冬だけの限定では少し的が外れていることは否めません。

★試合の結果だけを求めれば、必然的に技術、戦術に傾く!?

試合が近づけば、当然勝つことが重視される。そこで技術、戦術的な練習が主になるんですが、体力や筋力は続けてこそ、維持、向上することを考えれば、シーズン中でも何らかの形で継続することがベスト。

★体力、筋力は継続しなけば次第に低下していく!

冬に高めた筋力を夏場でも発揮させるには、負荷を継続的に与えることが必須。ですから、部活で筋トレが無くなっても、個人的に継続することが出来るなら、それが重要なことだと思います。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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自転車競技から学ぶ、筋力トレーニングの効果の出し方とは!?

 自転車競技と言うと中・短距離で競うトラック競技とロード等で競う長距離種目に大まかに分けられます。

それぞれの種目で必要とされる筋肉の役割が違う訳ですが、単純に短距離で競うトラック競技(バンクと言われる施設で行う)は競輪、スプリントなど瞬発的な力が必要となる種目と、

有名なツールドフランス(3000km以上)に代表されるような長いロードをひた走る長距離競技となります。

★スプリント、競輪系は筋肥大が見られる!

トラック競技の競輪??、スプリント??と言っても分からない方もいらっしゃると思いますので、そんな方にその競技をご説明したいと思います。

日本で行われている競輪というのは、一周333m、400m、500mの全国にある競輪場で開催され、それを5〜7周回しながら、最後の2周くらいでペースが上がり、ラスト一周回はほぼ全力でゴールまで走り抜ける競技です。(出場選手は7〜9名)

歴代競輪界で、超有名な選手は“世界プロスプリント10連覇“の中野浩一氏です🙇‍♀️

また、スプリントというのは一周250mのバンクを2名で3周回し、先着した方の選手が勝利するという競技で、これも残り2周回からの互いの駆け引きがありながら、残り一周回はこれも全力を出し切りながら走り続けるというものです。

競輪選手やスプリントのオリンピック選手と言うと、身体の特徴としては“太い太もも“というイメージがあると思います。 

選手の取材番組では、必ず太もも周り60、70cmを超えているという話題が上がりますよね!

今はガールズケイリンという女性競輪選手が、約180名在籍されています!

太腿が発達する理由は2つあります!

まず一つは、短時間に爆発的なスピードが要求される競技なので、筋肉に大きな負荷を掛け、休ませること無く、素早く筋収縮を繰り返します。

つまり、この状態は無酸素系運動と呼ばれ、糖をエネルギー源として消費するため、運動中には“乳酸“が発生します(基本、もの凄く痛いです・・)(全力で力を出すため、酸素をしっかりと取り込むことが出来ないため乳酸が分解出来ない)

これは、筋力トレーニングで筋肥大をさせる時と同じ状況下となります。6〜12回の反復回数で、筋肉を休ませず限界を迎えるような筋トレでは乳酸が発生し、成長ホルモンの分泌等により、筋肉は次第に太くなっていきます

  「重いのう、こりゃ」笑

また、二番目の理由としては、筋線維の組成が瞬発力に優れている“速筋“の割合がトラック競技選手には先天的に多いということです。

速筋線維は、白筋と言われる筋線維でこれらの筋肉はスタミナでは劣りますが、短時間に強い力を発揮できる特徴を持っています。また、肥大しやすいのは主にこの速筋線維です。

すなわち、短距離に向いている性質を持ち、筋肥大を起こしやすい筋肉なのです。

★ロードレーサーの脚は太くない!?

その逆に、長距離を走り抜けるレーサーの場合、乳酸が発生するような状況を作ると脚が早く疲労し、筋疲労で動かなくなるので、酸素を体に取り込みながら、発生した乳酸を除去しながらの走行が求められます。

つまり、普段の走行中は乳酸を過剰に溜まらないことを考え、坂登りの際などには乳酸の分泌は起こりますが、その中で酸素を取り入れ、乳酸を分解しながら走行距離を稼ぐ必要があるのです。

こんな状況下で有利に働くのは、毛細血管密度が多い遅筋(赤筋)が主となり、その働きにより乳酸を分解したり、酸素を供給することが出来ます。

血管によって酸素や栄養素を運び、老廃物の分解機能が高まります!

また、そんな訓練を繰り返し行うことで、速筋の分類でありながら、中間筋と呼ばれるピンク筋(正式な名前では無い)が赤筋に近い働きをするようになることが分かっています。

この遅筋線維(赤筋)は、肥大しにくい性質を持っており、その性質上、ロードレーサーの足は短距離選手に比べ、細く見えてしまうのです。(実際はそんなことはありませんが)

★自転車競技の特性を筋肥大に生かすには!?

これらから分かることは、筋肥大を目指すトレーニーはある程度、大きな負荷を使用しながら、動作中に筋肉を休ませないことと、乳酸を発生させることを主に考えながら行う必要があるということです。

「おたく、腕が腫れてまんがな・・」笑

これを実感する方法は短距離走で、全力で走ると終わった後に足がパンパンになると思いますが、そのような刺激を与えることが筋肥大には有効だということです。

(誰や💢ピンポンダッシュするんわ!)笑

※このアイス、お正月に食べるとうまいんちゃうん!笑

これには、一つコツが存在します

確かに、筋肥大には大きな負荷は必要となります。でも、若くて頑丈な方ならそんなトレーニングでも耐えられるかも知れませんが、高齢者様にはタブーです・・

そこで、筋肥大には“乳酸“の分泌が鍵を握るのですが、乳酸を分泌させるのなら、決して重い負荷を持つことだけではありません。

これを試してみてください!

例えば、スクワット動作でしゃがみ込む時も、立ち上がる時もゆっくりと時間を掛けながら行ってみてください。

そうですね!しゃがみ込むのに約7秒程度、立ち上がる時も7秒くらい掛けて、それを休まずに10回反復してください!(反復する時の注意点は、立ち上がった時に膝を伸ばし切らずに、上がり切ったら筋肉を休ませること無く、すぐにしゃがむこと)

どうですが!?

結構、脚痛くて、なおかつパンパンになったと思います!笑

  そのパンパンじゃあねえよ!笑

これは、自体重の負荷しか使用しませんので、関節も痛めること無く、高齢者様にも出来る筋力トレーニングです!

つまり、自転車競技では脚に乳酸が溜まる種目が大半で、それにより筋肥大も見受けられますが、それを利用して筋力トレーニングでも応用することが出来るという訳です!

是非、参考にしてみてくださいませ🙇‍♀️

まとめ

★自転車競技の短距離選手には、筋肥大が見られる!

短時間に爆発的な力を発揮する競技は、その特性から筋肥大が見受けられる。勿論、その競技のスペシャリスト達は“速筋“が筋組成の大半を占めている場合が多く、その理由からも筋肥大に有利に働くことになっている。

★乳酸を除去するには“酸素“が必要となる!

長く運動を続けるコツは、溜まった乳酸を除去分解する機能が必要とされる。毛細血管密度が高い遅筋(赤筋)は、スタミナがあるが強い力は発揮しにくい。また、肥大しにくい特性があることにより、長距離選手の脚は細く感じることが多い。

★乳酸を分泌させるスローリフトとは!?

乳酸を分泌させるには、大きな負荷だけでは無く、動作中に筋肉に休み(緊張を維持する)を与えないようにすると乳酸が分泌される。それにより“成長ホルモン“等の働きにより、高齢者様にも安全に適切な負荷を加えることが出来る。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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トレーニング効果が現れない原因6選とは!?

Q: 筋トレを始めて約一年経つのですが、あまり身体に変化が感じられません。扱う重さも頭打ちになっている傾向にあり、この原因はどんなことが考えられるのでしょうか? アドバイスお願いします。

  マッチョになんのじゃが??

A: お問い合わせありがとうございます。さて、ご質問の内容ですが、身体の変化(筋肥大等)や使用重量が変わらないということですね💦

分かりました。考えられる原因をピックアップしてみたいと思います。

●筋トレ効果が現れない原因6選!

★筋トレ効果が現れない!その① フォームに問題がある!?

フリーウェイト、マシンに限らず、筋トレは筋肉に適切な刺激(負荷)を与えて、回復過程を通じて発達を求めていくものです。

  やるしかないけえのう!!

しかしながら、フォームに問題があるとある程度の負荷は掛かりますが、発達に必要な刺激が与えられないことになり、次第に頭打ちになってきます💦

これを矯正するには、専門家など第三者の眼でフォームチェックをして貰うか、

そんな環境が無ければ、自分の筋トレ時のフォームをスマホ等で撮影して、まずは自分で確認してみてください。必ず“んっ“て思う気づきがあると思います。(自分の動画を他の方のフォームと比べるのも可)

 (はっ💦どこみてんねん) 笑

よくあるミステイクは、ターゲットにしている筋肉が動作中に緊張(力)が抜け、他の部位が主に活動していることが多々あります・・

このフォームの乱れは、長年やっている方でも必ず指摘出来る箇所は存在する位、よくある原因です。初心者ならなおさらチェックは不可欠です。

★筋トレ効果が現れない! その② 重量(負荷)を追い過ぎている!?

男性なら、軽い負荷よりも重い負荷が挙がるようになりたいものです。

しかしながら、重量を追えば追うほど、無理なフォームになったり、中途半端な可動域(しっかりと下げない等)になり、発達に必要な刺激が加わらない状態に陥りやすいのです。

 あくまでも正しいフォームで!!!

勿論、ある程度の重量は筋肥大には必要です。

あくまでも自分に適切な負荷にて、フォームを崩さないことを前提に、少しづつ負荷をアップして行くのが大切なことです。

★筋トレ効果が現れない! その③ 種目をやり込んでいない!?

これは部位を変えながら(例: 胸→肩→背→腕等)1セットごとに種目を変えてトレーニングを進めることです。

これは短時間に沢山の部位が刺激でき、筋持久力やスタミナアップ等には良いかも知れませんが、筋肥大などの目的には向いていません。

 せっかちやからパッパッとすませたい笑

しっかりと、一つの部位を複数種目やセット数をこなし、パンプアップを求めるような内容を目指してみてください。

★筋トレ効果が現れない! その④ 毎日、毎回同じことをやり続けている!?

筋トレは各筋肉に刺激を与え、回復過程(超回復)で、前のレベルより高まったタイミングで、次の刺激を与えていくものです。

とにかく毎日、毎日は間違いじゃけえのう・・

それを毎日、同じ部位をトレーニングしたり、常に同じメニューをこなすことは、まだ回復していない途中だったり、刺激にマンネリを起こし、発達に必要な刺激を与えられていないことにも繋がります。

トレーニング休養時に、筋力レベルが上がり、筋肉も発達することをしっかりと認識することが大切です。

★筋トレ効果が現れない!その⑤ セット間のインターバルが長い!?

よく、筋肥大を求めるトレーニングのセット間インターバルは30秒〜90秒と言われています。

この理由としては6〜12RMの負荷でトレーニングすると筋中に乳酸が分泌され、前のセットの疲労が無くなる前(60秒前後)、次セットを行います。

それにより、筋肉の発達に必要な成長ホルモン等の分泌が促進されることを求めるためです。

★筋トレ効果が現れない!その⑥ 食事が理に適っていない!?

筋肉の発達には、刺激を与えるだけではありません。身体は栄養素によって作られています。主に良質なたんぱく質(プロテイン)とエネルギー源となる炭水化物などをしっかりと摂取することが大切です。

(あれ?ジャンクフードばっかりですよ 笑)

これは一つのワンポイントですが、体重(筋肉)が増えにくい方は、栄養素の吸収を高めるために、一度に大量に摂るよりも回数を増やして摂取する方がお薦めです。

まとめ

★効果が現れない①フォームに問題がある!?

これは、ベテランでも起こりうることです。自分がやっていることが正しいと思い込まずに、定期的にチェックをすることです。どんなスポーツでも理に敵わないことを長年やっていても、求める結果は手に入りません。

★効果が現れない②重量に拘り過ぎている!?

負荷(重量)は必要です。しかしながら、中途半端な可動域になって、重い負荷を挙げたとしても心の満足感はあるかも知れませんが、筋肉に適切な刺激は与えられません。あくまでもストリクトなフォームで重量アップを目指してください。

★効果が現れない③ とことんやり込む!?

1セットごとに種目や部位を変えるトレーニングは一見効率が良いように見えますが、筋肥大などの効果は現れにくくなります。筋持久力、全身持久力などを求める場合には行うことも必要です。

★効果が現れない④ 毎日同じことをやる!?

筋肉の成長は回復させている過程で現れる。同じ部位を毎日トレーニングすることは発達に影響しますし、常に同じ刺激ではマンネリになり、効果が薄れることに繋がります。

★効果が現れない⑤ インターバルが長過ぎる!?

筋肥大が目的では、インターバルは前のセットの疲労が若干残る程度で、次セットを行うことが求められる。インターバルは30〜90秒程度の範囲で繰り返し刺激を与えること。

★効果が現れない⑥ 食事を見直す!?

筋肉は刺激を与え、その後に発達に必要な栄養素を補給することで作られる。発達に必要なたんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取する。吸収を高めるために、一度に大量に摂らずに回数を分けて食事をすることも有効です。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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柔軟性があるとは何なのか?(お薦めのPNFストレッチング、筋膜リリースとは)

よく柔軟性があるとか、無いとか、会話の中で話されているのを聞いたりしたことあると思います。

この柔軟性の“柔“とは、やわらかい、やわらかと言う意味を示し、軟と言うのもやわらかいと言う意味ですから、その言葉通りに身体の柔らかさの能力を表すことです。

★柔軟性は、関節可動域とその範囲内で筋肉と腱がどれだけ伸びるかによるもの!

(わしゃあ、昔から固いんよね・・・)

この関節可動域(ROM: Range of motionの略)とは静的柔軟性と呼ばれ、各関節が傷害などが発生しないで活動(運動)することが出来る範囲を言い、

その可動範囲内で、筋肉と腱(筋肉と骨をつなぐ)がどれだけ伸びるかが、柔軟性として表わされています。(動的柔軟性)

★関節可動域(静的柔軟性)には、先天的な要素が大きく、一長一短がある!

○良い点

よく昔から、身体が柔らかいという方は、開脚が難なく出来たり、肩関節回りも可動域がやたらと動く方がいらっしゃいますが、これは持って生まれた能力でもあると言えます。

それにより、スポーツに於ける不意の転倒やアクシデントで、持っている可動域を越えるために、発生する傷害を防ぐことが出来ることは非常に利点です。

また、関節可動域が広い場合には、投げる動作一つにしても腕の移動距離が長く、その分遠くに引けるので加速度が加わり、速球や遠くに投げられ、

また、演技審査で評価されるフィギュアスケート、体操などには有利に働く作用になりやすいと言えるのです。

○悪い点

関節可動域には、一応の尺度となる角度があり、それをかなり超えるくらいの柔軟性がある場合には、逆に言うと関節が不安定とも言えますので、それにより痛めることも見受けられます。

また、各種スポーツ動作での動きも、関節可動域が広すぎて、無駄に動き過ぎる場合もあり、一定のフォームが定まりにくい側面もあります。

★筋肉と腱が伸びる(動的柔軟性)にはストレッチが有効!?

可動域を広げるには、筋肉や筋膜、腱などを対象にストレッチングを行うことは有効です。

先程申した通り、関節可動域には先天的な条件があり、広い方、狭い方は当然存在されます。

(柔らかい方は元々苦も無く出来るんじゃね)

つまり、狭い方は関節の構造に於いて無理な制限が掛かるので、可動域を広げるといっても過剰にストレッチを行い過ぎると、

怪我に繋がることもあるということを頭の中に入れておく必要があります💦

★短時間に効果が出るPNFストレッチングとは!

このPNFストレッチングというのは、筋肉内、または腱に存在する筋紡錘、腱紡錘という固有受容性感覚器に刺激を与え、それで起こる反射機能を使い、筋肉や腱を緩めるというものです。

これはパートナーストレッチと言われる、他の方の手技によって行う方が、効果がはっきり表れやすく、管理人もお客様のパーソナルトレーニングの時によく用いています

(このペアじゃあ、ないんじゃがのう😰)笑
ハムストリングスのPNFストレッチング例

ハムストリングスを収縮させ(黄色の矢印方向の力)、それをパートナーが5秒程度受け止める(白い矢印方向の力で対抗し止める)

その後、反射機能により弛緩したハムストリングスを伸ばすと、ご覧の通りに可動域が広がる(黄色矢印)

簡単に言うと、伸ばしたい筋肉に収縮(縮む)を起こさせ(5秒程度)その後に表れる反射機能(緩む)を利用して、徒手でストレッチするのです。

これは非常に効果が表れますので、是非一度お試しください!

★筋膜リリースを是非取り入れてください!

筋肉の回りには、筋膜と言って薄い膜が存在いたします。

これをご説明すると、皮膚と筋肉の間に位置する膜のことです。これは外側から“筋外膜“、筋を構成する筋線維を束ねるようにある“筋周膜“、単体の筋線維を覆う筋内膜の3つに分けられます。

この膜が癒着することによって、筋肉に次第に悪影響(痛み、コリ等)を与え、次第に筋肉の柔軟性を失うことになるのです。

この筋膜の癒着を取り除くことを“筋膜リリース“と呼んでいます。

そこで、管理人もいつも使用しているのが、トリガーポイントフォームローラーです!

この器具を使うと、筋膜リリースを簡単に行えます。持ち運びを出来るため、試合会場やホテルの室内でいつも使用しています。

是非、皆様もお試しくださいませ!

まとめ

★柔軟性は静的柔軟性と動的柔軟性に分けられる!

関節可動域(静的柔軟性)と筋肉と腱がどこまで伸びるのか(動的柔軟性)の2つに分けられる。関節可動域は先天的な要素に影響され、後天的に訓練により、動的柔軟性を改善することが、柔軟性を高める鍵となる。

★短時間に効果が表れる“PNFストレッチング“を取り入れる!

普通にストレッチするより、固有受容性感覚器に予め適切な刺激を与えることで、筋肉、腱を緩めて、短時間にストレッチ効果を引き出せる。パートナーに行ってもらうのがより一層効果的です!

★筋膜リリースにより、柔軟性を高めよう!

皮膚下にある筋膜にフォームローラー等を使用し、簡単に筋膜はがしを行える。これは他の方の手を借りなくても、各自が場所を選ばす行えるのが利点。ウォーキングアップ、クーリングダウン、疲労回復に管理人も愛用中。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️


筋力も持久力もある筋肉って作れますか?

Q: ご質問します。初心者なんですが筋力トレーニングによって、筋力も発揮し、持久性もある筋肉を作ることは可能なんですか?

「万能な筋肉、二人前お願いします」笑

A: お問い合わせありがとうございます。初心者様ということなので、なるべく分かりやすくご説明したいと思います。

★筋線維は速筋と遅筋の2種に分けられ、遺伝的要素に影響する!?

前にこのブログ内にて(2022.3.18アップ)筋肉の仕組みをご説明いたしました。

筋肉(筋線維)の組成は、詳細に分けると4つ、おおまかに分けると2つに分けられます。

この2つは、瞬発的な力を発揮出来る速筋(白色)、持久性に優れた遅筋(赤色)というものであり、分かりやすく説明すると、魚にも赤身魚、白身魚があるように、人の筋肉にも違う特性を持った筋線維が存在しているということです。

一流マラソン選手は遅筋が8割以上とも・?!

この割合は、遺伝的要素がかなり影響し、持久力が優れていたご両親から生まれた子供は遅筋線維が、短距離走が優れていたご両親からの子供は、速筋線維が生まれながらに多く組成されているのが一般的です。

これらから分かることは、速筋線維が多い方は瞬発系の競技が向いており、遅筋線維が多い方は持久性競技が有利であることは、間違いありません。

しかしながら、長年の競技特性(単一の競技を継続)やトレーニングのやり方次第で、その筋組成が変化することが近年言われ始めています。(遅筋線維が速筋線維に近い性質を持つこともある)

★パワーは筋力、スピードをアップさせること

よくパワーがある!という言葉が使われますが、本来パワーとは“力×速度(スピード)“という意味で、力(筋力)を高めることが出来れば、必然と積は大きくなるので、

パワー=力と一般的には思われていますが、スピードが要求される!

ある程度重い負荷1RM( ※1回しか挙上出来ない負荷のこと)の85%以上(挙上回数1〜6回)の負荷を使用します。

※筋肥大の場合は1RMの70%〜85% 挙上回数6〜12回の範囲。

※スピード向上を目指すトレーニングの場合は、実際の競技で使用する負荷か、もしくはそれよりやや重い負荷を使用する場合が多い。

★筋力と持久力をアップさせるには、個々を単体で行う場合と、全体(ホリスティック)的に行う2つのパターンがある。

話しを元に戻しますが、ご質問者様の場合は、筋力も強く、なおかつ持久性に富んだ筋肉がトレーニングによって作れるかですが、これには2つのやり方が存在します。

女性の顧客様で、筋肉付いたって喜んで、毎回力こぶ見せてくださる方いらっしゃいます 笑

一つは、最大筋力を高めるトレーニングをすると、当たり前のことですが筋力は高まります。

でも、筋力だけではありません。トレーニングを行えば、必ずスタミナ(持久力)も少しづつでも高まります

但し、重い負荷でのトレーニングばかりやっていては、同じ動作を繰り返し、繰り返し出来るような持久性能力の向上は難しいです💦

つまり、一般的には単体で筋力を向上させるトレーニングと、低負荷を高回数で行う筋持久力を高めるトレーニングを別々に行うことをお薦めいたします。

また、もう一方のトレーニングで高める場合としては、“ホリスティック“(全体)法というのがあります。

これは高重量で数セットをし、筋力を高める目的のトレーニング後に、1セットでいいので軽めの負荷(反復回数30回可能前後)を用い、挙がらなくなるまで行うトレーニングです。

最後の1セットに低負荷、高回数を挙上する!

これは、一つのトレーニングで筋力アップと筋持久力アップという、2つの効果を求めるトレーニング法です。

これを行うと、乳酸が発生する感覚があり、その部位の筋肉が非常に張ります(パンプアップ)。

つまり、ホリスティック法にはこのプラスの作用(成長ホルモンの分泌等)を利用し、筋力を高めるのと、最後の1セットで筋持久力も同時に高めることを求めているというわけです。

まとめ

★筋線維は速筋と遅筋におおまかに分けられる

瞬発的な速筋と持久性の遅筋が存在する。(詳細は4つ)これは遺伝的要素に影響されるが、近年では長年の筋活動により、性質が変わっていく可能性も指摘されている。

★最大筋力と筋持久力は単体で向上させるのが定説!?

最大筋力は高負荷、低回数。筋持久力は低負荷、高回数にて、単体の目的で高めるのが一般的な方法である。

★ホリスティック(全体)法にて、向上を目指す。

最大筋力を高めるセットを行った後に、1セット1RM50%の負荷を用い、高回数でオールアウトを目指す。これによりパンプ作用にて筋力アップと筋持久性を高める目的を持つ筋肉を刺激することになる。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️


自重トレーニングで身体は変わるのか!?

Q: ご質問です。自宅で筋トレに励んでいますが、自分の体重などを利用したトレーニングで体は変わるのでしょうか? 希望する体は筋肉をもっと付けたいと思っています。よろしくお願いします。

(えっほ、えっほ、えっほ 笑)

A: お問い合わせありがとうございます。さて、ご質問の内容から推測できるのは、自宅には器具やマシン等は無く、自体重を負荷にしたトレーニングで筋肉が発達するのか?と言う内容だと思います。

結構から言わせて頂くと可能だと思います!

★自体重トレーニングとは!

分からない方もおられると思いますので、ご説明いたしますと自体重(自分の身体(体重など)を負荷にする)を利用して、筋肉に刺激を与えるトレーニングのことです。

 (これ、結構きついんよのう

代表的な種目は、腕立て伏せ(プッシュアップ)、チンニング(懸垂)、スクワット(膝関節の屈曲、伸展)等です。

★自体重トレーニングの利点・欠点とは!

①道具や器具が不要で、場所を選ばない!

自体重が負荷になるため、フリーウェイト、マシンや器具が必要ない。また、自宅でも出張先のホテルでも場所を選ばず、どこでも行えるという手軽さがある。

②最低限の筋力が必要になる!

この言葉通りに、自分の体重を最低限支える筋力が無ければ、特定のトレーニング種目(筋力レベルが低い方の腕立て伏せ、懸垂等)が成り立ちませんので、ある程度の筋力が無いと一部のトレーニング動作がこなせないこともあります💦

③モチベーションの維持が必要となる!

また、自宅で行うということですから継続するモチベーション維持が大変です。誰もが最初はやる気満々ですが、その気持ちを継続させることが一番困難なのかも知れませんね💦

④負荷を簡単に増やせない!

トレーニングには過負荷の原則というのがあり、いつも同じ内容、負荷のトレーニングを行っていたら次第に慣れて、身体が変化しなくなるということです。

つまり、自体重の場合には負荷を簡単に増やせないので、さらに工夫が必要になるということです。

★自体重トレーニングで効果を出す秘訣!

①限界まで行う!(張るまで)

負荷が簡単に変えられないため、新たな刺激が加わりにくいことはありますが、動作を繰り返し限界近くまで行えば、筋肉は発達していきます

但し、筋肉が発達する方の特徴は鍛えた筋肉が張る(パンプアップ)現象が現れることです。もし、張らなければ動作中に力が抜けていたり、鍛え込みが足らない(キャリア不足)ことが考えられます。

(わしゃあ、筋肉と話せるけんのう)笑

②動作スピードを工夫する!

これは、いつも一定の動作スピードでは無く、スローにしてみたり、クイックにすることも刺激を変えるテクニックです。

特にスローで行うコツは挙げるのも、下げるのもゆっくり(3〜5秒程度)と行い関節をロック(伸ばしきらない)せず、動作中に筋肉を緊張を与え続け、筋中に乳酸を発生させ、パンプ現象を起こすことです。

③毎日行わない!

筋肉はトレーニングで適切な刺激を与え、次回までに休ませることで、前回よりも少し高いレベルに筋力を回復させ、そこでまた刺激を与えることを繰り返しながら強く、さらに逞しくなっていきます。

ですから、同じ部位を毎日トレーニングを行わないことも必要なのです。

④結果を出すには“継続“の一言しか無い!

誰でも最初は、やる気に満ち溢れ、頑張ろうという気持ちはあるものですが、次第に薄れてしまいます笑

どんな事でも、簡単に手に入ることなどは無く、目的を達成させるには継続しかありません。③の毎日行わないとも共通しますが、自分のライフスタイルに合わせ、無理なく、苦痛や使命感を感じることが無く続けられる頻度(週◯回)で長く続けることが一番大切です。

自体重トレーニングで筋肉の発達は可能だと思います。但し、目指す発達にも個人の理想像がありますので、さらに上を目指すなら発達に不可欠な負荷を掛けられる環境下で行うことも必要だと思います。

まとめ

★自体重トレーニングはどこでも実践可能!

器具やマシンが必要無いため、場所さえあればどこでも可能。但し、自分の体重が最低限の負荷になるので、初心者、女性、子供には、負荷の調整が出来る姿勢等の工夫が必要となる。

★自宅等などで行う場合、モチベーションや継続させる気持ちが重要!

どんなトレーニングを行うにせよ、効果を出すためには継続することが鍵を握る。地道に耐えられる強い気持ちと目的を達成させるモチベーションを保つことが出来れば、少しづつでも結果が現れる。

★自体重トレーニングでも原則は守る!

マシンやフリーウェイトのトレーニング同様、可能な限り追い込んで、負荷スピードに変化を加え、同部位を毎日行わないこと。但し、求める目標が高い場合には、それ相応の環境を求めることも必要である。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️