皆様方の中には、これから身体の変革や筋力を高めることを求めて、筋力トレーニングを始められる方もいらっしゃると思います。
そこで、筋力トレーニングを始めるに当たって、効果を出すために事前に知っておくべき原理があるのをご存知でしょうか!?
今回は、それについてご説明したいと思っております。
★筋力トレーニングで結果を出す“原理“4選とは!!
❶過負荷(オーバーロード)
これは、普通に日常で掛けている負荷では身体は反応を見せないので、徐々に強い外力を掛けていけば、それに対抗するべく身体の機能は発達を見せることを過負荷(オーバーロード)と言います。
これを分かりやすくご説明しますと、例えば、こんな昔話がございます。
ある少年の日課は、仔牛を肩に担ぎ、川を渡って運ぶお手伝いをしていました。
当然、日に日に仔牛は発育していくので、段々と仔牛の体重が重くなるにつれて、少年の筋肉もそれに合わせるように逞しくなっていきました!というものです。
つまり、オーバーロード(負荷を徐々に増やす)ということを目指すことが、効果を上げることに繋がると言うことです。
❷可逆性(かぎゃくせい)
可逆性とは、トレーニングを行うと筋力は伸びていきます。が、何らかの理由でトレーニングを中断していまうと、高めた筋力は徐々に低下していきます。
この低下するレベルが、トレーニング期間が長い方は落ちていくのも、ある程度緩やかに低下していくのですが、短期間で高めた筋力はそれに沿うように、短い期間で低下するというのを可逆性と言うのです。
つまり、トレーニングは継続することで効果を維持出来ますし、例え中断することがあっても長期間続けている方は、効果が落ちにくいということです。
これは効果を出すのに、非常に重要なポイントとなります!
❸特異性
これはトレーニングを行う目的(筋力アップ、痩身等)は、それぞれの方で違うと思うのですが、
筋力を高めようとする目的の方に、歩くだけの有酸素運動のみ行うとか、全身持久力を高める方に高重量、低回数の筋トレを行うのも目的が的外れとなるということです。
つまり、トレーニング種目の選択は、各自の目的に合わせ理に適ったものでは無いと効果が出ないというのが、特異性ということになります。
❹適時性
これは、若い方と高齢者では同じ強度の負荷が掛けられませんし、怪我をした選手がする前とした後では、
同じ負荷が掛けられないというように、その時に応じたトレーニング内容が必要だということです。
まとめ
★オーバーロードの原理とは!
現状の筋力よりも徐々に負荷を高めて与えていくことにより、身体の機能は向上していく!
★可逆性の原理とは!
長い期間、トレーニングすると例え中断したとしても、徐々に低下していく。逆に短期間に高めた筋力は中断すると下がるのも早い。
★特異性の原理とは!
すべてのトレーニング種目は、それぞれの機能を高める目的があり、その目的に合ったもので無いと効果を得ることが出来ないということ。
★適時性の原理とは!
その方の年齢、コンディションに合わせて最適なトレーニング種目、負荷を与えることが効果を上げるには重要な要素となる。
ご拝読ありがとうございました🙇♀️
ご質問、パーソナルトレーニングのご予約、オンラインパーソナル(トレーニング指導、ゴルフ、メンタル、子育て等のお悩み)はこちらからお問い合わせ下さい!