長男のゴルフを指導する際、気をつけていたことがありました。
それは、すべてを教えないということです。
これは、決して出し惜しみをするという意味ではありません。
ヒントは与えるが、まずは自分が考え、自らが実践していき、そして試行錯誤しながら答えを掴むということなんです。
生きていく上で、自分で考え、自分で行動し、自分で決断して行く(進学、就職等)ことが将来、求められるのですから、それを身に付ける手段としても、スポーツは最適な教材となると思います。
★才能に蓋をすることにもなる!?
よく、練習場やコースで一球ごとに、アドバイスや小言を子供様に言っている親御様を沢山見てきました・・
確かに気持ちは分かります・・
(上手くなって欲しい)(勝たせたい!)親なら誰でも思う感情です。
でも、子供にはそれぞれの個性があります!
もし、それを無視して、親が理想とする行動やフォームを教え込もうとすると、子供の持つ優れた感覚や才能に蓋をしてしまうかも知れません・・
だから、まずは実際にやらせてみて、見させて、好きにやらせてみることが大切だと思っています。
そこでよくやっていた練習は、私と長男が10〜15ヤード(約9〜13m)くらい離れて、ウェッジでお互いの足元に止まるように、野球でいうキャッチボールのようなアプローチ練習を行っていました。
これは遊び感覚もありますし、一人でアプローチ練習するよりは絶対に楽しいんですよ🤗
野球のキャッチボールというのは、やったことがある方は分かると思いますが、相手の胸元に目掛けて、
難しい理論や理屈は考えず、まずは本能で投げればいいのですから、この練習こそ、自分の感性を引き出せる最高の練習法だと思っています。
また、お互いに相手の打ち方(投げ方)や間合いなど、しっかりと目で見て、学ぶことも出来ますよね。(侍ジャパンのメジャーリーガーと日本プロ野球の若手選手が、キャッチボールして感激していましたね🤗)
それのゴルフ版ですから、今から子供様にゴルフを始めさせようとされる親御様にはお薦めの練習法です。
このアイス、結構美味い😋今からの時期にお薦めです❗️
★行き詰まった時に、ヒントを与える!
スポーツも芸事も勉強も、すべて順風に上手くいくわけありません。
子供ならなおさらで、つまずくこともありますし、悩むこともあると思います・・
そんな時に親の出番です。
やはり人生経験も競技歴も子供よりは積んでいるのですから、親の目で見て感じること、または対話の中で、お互いに必要な事を見つけていくことが大切だと思います。
例えば、ゴルフ版アプローチキャッチボールは、ボールを遠くに飛ばす必要はありません。
相手の足元という目標に対し、その近くに止めればいいんですから、力よりも正確性や感性が大切な訳です。
この場合、必要なのはリズムよくクラブを扱うことです。
つまり、力よりもメトロノームのように一定のリズムで振ることが求められるのです。
長男にも、このリズムとテンポだけはアドバイスしました。急激にスピード上げたり、緩めたりせず、リズムとテンポを大切にしようと!(ゴルフで一番大切なバッティングも一緒です)
その内に、自然に自分のものを確立して行き、お陰でアプローチは抜群に上達しました🤗(管理人は21年、長男は7年でハンディ0になったからね💦)
子供の感性を重視することは、スポーツだけでは無く、勉学にも自分の感性やペースを作らすことが出来るので、非常に重要なことだと感じています。(但し、親も神様では無いので、必死なあまり、多少うるさく言うのは仕方ありませんが・・管理人も昔のことですから忘れましたがあったかも知れません🙇♀️💦)
まとめ
★まずやらせて見て、自分で考えさせる!
子供には無限の可能性がある。親が頑張らせたいという気持ちは分かるが、頭ごなしに押しつけるのは、子供の能力や才能に蓋をすることにもなる。あくまでも、やらせてみて、考えさせてその中で自分で答えを見つけることがベストである。
★行き詰まった時には、助言を与えるだけでいい!
すべての物事は順風には行かない。そこで、人生の先輩である親御様があくまでも助言を与える。勿論、結論付けるのでは無く、本人が納得するように話しをするだけで、最後は子供が考え、練習して習得出来ることが理想である。
ご拝読ありがとうございました🙇♀️
ご質問、パーソナルトレーニング、オンラインパーソナル(トレーニング、ゴルフ、メンタルなどのお悩み等)はこちらからお問い合わせくださいませ!