スクラッチプレーヤーの独り言24 パット練習では入れにいかない!?

パット練習でショートパット(2〜3m以内)をよく練習している方を見かけます。

勿論、そのくらいの距離は“入れごろ外しごろ“と言われるように、スコアメイクの鍵を握る距離ではありますよね。

★3パットの要因はファーストパットのミスから!?

でも、実は3パット(カップ(穴)が開いているグリーン上に止まったボールをパターで転がして3打費やすこと)の原因は、ファーストパットでカップに近づけられない(寄せられない)ことが最大の要因になるのです。

例えば、カップまで10mの距離のパットを残したとします。ファーストパットは距離感が良くカップまで1m以内に寄りました。

 この寄席じゃあないだろ・・笑

その1mをしっかりと入れて2パットで収めることが出来れば、距離からすると御の字ですよね!(勿論、1mのパットは簡単ではありませんが、2〜3mよりは入る確率は上がる笑)

ところが、ファーストパットが届かず(短く)残り5m。または強く打ち過ぎて5mオーバーすると、次で入る確率はぐっと下がってしまいますよね。。

つまり、このミドル、ロングパット距離感(カップの近くに止める)をしっかりと練習によって磨けば、3パットの確率はぐっと下がることになるのです!

★その鍵を握るのはパンチを入れないこと!?

ミドル、ロングパット(約4m以上)の距離感を合わせる(カップの近くに止める)には、インパクトでパンチを入れない(感覚のみでパチンと打つこと)ことが挙げられます。

つまり、インパクトを手の力加減に頼らず、振り幅の大きさでボールを転がし、距離のばらつきを抑えるのです。(グリップの強さを変えずにあくまでも振り幅のみ)

これをわかりやすくご説明すると、ブランコに座っている姿をイメージして下さい。

ブランコに座ってゆったりと揺れると、後ろに行く場合も前に行く場合も一定の振り幅となり、スピードも一定になります。

つまり、パットでボールを遠くに転がすには、大きく引いてあげれば、ダウンスイングでも自然にスピードが出る振り幅になり、インパクト時のボールに伝わる力も一定になり、転がる距離もほぼ一定になるというわけです。

しかし、インパクトの力加減(小さく引いてパチンと打つ)に頼ると、その日の感覚が冴えている時なら一定の距離感が保てますが、冴えてない日やまた、心理的な要因(プレッシャー等)が加わることにより、距離感にバラつきが出てしまうことがあるのです。

つまり、好不調に左右されることにより、確率的に良い選択ではないということです。

勿論、どんなに練習を重ねても常にカップの周りに止めることは神様では無い限り笑、不可能なことですから、3m以内のショートパットの練習も必須になりますが、

入れる練習ばかりだけでは無く、寄せる練習もしっかりと時間を割いたほうが、3パットの確率は下がるということなんです!

管理人も先日の選考会で、最終3ホールをワンパット(12m、8m、6m)で凌げたのも、距離をしっかりと合わせ、ジャストタッチだったからと思います!※まあ、12mのは少し強めでしたけど💦笑

まとめ

★3パットの要因はファーストパットの距離感次第!

ショートパットを外して3パットもありますが、殆どの要因はファーストパットの距離感ミスから起こる。如何にファーストパットの距離感を練習で確立するかが、パット数を少なくすることに繋がる。

★インパクトを感覚のみに頼らないこと!

人の感覚には、優れる日もあれば優れない日も存在する。つまり、常に安定したパットをするには力加減(勘)よりも振り幅を重視すべき。確立を上げることが安定したスコアメイクに繋がる。

ご拝読ありがとうございました。

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