世界陸上、400m走32年ぶり日本記録更新!なぜ、こんなに時間が掛かったのか!?



 

ハンガリー・ブダペストにて、世界陸上が只今開催されています!

流石に世界の精鋭が出場しているだけあって、数々の記録が更新されていますが、その中でトラック競技男子400m走にて、佐藤拳太郎選手が44秒77をマーク!

これは実に、日本新記録を32年ぶりに更新する見事な走りだったんです!

この前日本記録保持者は、高野進氏(現東海大陸上競技部部長)で高野氏の記録は44秒78・・

この00.01を更新するのに、実に32年という長い年月が掛かったという訳なんです。

勿論、高野氏の記録が偉大だったことは間違いないんですが、この400m走を別の角度でご説明しますと、記録更新には“これ以上過酷な競技は無い“という理由を述べてみたいと思います。

★400m走は無酸素運動の限界を超える!

難しい説明をしますと、一般の方は分かりにくいと思いますので、なるべく分かりやすくご説明いたしましょう。

例えば、運動する時「今から5分間走ってください」と言われたら、普通に呼吸をしながら走り始めますよね!

でも「今から50mを全力で走ってください」と言われたら、ゆっくりと呼吸をしながら走りますか?

多分、そうでは無いはずです!

これは50m走なら酸素を供給としなくても、走り切れるからなんです!

ここでATP-CP系(アデノシン三リン酸)の話をすると??笑になるので、それは今回は省いて、

実は、酸素を必要としない無酸素運動の持続時間というのは、ニ段ロケットのようになっていて、一段目のロケットの持続時間は約7.7秒。

つまり、50m走などはこのエネルギーで賄えてしまいます。

でも、100m走は約10秒前後は掛かってしまうので、この一段ロケットでは少し足りませんよね!?

そこで第二ロケットの登場です。この二段ロケットは解糖(乳酸)系と言われるものです。この二段ロケットの運度持続時間は約33秒。

つまり、無酸素で運動出来る一段ロケットが7〜8秒、二段ロケットが33秒、トータルで40秒前後が無酸素運度の限界値になるわけです。

今回の400mの日本新記録が44秒77・・

つまり、無酸素運動の限界値を超えているわけなんです。



★乳酸が沢山出る競技ほど過酷なものは無い!

この二段ロケットは、先程も言ったように解糖(グリコーゲン)を分解する過程で大量の乳酸が発生します。

この乳酸というものが曲者で、これが大量に発生すると痛くて堪りません笑

例えば、その場で両手を頭の後ろに組み、しゃがみ込むスクワットをやってみてください。

しゃがむ目安は、腿が床と平行になる程度で、一往復に7秒くらい掛けるように、ゆっくりとしゃがむ動作を繰り返しますが、

7秒間で止めるパターンと40秒間連続で繰り返すパターンを比べてみてください。

間違いなく、40秒間の方が太腿が痛いし、パンパンになる感覚があるはずです。これが乳酸です!

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つまり、400m走を自分の競技種目に選んだ瞬間に、このような地獄?の練習を繰り返すんです。毎日、毎日・・笑

どうですか?

果たしてこのトラック種目の内で、一番過酷な種目を果たして選ぶのでしょうか?!

勿論、その種目に才覚があれば選ぶと思いますが、敢えて苦しい種目、無酸素運動の限界値を超える種目を選択するというのは、かなりの勇気と覚悟が必要ということなんです。

これも、32年間記録が破られなかった理由の一つになっているような気がいたします。

まとめ

★400m走は無酸素運動の限界値を超える!

無酸素運動の理論的な限界値は約40秒。それを超える400m走の過酷さ、苦しさは予想を遥かに超えるものである。

★乳酸との戦いになる競技を選ぶことは!?

勿論、その過酷さが好きな選手もいると思われますが、練習の時から苦しい思いをするのを嫌がる選手も存在する。つまり、その競技で自分が結果を出せる選手以外は、避ける傾向になることもあり得る。

ご拝読ありがとうございました🙇

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