目指せ!3年でスクラッチプレーヤーに!
前回のスクラッチプレーヤーの独り言⑧では、脚を使えば、クラブは勝手に走ってくれるとご説明いたしました。
今回は、ゴルフで一番大切な“インパクト“(クラブヘッドがボールに当たる瞬間)にスポットを当てたいと思います。
極論ですが、インパクトさえしっかりとコンタクト出来れば、テークバック、トップ、ダウンスイングが多少いなげなでも(※広島弁で 変な、おかしい、普通ではない)問題ありません 笑
勿論、ゴルフはボールが止まっているのですから、動作が複雑では無い方が反復動作(スイング)が簡単になりますから、
理に適った単純な動きをお薦めはいたしますが、ある意味、感覚が鋭い方はインパクトは野生の勘でも構いません 笑
管理人も何年も何年も、そんなことを全く考えず、ただボールを打っていた年月がありましたが、
それはそれで感性とか技術を磨くことは出来たとは思いますが、やはり最短で上達するには、今考えれば回り道をしたことは間違いありませんね😰
但し、上級者にはインパクトに共通点がございます!
それは“ハンドファースト“に捕らえることです(すべての方では無いですが、大多数はこれになっています。
★ハンドファーストとは!?
このハンドファーストとは、インパクトの時にグリップ部分が、ボールより飛球線方向に出ている形を言います。
実はこれは、グリップ部分を意識的に先行させているわけでは無く、ある動きをすると自然となっていくんです。
これが前回に申し上げました、でんでん太鼓の動きです!
これをご説明いたします。皆様もアドレスをとってみてください。
その状態から、腰(イメージしやすいのは臍を今から打ちたい方向に向ける)を回す。
もう一度、やってください!
アドレスした状態から、臍を打ちたい方向へ向けたら、勝手にグリップ部が先行(ハンドファースト)する!
つまり、ダウンスイングで体幹(腰、お尻)をしっかり回していけば、勝手にハンドファーストインパクトが出来るのです!
ハンドファーストインパクトの利点は、ロフトが自然に立ってくるため、勝手に飛距離が出るので、それだけ短いクラブが使えることにより方向性も優れるのです。
逆にアベレージゴルファーの多くは、トップから下半身が使わず、腕の力で引き下ろすので、
右手(右打ちなら)の無駄な力みにより、手首のコック(右手親指方向(縦方向)に手首を折ること)が早く解けて、下のようなインパクトになるのです。
★ハンドファーストになれば、自然にターフが取れる!(上級者は自然とターフが取れる)
ハンドファーストになっているか、なっていないかを見極めるポイントは、ターフ“が取れるか、取れないか“で見極めます。
良く、プロゴルフの試合を中継で見た時、プロゴルファーの多くは、インパクト後ターフ(芝の破片)がしっかりと飛んでいくのを見たことあると思います。
つまり、上級者ほどハンドファーストインパクトを実践しているので、結果的にターフが取れることになっているのです。
★ターフが取れるメカニズムをご説明いたしましょう!
インパクト時には、クラブヘッドはスイングの最下点ではありません。
最下点とは、スイング軌道で円弧の最も下の部分のことで、この画像で言えばクラブのグリップエンド部分が支点(※本来なら右手が支点。☆今回は分かりやすくするために敢えて)
つまり、インパクトからこの最下点までの点線の部分が、ヘッドが芝の中(地面)に入っていき、ターフが取れることになるのです。
まとめ
★上級者のインパクトには共通点がある!
グリップ部分が飛球線方向に先行する状態でインパクトするのがハンドファーストインパクトと言う。これは体幹の回転によりスイングすることにより、結果的にこの状態になることを理解する。
★ハンドファーストになるとターフが取れる!
上級者の共通点として、ターフが自然と取れるスイングが出来ている。その結果打ち込まなくてもダウンブローになる。ターフを取ろうとして打ち込むイメージをもっている方は、それは過ちだと認識する。
★ターフが取れるメカニズムとは!
最下点とは、スイング軌道で円弧の最も下の部分のことで、インパクト時にはまだ最下点では無い。(もし最下点ならターフは取れない)インパクトから最下点までのゾーンが、ターフが取れる範囲だと言うことを理解する。
ご拝読ありがとうございました🙇♀️