一日一回、姿勢を整えるには、意識的にお腹を引っ込めよう!?

 最近、お客様との会話の中で自分の姿勢を気にする方が増えてきたと感じています。

この理由の一つに、スマホやパソコンのやり過ぎで若年層でも猫背ぎみになったり、

 スマホの普及で今後は悪姿勢“が増える!

高齢になり、自然に背中が丸まってくる方を見かけることにより、姿勢に対する考えを見直す方が増えたことが挙げられます。

そこで今回は一日一回(手軽にどこでも続けられる)気をつける程度で、姿勢をリセット出来る方法をご説明したいと思います。

★一日一回、お腹を引っ込めよう(ドローイン

これは、一日で飛び出たお腹をスマートにする意味ではありません笑(それが出来たら神レベルです笑)

一日の間に一回だけでもいいので、お腹の筋肉を使って、姿勢を正しい位置に保つ筋肉に刺激を与えようということなんです!

姿勢の見た目はイメージを良くも悪くもする!

具体的には、お臍の少し上の部分(腹筋)に両手の指(人差し指、中指、薬指等)を当てて、そこをイメージで言えば、背中にくっつけるように“凹ます“姿勢を保持することです。

この動作を“ドローイン“と呼びます!

ドローインとは、引っ込めるという句動詞になり、その名の通りに、お腹を意識的に引っ込めるには、腹部の深部に位置する“腹横筋“というインナーマッスル(他にも内腹斜筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群など)を働かせることにより、姿勢矯正等や筋トレ効果も求められるのです。

★ドローインの行い方!

これは、立った状態でも大丈夫です。

先程も言った通り、仰向けに寝るか、立位でもお腹に指を当て、鼻から息を吸い込み、まずはお腹を膨らませるよう(腹式呼吸)にしてみて下さい。

①まずは、鼻から吸って、お腹を膨らませる!②お腹を凹ませながら、口からゆっくり吐く!

次に膨らんだお腹を、口からゆっくりと吐き続けながら、指で押さえるようにお腹をゆっくりと凹まして行き(イメージは背中にくっつけるように)大きく窪ませて下さい(ぺったんこになるイメージです。

お腹が凹んだ状態で、呼吸を切り替えます。

呼吸を胸式(普段通り)に切り替える!

お腹を凹ませた状態のまま、呼吸は胸式(鼻からゆっくりと吸い、胸を膨らませ、口からゆっくり吐く)に変えて、この状態を状態を20〜30秒キープして終了して下さい。

 胸郭が上がり、姿勢が自然と整う!

この時には、お腹は引っ込み、横から見ると胸が張った状態になります(ヘラクレスのように逞しく見えます笑)ので、姿勢が正しく矯正されます。

これで、腹横筋(お腹の深部にあるコルセットのような働きをする)やインナーマッスル等をしっかりと使うことが出来るのです。

これを一日一回でも構いません!

勿論、日に数回やっても問題ありませんが、続かないと思いますので笑、一日一回を目標に昼休憩とか、15時などの休憩の際に行うといいと思います。

但し、幾ら昼休憩でもやってはいけない時間があります!

それは食後です。つまり、食事をする前か、なるべく空腹時に行ってください。

この腹横筋のコンディショニングは、先程も言いましたが、腰回りでの筋肉コルセットとも言えますので、これを定期的に刺激することで腰を保護し、ギックリ腰などを予防することにもなりますので、普段から関心を持ち、実践することをお薦めいたします。

まとめ

★一日一回、お腹を強制的に引っ込めよう!

お腹を凹ますと、腹横筋など深部にある筋肉を働かせることになり、正しい姿勢に関連深いインナーマッスルを動員させることが出来る。その姿勢を保持すると、胸郭が上がり、自然と胸が張れるようになる。

★ドローインの実践とは!

まずは腹式呼吸でお腹を膨らませます。それからお腹を徐々に凹ましながら、息を吐き続けます。凹ましきった所で止め、胸式呼吸に切り替え30秒くらいその状態を保持します。どこでも出来ますから、ぜひ取り入れてください。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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