2022年10月25日一覧

スクラッチプレーヤーの独り言⑩ ボールが曲がる原因3選! インパクトは無い!と・・つぶやく。

目指せ!3年でスクラッチプレーヤーに!

さて、今回はテクニカル的なことは一旦置いといて、上達する考え方について述べてみたいと思います!

★40年前に戴いた“アドバイス“とは!

ゴルフを始めた当初(高一生)、基本的な土日の過ごし方は土曜は午前中授業を受け(私の時代は学校は週休2日では無く、土曜午前中授業で日曜は休み)、それから自転車で今のホームコースに行き、お客様が多い時はそれからキャディ。

日曜は朝からキャディをして、終わってからコースで練習という生活を、高校時代3年間続けていました。

その中で、コースのプロゴルファーであった私のお師匠様に色々と可愛がって頂いて、様々なことを教えていただきました🙇‍♀️

      上達する子

練習場、コースと様々なシチュエーションの中で教えてもらった中で

繰り返し、繰り返し言われたことがあります。

「当てに行くな!殴るな!振ってしまえ!」と

でも当時の私は、それを言われてもそれがどういうことなのかと言うことを理解出来なかったというのが本心でした・・

     管理人・・  笑

ここがポイントです!

その時、理解出来なかったら、分かるように自分で考えるとか、それでも分からない場合は、食らい付いてでも教えを乞うことが必要だったと思います。

        笑

今思えば、この時点で自分の感受性(物を感じ取る能力)が欠如していたことと、情熱が足らなかったというのを痛感しています・・

何事でもそうですが、その行動一つで全く違う結果(スクラッチプレーヤーになるのに21年も掛からなかった)と思います😢

正に“聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥“ ですね笑

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★ボールが曲がる原因は3選とは!?

今現在、管理人も試合には出れる範囲で出場しています。勿論、出るからには良いスコアを目指していますが、勝てる試合もあれば、負ける試合もあるわけです。

そんな中、ミスをした原因というのが最近はっきりと分析出来るようになってきました。

40年前に言われていた「当てに行くな、殴るな、振ってしまえ!」の悪癖が出た時にミスをしているわけです・・

この振られるではないやんけ 笑

ボールが意図しない方向に飛んでいく原因は次の3つが挙げられます。

①スイング中、身体の回転が止まる!

ボールに当てに行くと手打ちになりやすく、また、インパクトで力むと身体の自然な回転が止まってしまうため、フェース面がスクエアを保てなくなる。また、当てに行くと軸が打球方向にずれるため、ヘッドが円軌道にならない。

②インパクトで叩きにいく!

インパクトを強調し過ぎると、スイング(遠心力)では無く、バッティング(打撃)になるため、無駄なサイドスピンが増えることになり、曲がる要因になる。遠心力を利用するとヘッドは円軌道になる。

③力みによりアドレスのアングルが変わる!

スイング中、急激な動きや必要以上の力が入るとアドレス時の前傾アングルが変わってしまうため、当然、スイングプレーンからクラブが外れやすく、フェース面もスクエアを保てなくなる。

軸を中心にクラブヘッドは円軌道に走ります!そのヘッド軌道をイメージ出来るのが、管理人お薦めの練習器具 I-プレーンです!

★インパクトは無い!

そこで、この3つを防ぐために管理人が自分に言い聞かせているキーワードは

インパクトは無い」です!

  ❓❓ んっ、◯ロナ  笑

これを聞いたら??って理解不能の方もおられるかと思いますが、要はボールにヘッドが当たる瞬間を特別視するな!ということです。

先程言ったように、ボールが自分の意図に反して違う場所に飛んで行く場合は“インパクト“に感情が入ってしまう時です。

これを分かりやすく表現しますと、当てに行かないというのは、振れば自然に当たると思うことです。

なおかつ、インパクトが無いというのは、あくまでもボールにヘッドが当たる瞬間を特別に強く打つとか、叩くとかでは無く、ヘッドが勝手に通過する過程で、ボールにコンタクトするということです。

ぶつかりますから、歩きスマホはやめましょう

そこで管理人がブログをご覧戴いている方々に、是非参考にして貰いたい“インパクトが無い“スイングを実践されているのが、タイ出身のプラヤド・マークセン選手です。

マークセン選手は小柄(163cm)でありながら、飛距離も出ますし、今季はそれこそ絶好調で日本シニアツアーで4試合連続優勝、その内メジャー2連勝です💦

この動画をご覧ください。

プラヤド・マークセン選手のスイングは全く動きに淀みが無く、インパクトを強調する動き(詰まり感、叩く感)が無いのにも関わらず、トラックマンの測定では56歳ながら(293yard)を表示し、なおかつ曲がりません・・💦

こんなスムーズな流れを重視したスイングが“インパクトが無い“なんです❗️

多くの方は、インパクトを強くする方がボールが飛ぶと思われています?・・

でも、インパクトを強くすればボールに無駄なスピンが掛かり、ボールが飛ばないどころか、曲がりも大きくなってしまいます😢

インパクトを強調してはいけません!

インパクトは無い のです!

是非、今からゴルフの上達を目指すなら、これをしっかりと頭の中に入れておいてください。

まとめ

★分からないことがあったら食らい付く!

上達のためなら、分からないことは自身で分かるように努力するか、他の方の力を借りてでも分かるまで食らい付くこと!聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥となる。

★ボールが曲がる原因3選とは?

ボールに当てに行くと身体の回転が止まり、無駄に叩けば無駄なスピンが増え、力めば身体の前傾アングルが崩れる。肝心なことは力まず振れば、自然にボールに当たり、飛距離と方向性が高まることを理解する。

★「インパクトは無い!」

本能的にインパクトは特別視しやすい。しかし、インパクトは単なる通過点であり、遠心力を使ったスイングをすれば、強く叩くことなくボールは効率良く飛んでいく。「インパクトは無い」とつぶやきながらスイングに入る。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️