目指せ!3年でスクラッチプレーヤーに!
日本のゴルフ人口は、かつては1300万人という時代もありながら、2016年には550万人に減少し、一時下落の一途でしたが、このコロナ禍にて屋外スポーツが脚光を浴び、若者を中心にゴルフ熱が高まっていてます。
世界のゴルフ人口も、ここ5年の間に560万人増加したと言われ、総計6660万人という数値も報道されました。
その中で、ゴルファーはレジャー目的の方々が大方を占め、競技に参加するためのハンディキャップを修得されている方は、日本で約15%と言われています。
ゴルフをしない方も、このハンディキャップ(通称はハンディと言われる)という言葉は、聞いたことがあるのではないでしょうか?!
これを分かりやすくご説明しますと、ゴルフは技量によって、ハンディキャップというのが算出されます。
実際に18ホールで打った打数(グロススコア)から、そのハンディを引くスコアのことをネットスコアと言い、
(※ハンディ18の場合、打数(実際に18ホールを回った合計数)98でしたら、98−18=80(ネットスコア)ということになり、ハンディ付きで順位を争う競技の場合には、ネットスコアで順位を決定する。
形的には、上手い方と初心者が、ハンディキャップがあることで、平等に競えることになるのです。
(※管理人が出場している試合は、グロスのみの競技でハンディは採用されない)
このハンディキャップを修得している方の内訳は、ハンディ19以上の方が約50%後半、10〜18の方が約30%、6〜9の方が約10%、5〜1の方が約5%、そして0の方が0.4%という割合になります。
また、このハンディキャップには通称というのがありまして、9以下の方を“シングルプレーヤー“、5以下の方を“片手シングル“(片指が5のため)、そして0の方を“スクラッチプレーヤー“と呼んでいるのです。
ここからが本題です!
私自身の場合、スクラッチプレーヤーになるのに、21年という年月が費やされました。
(15歳→36歳)
結構、長い期間ですね💦
が、私の長男はその1/3の期間である7年でスクラッチプレーヤーに到達しました。
(7歳→14歳)
(センスがあったのでは?)(子供だったから?)という様々な推測が出来ると思うんですが、私はそれはあまり関係が無いと思っているんです。
では、その理由は何なのか?
私は、過去に自分が何も知らずに、何も学ばずにやっていた期間、ただ漠然と無駄な時間や労力を費やしてきたことを認識し、
さらに、順を追って、上達に必要な段階をマスターしていけば、効果的に上達出来ることが可能であるということを、私なりの試行錯誤にて、次第に理解出来るようになった訳なんです。
つまり、漠然と行い、月日を費やせば、それなりには上達するでしょう。
でも、学んで、理解して、自分を見つめ直して実践すれば、無駄な月日を掛けることなく上達することが出来るということです!
私が失敗してきたこと、また、そこから学んだことをこのブログにてご紹介し、一人でも上達を心から目指されているゴルファー様のご参考になればという思いで、今後書かさせて頂きたいと思っております。
さて、私がゴルフを始めた当初、キャディのアルバイトをしていたコースが、今も私のホームコース(一般社団法人)広島ゴルフ倶楽部鈴が峰コースです。
その当時、この広島ゴルフ倶楽部には、とんでもない強い💦プレーヤーが存在していました。
倶楽部の壁に設置されていた、ハンディボードの筆頭には なんとハンディ “+4“ 💦
今も鮮明に記憶がありますが、木製のプレートには 倉本昌弘 と書かれていました。
まだその当時、アマチュアであった倉本プロの戦績は日本ジュニア優勝、日本学生4連覇、日本アマ3勝と、アマチュア最強と謳われており、それはアマだけでは無く、アマチュアで最初にツアー優勝(中四国オープン)を飾られたのは、私が高校一年生の時です😰
また、倉本プロの従兄弟である泰信プロ(レックス倉本)も私の一学年下でありながら、当時からアマタイトルを獲得していましたし、
所属プロ様も、また、クラチャンに連続で輝いていた方も、全員に共通していたのが“コンパクトなトップ“だったんです・・
(ゴルフをやって無い方にご説明しますと、クラブを振り上げて、一番高い所にグリップ(クラブ)が来た所をトップと言う)
当然、(強い、上手い方=コンパクトトップ)素直な少年は真似しますよね笑・・
そうなんですよ💦
簡単に申し上げますと、私は上手い方々の物真似から入り、それを何の迷いも無く、相当な期間、それを頭に浮かべ練習をしていました・・
勿論、若かったですし、ある程度反復練習をしていたら、それなりには打てるようになりましたが、そのから40年近く経って、現在、私のトップは、その当時より断然大きくなっています・・💦
つまり、身体は加齢と共に柔軟性を失ってきてるにも関わらず、トップが大きくなっているということは、私にはコンパクトなトップは、自分のベストでは無かったということです。
これは、物真似が悪いと言っている訳ではありません💦
実は、かなり時が経ってから気づいたことは、ある選手の物真似スイングをしたとします。
でも、しっくりいく選手のフォームといかない選手のフォームがあるということです。
しっくりいく選手は、身体のタイプが私と共通し、いかない選手は真反対のタイプということなんです。
ここで、この疑問について深掘りしていけば良かったのですが、ほったらかしにしてて・・笑(回り道 その一😰)
これを言い変えると、もし皆様方が現在指導を受けている方が、ご本人様と同じタイプの方なら、多分言われることがしっくり来るはずですが、逆のタイプの方だと、凄く違和感があるはずなんです。
ここでのポイントです。
もし、逆のタイプの指導者でも、自分のタイプを認めてくれて、それに合わせて指導してくれる方なら問題ありませんが、(自分はこうやっているから、貴方もそうしなさい!)と言われる方なら💦ということなんです。
この悩みを抱えているゴルファーは、沢山いらっしゃると思います。
上手な方に習えば上達する!
これはYESでもあり、NOでもあり
運動すると痩せる!
これもYESでもあり、NOでもあるのです!
つまり、自分に最適な身体の機能や最適な方法論、練習法などを(それは分かっている!理解している!)と思わずに、今一度学び直して貰いたいということです!
まとめ
★ゴルフには、これが絶対という理論も練習法も無い。
それには、自分は分かっていると思わずに、今一度基本的な理論、考え方等を見つめ直し、自分だけの唯一無二のゴルフ論を確立されることをお薦めいたします。
もし、よろしければ次回(自分のタイプの見つけ方!)も是非ご覧ください。
ご拝読ありがとうございました🙇♀️