新・プロジェクトXが戻ってきます!

 NHKで2000年〜約5年間放映されていました“プロジェクトX 〜挑戦者たち〜が、来年の4月より“新・プロジェクトX“という新たな題名で放送が始まることが発表されました!

管理人もこの番組は、欠かさず視聴してましたので復活は嬉しい限りです!

この番組内容を簡単にいうと、日本が戦争で焼け野原となり、そこから「戦後復興」「高度成長」などを果たす様々な知恵と力。

メードインJAPANの数々の製品が、先進国と肩を並べるまでの様々な困難に立ち向かう道筋。

過酷な自然環境の中で、巨大ダムを建設する断崖絶壁の難工事。教育現場ではスポーツを通じて、不良と言われた子らを導く姿など、どれを取っても感動し、心を揺さぶる気持ちにさせてくれた番組だったんです。

またナレーションは、田口トモロヲ氏が再度抜擢されるみたいで、この方の語り口がなんとも言えない感動や感情移入するんですよ。

その中でも、体育会系出身の管理人が一番記憶に残るのは、やはり伏見工業高校ラグビー部の回でしたね。

教室の廊下にバイクが走り、窓ガラスが割られ、それこそ不良のたまり場という工業高校に、元ラグビー日本代表の教師が赴任して来た。

山口良治氏。

その時点で、誰が荒れに荒れていた伏工が7年後に、全国制覇を果たすと予測出来ただろうか?!

赴任直後、真っ先にラグビー部の部室に向かう途中、山口先生の頭の中には(みんな待ってくれてんやろうな!)(歓迎してくれるんやろな!)という希望に満ちた妄想は一緒にして吹き飛ぶ•・

部室には誰も居ない、床にはタバコの吸い殻。ひょっとすると校庭で待っていてくれるのかも知れないとグラウンドに行くと誰一人居ない現実・・

いざ、練習を開始しても反発する不良生徒達・・

(何が元日本代表や!)(知るか、◯◯!)

そんな折、山口先生は知り合いの他校の先生に頼み込み、練習試合を行うことにした・・

当日朝、集合時刻になってもその駅には誰一人部員が来ることは無かった・・

その日の夜、その先生との食事の席で「辛抱せえ・・」と声を掛けられ、涙が落ちた水割りを何杯も飲んだ・・(田口氏のナレーションが心に響く)

そんな中、出場した京都府大会で花園高校に112-0という大敗を喫する・・

全く歯の立たない試合の最中、山口先生の心は最初は(俺の言うこと聞かないからこんなことになるんだ)という腹立たしい気持ちが、

次第に(この子ら今どんな気持ちで戦ってるんやろな)(俺は元日本代表やいうて、この子らに何をしてやったんだろう)(俺は何もやってやってない)という自責の念に・・

試合が終わってベンチに帰って来る部員たちに山口先生は怒るどころか「お疲れさん、怪我は無かったか」・・

その一言で生徒の一人、小畑道弘氏が先生のその言葉が嬉しいやら、悔しいやらでグラウンドに崩れ落ちて叫ぶ「俺は悔しい!」

それをきっかけに、生徒らが泣きながら「俺も悔しい!」「悔しいよ、先生!」

それを目の当たりにした山口先生は「俺が絶対に勝たせてやる!黙って俺に付いてこい」

それから伏工ラグビー部の猛練習が始まる(昭和の運動部の決まり事)

その一年後、花園高校に112-0で負けた伏見工業は18-12で勝利を挙げる!

その伏工に“京都一のワル”と言われた山本清悟(しんご)氏が入学することになった。

(これで伏工はまた荒れる)と他の先生達が奇遇する中、山口先生は山本に声を掛ける。

「ラグビーはルールがある喧嘩や!」

その言葉で、山本はラグビー部に入ることになった。

ところが、これで彼らが更生するわけでは無く、小畑も荒木も山本も練習をさぼり始めるが、山口先生の熱意により、次第にラグビーに打ち込むようになり、山本は高校日本代表選抜まで昇りつめた!

この番組は、エンディングにて生徒のその後を紹介していくのだが、小畑は建設業を経営し、荒木氏は海外にヘッドハンティングされる技術者になり、京都一のワルと呼ばれた山本は山口先生と同じ教師の道に選ぶことになる・・😢

(エンディングでは中島みゆき氏のヘッドライト・テールライトが流れ、田口氏の語り口に涙する)素晴らしい番組でした。※管理人の希望というか願いは田口氏と中島みゆき氏の曲は同じであって欲しいです‼️)笑

NHK様の番組では“その時歴史は動いた“も復活して貰いたいのですが、とりあえずプロジェクトXの4月からの放映を楽しみです❗️

是非、皆様もご覧になってくださいませ🙇

ご拝読ありがとうございました。

ご質問、パーソナルトレーニングのご予約、オンラインパーソナル(トレーニング指導、ゴルフ、メンタル、子育て)等のお問い合わせはこちらから!