お悩み・ご質問一覧

実力があると言われるけど、勝てないのはなぜですか?

Q: 柔道をやっています。周りの方から「力はあるのに、後一歩足らない」とか言われます。確かに惜しい所まで行っても優勝することが出来ません。なぜ勝てないのでしょうか?

A:お問い合わせありがとうございます。そうですね。中々お答えは一つに絞れることでは無いですが、今まで若い選手を見て来て、感じていることをお話ししてみたいと思います。

★上手い選手と強い選手は違う!?

何の競技でも、常に上位に入る選手は実力(力とも言う※筋力の力とは違う)があるのですから、普段の力が発揮することができれば、普通に上位に入って来れます。

しかし、強い選手はその中で“勝ち切る“ことが出来る選手です!

 (普通にやれば、俺は勝てるけんね💪)

何回出ても勝てない・・、何回かに一回は勝つ!っていう差が出てくるのが、この違いになるわけです。

では、なぜ?勝てる、勝てないの差が出てくるのでしょうか?

①普段の力が、いざとなったら出し切れない!

   (出が悪いな・・)笑

上位に入る力はあるのですから、勝つにはもう一歩だと思いますが、それは普段の実力が発揮出来る前提です。

つまり、試合になると身体が硬くなってしまったり、気持ちも追い込まれるような思考(ネガティブ思考)になってしまう選手は、本来の実力の何%しか発揮出来なくなるのですから勝つことは難しくなってしまいます・・

    (負ける気がする・・)

逆に言うと、勝つ選手は自分に自信があるため、普通にやれば負けない!っていう余裕や、それこそ攻める思考(プラス思考)になれることが出来るため、

いざ勝負になったら、精神的な優位の差が勝敗を分けることになるのかも知れません。

勿論、勝負事ですから、常に調子の良い時期ばかりでは無く、幾らプラス思考でも多少調子が上がらない時もありますが、決してやる前から負けることは考えず、ベストを尽くして勝とうとする気持ちが強い選手の特徴です!

つまり、怖さに勝って攻める気持ちがなければ人を制することは出来ません

②勝っている成功体験が、競り合った時に差となる!

勝てない選手は、惜しい所まて行くけど勝ち切れないパターンが続きます。けど、勝っている選手は過去の成功体験があるため、心の奥底に(俺は勝つ!)という自信めいた思考があるものです。

 (私は無敵!負けるはずが無い!)

つまり、その壁を破れば気持ちの上で優位に立てる何かが備わるのだと思います。

だから、何がなんでもそれを突破する(勝つ)覚悟がいるのです!

③壁を破るには、自分を超える練習に取り組む姿勢が必要!

管理人が思うには、練習は殆どの競技に携わっている選手が行っていますが、強くなる選手ってストイックさが頭抜けています。

(一度決めたら嵐でも何でもやるけんね!)

つまり、練習に入ったら目つき、顔つきが変わるくらい、強い選手は取り組む姿になるということです!

だから、指導者は練習態度を見ただけで、その選手の成績が予想出来ます!これはその選手が(勝ちたい!)(負けたくない!)(優勝する!)っていう本気の想いが態度に現れるのだと思います。

最後は、最初に言った通りに自信やプラス思考の選手が勝つ可能性が高まるので、それを心の底から思えるようになるのが本気の練習です!

練習は厳しく、試合は天に運を任せながら、積極的に攻めることが出来る選手が強い選手になれる資質なのでは無いでしょうか!

まとめ

★上手い選手は上位に行くが、強い選手で無いと勝てない!

勿論、両者ともに力はある。しかしながら勝つには普段通りの実力が発揮出来る精神力が求められる。プラス思考であり、なおかつ負けを恐れない攻める気持ちを持つ必要がある。

★自分の殻を破った成功体験が生きる!

自分との葛藤に打ち勝ち、勝利を手にした選手はその勝ち方が身につく。それも何回も複数回勝った者ほど、自信というコーティングが上塗りされ、強固なものになっていく。

★練習で泣き、試合で笑う!

気持ちが入った練習を行ってこそ、いざとなった時の自信に繋がる。(これだけやったんだから負けるはずが無い!)って、心の底から思えるよう質、量共に充実した練習を望む!

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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監督に「決意が足らない!」と言われた意味とは!何なのか?

Q: 僕はこの4月で中2になります。野球部に入っていて将来の夢はプロ野球選手になることですが、この間監督から「決意が足らない」って言われました。これはどんな意味があるのでしょうか?教えてください。

Q:ご質問ありがとうございます。分かりました。監督様がその言葉を掛けられた真意をご説明してみたいと思います。

★プロを目指すのであれば、取り組み方とか気持ちが物足らない!?

結論から言いますと、多分、監督様から見て野球に対する取り組み方や、プロという目標を掲げながらも、練習態度とか意気込みが物足らないと映るのでは無いでしょうか!

プロを目指すのですから、今後技量、体力共に回りにいないレベルまで高める必要があります!

勿論、まだ中一ですから今からの努力で技量、体力を伸ばすことは充分可能です。

しかしながら、今の取り組み方ではそれが厳しいと感じるので、監督様が親心からそのような言葉が出るんだと感じます。

但し、救いは伸びしろのある歳なんですから、ここから何かを感じ、頑張ることが大切です!

★決意とは腹を括ることから出る思いである!

決意とは、思いをはっきり定めるとか、または“決心“とも呼びます。

つまり、将来プロ野球選手を目指すのであれば、それを達成するために“どんな苦難も乗り越え、自分の弱い心(楽をしたい)に打ち勝つ“ことが要求されます。

例えば、管理人の父親は20歳の時、親に頭を下げて「5年でボディビルで日本一になるから、働かないけど養ってくれ」と懇願し、“決意を固め一日6時間トレーニング“し、5年後約束通りにミスター日本になりました。

管理人の長男も、東大を目指し「浪人は絶対にしない」と言うので、なぜ?って聞いたら、

彼の答えは「もう一年、今の勉強は続けられない!」という、今以上の努力はもう二度と出来ないという取り組みで、現役で東大に合格しました。

管理人は、その二人に比べたら大したことはありませんが、一つ挙げれば結婚の時ですかね。

妻のご両親様は結婚に反対だったんです・・

理由は管理人が自営業だったからです。

実は妻のご両親もご商売をしていて、その厳しさを知っているので、娘様の相手は堅実な職業を望んでいたのだと思います。

でもその時、管理人は決意をしたんです。(必ず自分の稼ぎで養う!妻には働かせない!)って!(※決して働かせることが不幸せでは無く、私が責任を持って頑張るという意味です)

勿論、生まれた二人の子供も社会人になるまで私が頑張ると! (これは多くの皆様のお陰様で達成することが出来ました🙇‍♀️)

★本当に心から願わないと決意は揺らぐ!?

もう一度、しっかりと自分を見つめ直すことが大切だと思います。

どうしてもプロ野球選手になりたいのか!

もし、なりたい!って思うのなら、今自分がやっている練習で果たしてなれるのか!?

今の気持ちで果たして達成出来るのか!?って

もし、(このままでは?)って思うのなら、監督様が言われる通りに、決意が足らないんだと思います・・

とすると、今日から何かを変えていきましょう!どんなことでもいいですから、自分が成長出来る何かのアクションを起こすべきだと思います。

まだ、十分に間に合います!

もし、今一度考えて、何が何でもなりたいのなら“やるしかありません“ね❗️

頑張ってもらいたいですよ💪💪

まとめ

★練習態度や面構えを見ただけで分かる!

練習は嘘をつかない!指導者はこの言葉通りに練習に取り組む姿勢を見れば、その子の成績が予想出来る。グラウンドに出たら、顔つきや集中力が変わる選手は、間違い無く成績を出す可能性が高まる!

★決意はそれを必ず達成する!と言う強い意志が必要!

誰でも練習や勉強は行う。しかしながら、結果を出すには、誰よりも強い意志が求められる。その意志を感じさせるのが練習態度や取り組み方。監督様は見ていて物足りないから小言を言う。

★監督様に感謝の気持ちを持つ!

もし、貴方のことを心から心配して無かったら、監督様は何もアドバイスしないと思います。(このままではダメだ!何とか頑張って貰いたい!)という親心での苦言なんですから、有難いと思うことです。もし、今は分からなくても、年月が経てば有り難みが分かる時が絶対に来ます!その気持ちで心を決めたなら、やるしかありませんね💪💪頑張りましょう❗️

ご参考になれば幸いでございます🙇‍♀️

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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筋トレの持ち幅(グリップ)、立ち幅(スタンス)はどのくらいが適切なのでしょうか?

Q:ご質問します。ベンチプレスやスクワットの握り幅、立ち幅って、どのくらいが適切なのでしょうか? 教えてください。

A:ご質問ありがとうございます。分かりました。筋トレの代表的な種目であるベンチプレスとスクワットの手幅、立ち幅をご説明いたします。

★ベンチプレスは肩幅の約1.5〜1.7倍を目安に

ベンチプレスとは、主に胸をターゲットにする筋トレの代表的な種目です。

  重たいのう💦こりゃ 笑

ベンチ台の上に仰向けに寝て、バーベルを胸の上で挙上するトレーニングなのですが、この場合、肩幅と同じ幅でグリップすると、胸の筋肉よりも腕を伸ばす時に働く“上腕三頭筋“※が主に働いてしまいます

(※女性が気にする筋肉💦。弛むと通称“振袖“と呼ばれている腕の裏側に位置する部位)

 エ◯ゴリ君は大胸筋発達しとるで!

つまり、肩幅か肩幅より狭くグリップした場合には、胸の大胸筋よりも主に腕(上腕三頭筋)の運動になってしまうのです。

では、胸の大胸筋をしっかりと動員させるためには、グリップ幅は最低限、肩幅より広めに持つということになります。

しかしながら、広すぎる場合にも確かに大胸筋の働きは大きくなりますが、グリップ部である手首に不自然な角度が付き、痛める可能性が高まるのです。

  手首痛いやんけ・・

これらから、言えることは肩幅より狭すぎず、また広すぎず“肩幅の1.5〜1.7倍“のグリップ幅が良いということです。(肩幅の約1.6倍)

みんな肩幅違うけど、肩幅よりは広く持とうね

★スクワットの場合には、目的や部位により立ち幅を変化させる!

スクワットとは、一般的には立位で股関節を曲げなから、膝の曲げ伸ばし動作を行うトレーニングになります。

このスクワットでは、スタンス幅はこれくらいが良いというのはあまり定義されていません。

これは、目的や部位によってスタンス幅を調整していくからです。

例えば、一般的な肩幅のスタンスで床と腿が平行付近まで下げれば、太ももの前面(大腿四頭筋)、後面(ハムストリングス)、大臀筋など、脚の主要な筋群を刺激することができます。(やや上体も前傾するので、背中の下部(脊柱起立筋)も負荷が掛かる

逆にスタンス幅を広めにすると、太腿(前面)や大臀筋には負荷が掛かりますが、フォームにより、ハムストリングの関与が若干弱まり、逆に太腿の内側(内転筋)に負荷が掛かってくるのです。

足幅広ければいいってもんじゃねえぞ! 笑

また、広いスタンスだと上体の前傾角度が浅いために、脊柱起立筋などの関与が少なくなるのです。(背中の負担減)

★広いスタンス幅の方が重い負荷を扱える!?

一般的に高重量を扱う場合には、スタンス幅は若干広めの方が有利になります。

これは、狭い場合ですとしゃがむ時に膝が前方に出ることになり、上体が前屈みになりやすくなります。

つまり、高重量を肩(僧帽筋)に担ぎ、スクワットを行うと背筋下部(脊柱起立筋)にストレスが掛かりますが、

ワイドスタンスにすると上体は立ち気味になり、背筋下部に負担が掛かることが軽減されるため、上体の負担が少なく、力も発揮しやすいことになるのです。

また、パワーリフティングなどの競技ですと、ある程度深めのしゃがみが要求されるので、ワイドスタンスにして、膝を立てることにより、股関節が下がりやすくなるために試技が成功する確率が上がるのです。(※しゃがんだ時に膝頭より、脚の付け根部分が低くならないければならないルールがある)

まとめ

★ベンチプレスは肩幅の1.5〜1.7倍の握り幅で!

肩幅以下のグリップ幅で行った場合は、胸よりも腕の関与が大きくなる。また、広く持ち過ぎた場合には、手首が内側に折れる傾向になるため手首に過剰なストレスが掛かってしまう。肩幅の1.6倍前後の幅が大胸筋に刺激が一番加わることになる。

★スクワットは目的や部位により立ち幅がきまる!

一般的な肩幅のスタンスでは、太腿前面、後面、お尻、背筋下部を鍛えることが出来る。広めのスタンスでは、太腿前面、後面、内転筋などか主に使われる。

★ワイドスタンスの方が重量を持てる!?

ワイドスタンスでは、上体が立ちぎみになるので背中の負担が軽減される。パワーリフティングの選手はワイドスタンスで、膝頭より脚の付け根が下がりやすくなるのと、挙上記録を目指すにはワイドスタンスが有利であることを実践している。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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身体を競う大会に興味があります!まずはどのようにトレーニングを進めるべきでしょうか?

Q:身体を鍛えることに興味があります。将来的には大会に出場したいと考えていますが、まずはどのようにトレーニングを進めていくべきなのでしょうか?教えてください。

A:お問い合わせありがとうございます。さて、肉体美を競う競技は、現在沢山の大会が開催されています。将来的に出場を考えられているご様子ですね。了解いたしました。それに向けての考え方をご説明いたします。

★一眼で目を引く身体を作ること❗️❗️

どの大会に出るにせよ、肉体美を競う競技の場合には審査がメインです。つまり、野球やサッカー、ゴルフは点数や打数で勝敗を決しますが、ボディ大会は“審査員の眼“で見た審査評価で決まります。

(お笑いの審査ではないんですがのう・・)笑

つまり、誰が見ても(この選手が凄い)って感じさせることが一番に要求される訳で、それには、まず筋肉の大きさ(筋肉量)が鍵を握ると思います!

勿論、身体のライン(均整の取れた筋肉バランス)や体脂肪が少ない(カット)があることも重要ですが、レベルが高い(全国大会など)試合には、筋肉量が劣る選手はそこには勝ち上がれません・・

まずは、筋肉量を獲得するトレーニングが求められるのです。

★ジムで一番の力持ちになるのが先決!?

まずはこれを頭に入れてください!

“筋断面積は最大筋力に比例する“

この意味は、筋肉の断面積(太さ)は、その方の一回持ち上げられる(挙上)負荷が大きい(重い)ほど太くなるということです。

分かりやすく言うと、最大で70kgが挙がる方は70kgが支えられる筋肉が、150kg挙がる方には150kgが支えられる筋肉が獲得できるという意味です。

つまり、筋肉量を獲得を目指す場合には、挙上出来る重さ(負荷)が必要ということです。(※但し、一回だけを挙げるトレーニングをやるのでは無く、回数をやりながら筋力を伸ばすという意味です)

そこで、初心者の場合にはトレーニング種目のBIG3と言われる(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)これらを、いかに重い重量が扱えるようになるか!ということを目標にするのも一つの方法です。

例を上げると、通われているジムでベンチプレスの挙上重量が、自分の体重より少し重い程度の方って結構おられると思います。

(ジムを見渡して下さい!重い重量が出来る方は筋肉も太いはずですから!)

例えば、体重65kgの方なら重さ70kg〜100kgのくらいの挙上重量の方は、ある期間トレーニングを行っていれば普通にいらっしゃいます。

ところが、体重の2倍程度になると殆ど見かける事はありません・・(才能と努力が要求される)

つまり、回りに居ないくらいの重量が扱えるようにならないと、他の方より抜きん出ることは出来ないということです。(すべてのスポーツでも当てはまります)

これから考えると、通っているジムで一番の挙上力があれば、そのジムでは筋肉量が一番になれる可能性は大ですよね。

それ位になったなら、ローカル大会(県大会)にエントリーしてみることです。

(小さなことからコツコツと!by西川きよし師匠様)

県大会には、各ジムの筋肉自慢がエントリーしてくるはずです。

そして県で勝ったら、ブロック大会(関東、関西、中国等)に! そのブロック大会に勝ったら、全国というように駒を進めていくには、

まずは、通われているジムで一番にならないことには、大会に出たとしてもほぼ1位にはなれないということです。(ジムに全国クラスの選手が在籍していたら例外ですが笑)

勿論、趣味や経験を積む意味で、勝負に拘らない出場ならいつ出ても構いません。

でも、あくまでも“勝つ“(優勝)のを目指すのであれば、そのくらいのレベルまで高めないと難しいと思います。

★とある問題で、出場する大会を慎重に選ぶ!

今はそれこそ、沢山の連盟、協会などの団体が存在します。部門も男子ならボディビル、フィジーク、クラシックフィジーク等、様々なカテゴリーがあります。

勿論、審査の基準は先程述べたような要素になるのですが、一つ他のスポーツ競技と違う??ことがあるのです。

それが、ドーピング(薬物)問題です・・

団体によっては、他のスポーツ競技と同じく、当日出場選手の中からランダムに検査を行い、または抜き打ち検査を実施し、厳しく対処する団体もあれば、全く薬物検査を行わない団体も存在するのです。

これでは、暗黙の容認で検査しないから、使うという選手が出てもおかしくありません。(ドーピング検査が有る、無しで、団体の基本的な考え方が分かる)

勿論、大会は出場せず、自らの身体の限りない発達を目指し、副作用をも受け入れるのなら自己責任(個人の自由)でいいのかも知れませんが??

もし薬物を使用している身体で、一人でもナチュラル(薬物は使わない)な選手が出場する大会に出場し、好成績を取ることは全く理不尽な事だと思いませんか?(選手の中にはユーザーが居るとは思わなく出場する方もいる)

また、薬物使用を公表せず、いかにもトレーニングとサプリメントで作り上げ、何も知らない一般の方を指導し、商売にしている方の考え方は到底理解できません。

薬物使っても勝てば、名声も金も手に入るんや! どんな手を使っても勝てばいいんじゃ!どうせ検査無いし、言わなきゃわからんし

これでは、スポーツとしてのフェアプレーは成り立ちません・・

だから、フェアに戦うためにも出場する団体や大会をしっかりと選び、またジム選び(通うジムのオーナーがドーピングに対し容認なのか、断じて反対なのかを)も大切だということです。(この事実を一般のトレーニーの方は、殆ど知りません)

トレーニング指導者は、薬物はどんな理由であれ、絶対に使用してはいけない!ということを声を大にして言い続けなればならない努めがあると思っております。(フェアでは無いし、ナチュラルで頑張っている大勢の選手達も疑いの目で見られるから)

ですから、今からボディ競技を目指す若い方には、残念ながら知っておかなければいけないことなのです。

まとめ

★まずは筋肉量の獲得を目指す!

各種、ボディ大会は審査で順位が決定されます。つまり、誰が見ても(凄い!)って感じるインパクトのある身体が求められる。それには筋肉量は絶対的なアドバンテージになり得る。(但し、筋肉量を重視しない大会もあるので一考まで)

★筋断面積は最大筋力に比例する!

このことから考えても、ジムで一番の挙上が出来るようになると、一般の方とはレベルが違う身体になるので、ローカルの大会で腕試しすることも可能。このように具体的な目標を持つことは、すべてのスポーツにも共通する。

★出場する大会によっては、フェアでは無いことがある!

ボディ大会は、すべてがフェアな方ばかり出場している訳では無い。(本来なら考えられないが)そこで、出場選手が前もって出場を目指す団体や大会を選ぶ必要性がある。通うジムの経営者の考え方一つで、間違った方向へ向かうこともあることを認識すること。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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部活で冬の期間だけ筋トレを行っていますが!?これって正しいのでしょうか?

Q: ご質問します。高2で野球部に所属しています。冬の間の練習内容はほぼ筋トレ中心ですが、3月からは全く無くなり、野球の技術練習に切り替わります。冬の間に高めた筋トレ効果は維持できるのでしょうか?

   全然当たらへん・・ 笑

A: ご質問ありがとうございます。このご質問内容は運動系の部活では、ほとんど当てはまることだと思いますので、これをご説明していきたいと思います。

●冬限定の部活筋トレの理由3選とは!

❶冬だけ筋トレを行う理由① 目前に試合が無いこと!

これは管理人が子供の頃、嫌、もっと昔から冬場は筋トレメニューが中心になることは、運動部では普通に行われていました・・

   (重・・・きついのう)

その理由は、まずは目前に試合が無いことです・・

冬はオフシーズンになりますから、目前に公式戦という目標としている試合がありません。つまり、技術や戦術より体力優先ということに目が向いてしまうのです。

でも、これは悪いことではありません。体力があっての技術の修得ですから、冬場に筋トレとか体力をアップさせる練習を行うことは間違っては無いんです!

但しです。日本の部活の場合、筋トレに目を向けるのは冬だけでシーズン前からシーズン中は、もっぱら技術、試合中心になり、筋トレは一気に影を潜めます・・?

これが一番の問題点なのです。

❷冬だけ筋トレを行う理由② 試合に標準を合わすと技術中心になる!

3月くらいになると、少しづつ日照時間も伸びてきて、練習時間が取れるようになります。

そうなると、試合も近づいてきますし、練習時間が確保できるため、どうして技術、戦術などの方を重要視してしまうのは自然の流れです。

   「目指すは優勝じゃ!!」

逆に冬はすぐに日が暮れてしまうので、時間的にも、気持ち的にも技術よりも筋トレをしよう!と指導者もなるのだと思います。

  日が暮れるの早いけんのう・・笑

但し、せっかく春以降になると日照時間が確保でき、時間が出来るのですから、技術組と筋トレ組を効果的に組み合わせることが出来るとも言えますよね。

それができる指導者は、次の理由のことも頭にある優れた方だと言えるのです。

❸冬だけに筋トレを行う理由③ 高めた筋力を維持できなくなる!

  丸々としたええ筋肉できたやんけ!

せっかく高めた筋力でも、筋トレを全く止めてしまうと、どんなに若くても維持することは難しくなってしまいます・・

まあ、技術的な運動でも、筋肉にはある程度負荷は掛かりますが、筋トレの負荷のような強い負荷は掛かりませんから、定期的に与えないと筋力は低下してしまうのです・・

弱ってしまってワン、ワン、ワワン 笑

ですから、冬場に高めた筋力は3月下旬から4月頃まではギリギリ維持出来ますが、夏前から夏場のシーズン真っ只中には、冬に高めた筋力を落として試合に出ることになるのです。

つまり、一年を通してある程度コンスタントに継続しなければ、冬の間に高めた筋力を維持、向上させることは難しいのです💦

これが多分、今も続いている運動部活の習慣と言ってもいいと思います。

だとすると、部活でやらなくなるのをカバーするのは、各自の自主練習が求められるのです。

プロの世界では、シーズン中でも筋トレとかを普通に継続しています。

そうしないと、成長も見込めないですし、維持することも出来なくなるからです。

まとめ

★目前に試合が無い!

ウィンタースポーツ以外は、冬になるとシーズンオフになり、試合はまだ先の話しになります。つまり、戦術より体力作りに目が向くのは決して間違ってはいません。但し、冬だけの限定では少し的が外れていることは否めません。

★試合の結果だけを求めれば、必然的に技術、戦術に傾く!?

試合が近づけば、当然勝つことが重視される。そこで技術、戦術的な練習が主になるんですが、体力や筋力は続けてこそ、維持、向上することを考えれば、シーズン中でも何らかの形で継続することがベスト。

★体力、筋力は継続しなけば次第に低下していく!

冬に高めた筋力を夏場でも発揮させるには、負荷を継続的に与えることが必須。ですから、部活で筋トレが無くなっても、個人的に継続することが出来るなら、それが重要なことだと思います。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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若い内から運動を始めた方が得、損?! 効能3選をご説明します!

Q: ご質問します。今、中学2年なんですが、親から運動(スポーツ)を勧められます。理由が僕らの年代から運動をすると体に良いと言われるのですが本当なんでしょうか?

  「運動はいいぞ!ワッハッハ」 笑

A: お問い合わせありがとうございます。分かりました!学生の内から運動することの効能をご説明したいと思います。

●若い頃に運動すると得られる効能3選とは!

①運動(スポーツ)は身体の様々な機能を発達させる!

ご質問者は中学生ですから、身体の発育、運動機能、バランス感覚機能、運動神経など発達成長を見せる時期に入っています。

  もう小さくなってしもうたやん💦

その時期に、様々な運動を経験することは身体の機能発達を促進し、成人になるまでの期間内で、機能向上が効果的に出来るということは、非常に大切なことになります。

勿論、運動は無理やり始めるものではありません。まずはご興味のあるスポーツを見ることや、それも見当たらない場合は歩くことからでも構いません!

まずは、汗ばむ程度で良いので、身体を定期的に動かすことから始めてはいかがでしょうか

急に張り切らず、無理なく続けられる強度や頻度を守りながら行うことをお薦めします。

多分、爽快感や充実感が感じられるはずです。

②筋肉に一生の間、記憶させることが出来る!

これは?という題名だと思いますが、筋肉は若い時期に発達させると“記憶“することが分かってきているんです!

例えば学生時代、とあるスポーツや筋トレなどで筋肉を使い、鍛えると筋肉は太く発達していきます。

しかしながら、社会人になり仕事が多忙になると次第にそのスポーツから離れ、ブランクという期間があった場合でも、

そのブランクを経過して再開すると、初心者になっているかというと全くそんなことはありません・・

勿論、ある程度時間は掛かりますが、筋肉の動きや従来あった筋肉の太さまでは結構早く戻るのです!

つまり、筋肉は“記憶“しているのです!

管理人にも経験があります。40代にコーチ、監督となりブランクが10年間ありました。

しかし、再開するとある程度戦えるレベル(全国大会出場に後一歩)に達するまで、一年程度で戻った経験があります。

筋肉の動きやタイミング、リズムは一生忘れることは無いということです!

(あれ?誰やったかいのう???)笑

これは間違いなく、若い頃に高めてきたからこそ起こる現象なのです!

筋肉は記憶する!若い頃から運動習慣をつけることは一生の財産となるというわけなんです!

③運動することにより食習慣(栄養学)が学べる!

運動をすると、当然のことながら食欲が増します。本来、人は動いてそれに見合う量の食べ物を食べて、身体のボディバランスを取りながら体型を保つのが理想です。

つまり、食べる量や栄養素に見合った量の運動(スポーツ)をすれば、一生お腹が出っ張ることはあり得ないのです笑

この図式を若い頃から、運動をしていると学ぶことが出来る利点があります(勿論、例外もありますが)

運動習慣が若い頃からあると、いざ体型が崩れた時でも、食習慣の改善や運動習慣を再開できる下地があるということです。

 「食事は大切なのよ!一生するんだからね」

運動の効果、運動の気持ちよさ、運動による栄養学等、早い時期から運動を経験することは、決してプラスにはなっても、マイナスになることはありません!

これらが、若い頃から運動をすると良いと言われる効能3選なのです。

まとめ

①運動は様々な発育や機能を発達させる!

身体の発育、運動機能、バランス機能、運動神経系など、様々な各種機能を高め、発達させることが可能である。成長期は劇的に発達を見せるため、若年層で運動(スポーツ)を取り入れることは非常に効果的となる。

②筋肉に生涯記憶させることが出来る!

若い時から運動をし、筋肉を高めておけば、例えブランクがあったとしても、その高めた所までは筋肉が記憶しているので、ある程度の期間で戻ることが可能となる。つまり、若い頃に高めた筋肉は一生の財産になり得る。

③運動することにより、栄養(食事)を学ぶことが出来る!

運動を一生やらない方はいらっしゃるが、食事を一生しない方は絶対に存在しない。つまり、若い頃から栄養素などの知識を得て、関心を持つことは中高年になっても、必ず役立つ食習慣の指針となる。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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筋肉痛(遅発性筋肉痛)の防ぎ方(予防法)を教えてください?

Q: お尋ねいたします。ゴルフのラウンドに行くといつも翌日から筋肉痛になります。特に背中などなんですが、この筋肉痛を防ぐことは出来ますでしょうか? 是非教えてください。

A: お問い合わせありがとうございます。ゴルフラウンド後の筋肉痛ですね。分かりました。その理由と予防法をご解説いたします。

★筋肉痛は老廃物が原因では無い!?

実は筋肉痛の原因は未だ完全に解明されていません・・

筋肉痛の一つの原因として、昔から言われていたことは、無酸素性運動(筋トレ等)時に発生する“乳酸“が関係していると言われる時代がありました。

この“乳酸“菌飲料じゃあないですよ😰 笑

ご質問のゴルフのラウンドをすると、筋肉痛が出るということから考えると、ゴルフのスイングで大量に乳酸が発生することは考えられず、そのことからしても、乳酸が筋肉痛の原因であるとは考えづらいことになります。

また、乳酸というのは発生しても翌日まで残ること(代謝しない)はまず無く(普通は2〜3時間で代謝される)それから考えても乳酸が原因とは考えにくいと言うことです。

★筋肉痛(遅発性筋肉痛)の有力な2つのメカニズムとは!?

この名の通り、筋肉痛が数時間後から数日後に起こるものを言います。

ご質問者様の場合、筋肉痛が翌日ということですから、この遅発性筋肉痛ということになると思います。

この遅発性筋肉痛は2つの原因で起こるのでは無いかと考えられています。

まず一つは、ラウンド中のスイングで起こる刺激により、筋線維、または結合組織(靭帯等)に微細な損傷などが起こっている可能性が疑われます。

これは、筋力トレーニングや保護者の方が運動会などで張り切って走った笑 翌日に起こる現象です!?

あまり無理せんといてや・・by マッスル 笑

このメカニズムは、この微細な損傷を回復させるために血液中の白血球等が働き、その時に発生する炎症や腫れ、熱などが感覚神経を刺激してそれが筋肉痛という痛みとして伝わるのではないかと言われています!?

もう一つの説は、筋線維に損傷を伴わない原因のものです。筋線維は損傷していないので、炎症等は起こしていませんが、運動による筋肉疲労により神経が過敏になり、筋肉痛を感じるという説です。つまり疲労が原因であると言うものなのです!?

  (もうクタクタじゃけいのう・・)😢

★筋肉痛は筋トレ初心者がなるもの!?

例えば、筋肉痛というと筋トレ初心者が!よくなるイメージがあると思います。

運動習慣が無い方が、いきなり筋トレを行うことにより、上記の様な反応が起こることになる場合です。

しかしながら、筋トレ歴が長い上級者の方でもトレーニング間隔(10日間位)が空いた場合には筋肉痛になります・・

ガンガンにやっとるけど!出るんよこれが!笑

つまり、ある期間筋肉に刺激を与えないと鍛えている、鍛えてないに限らず、筋肉痛は起こるというわけです!

★筋肉痛を予防する方法とは!?

この空白期間が筋肉痛の鍵とするならば、防ぐ方法の一つは、ゴルフのラウンド前の一週間前くらいから、スイング運動を定期的に取り入れるということです。

例えば、日曜日にラウンドがあるとします。すると6日前になる月曜日、水曜日(4日前)、金曜日(2日前)に素振りでも、打球練習でも行えば、動員される筋肉がその刺激を感じ、負荷に慣れていくので筋肉痛が起こりにくいということです。

また、背中の筋肉痛ということですか、インパクトからフォローに掛けて、クラブの遠心力により背中の筋群が伸ばされることにより、引き起こされていることが考えられます。

 スコア良ければ痛さ忘れる😰 笑

筋肉痛というのは、筋肉が縮む動作よりも伸ばされる動作の方が発生しやすいのです。

つまり当日、固い状態の背中の筋肉を、事前にラウンド前にしっかりストレッチングをすることも、予防させることに繋がります。

イメージしてみてください!

固い状態の筋肉を一気に引き伸ばすのと、緊張が解け、柔らかくなった筋肉を一気に引き伸ばすのとでは、筋肉や結合組織の損傷は間違いなく緊張が無く、柔らかい状態の筋肉の方が小さいと思いませんか?

また、原因が筋肉疲労だとしてもラウンド前、もしくは中、ラウンド後に、こまめにストレッチを行うことで、疲労は軽減されますので、これらが原因だとしても筋肉痛予防には有効だと思われます。

まとめ

★筋肉痛のメカニズムは解明されて無い!?

乳酸説というのは、昔から言われていましたが、乳酸は代謝されるのに翌日まで掛からない(代謝時間は2〜3時間)ことから、乳酸が直接の原因とは考えにくいと言われています。

★筋肉痛の原因は2つ考えられている!?

筋線維、結合組織などが、筋トレなどの刺激により、微細な損傷の回復をするために白血球などが働くことによる炎症、腫れ、熱などが感覚神経を刺激し、それが筋肉痛として伝わるという説と、損傷は伴わないし、炎症も無いが筋肉疲労により、神経過敏となり痛みを感じる疲労説があると言われています。

★筋肉痛は初心者以外でも起こる!

筋肉痛=初心者というイメージがありますが、上級者でも実際に起こる。つまり、刺激の間隔がポイントで初心者の場合は初、上級者の場合でも10日前後空けると発生することがある。

★遅発性筋肉痛を予防するには!?

ラウンド前から、定期的に同じ動作の刺激を与えると筋肉痛は軽減出来る。つまり、筋肉に刺激を慣れさせ、定期的に刺激することが予防し、強化するコツとなる。

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ボクシングをやっています! 強いパンチを打つにはどこを鍛えればいいのでしょうか?

Q: 今、高一なんですが部活でボクシングをやっています。パンチ力を増すにはどこを鍛えるのがいいのでしょうか?教えてください。

A:お問い合わせありがとうございます。ボクシングや空手など格闘技ではパンチは重要な要素になります。そこを強化するには、どこにターゲットを当てるのかをご説明したいと思います。

★結論から言うと“下半身“を強化する!

パンチ力アップですから、腕とか肩など関連がある部位を鍛えたら、強化出来ると一般的には思われがちだと思います。

勿論、全く必要無いかというとそれは違います。

動作には、腕や肩、胸、背中も使うのですから大切なのは間違いありません。

しかし、上半身の力をしっかりと発揮させるには、実は下半身や腰回りの筋群が必要なんです!

 大きな力を発揮出来るのは脚なんよね!

では、それを今から確かめるために次に言うことをやってみてください!

ボクシングの構えをして(腕を曲げ、顎の前に両拳を持って来る)みてください。

その状態から、両足を揃えたままパンチを打ってみるのと、片足を一歩前に踏み出してパンチを打ってみると、どちらが強く打てますか?

間違いなく、足を踏み込んで腰を使ってパンチを打つ方が、強いパンチが打てるはずです!

 フットワークは上半身にも好影響を与える!

これは、腕だけを出してパンチを打つのと、一歩前に足を踏み出して打つのでは、前に出している方が腰を捻りながら腕を出せるからです!

つまり、下半身の動きと腰回りの動きを強化すれば必然とパンチ力はアップしていくと言う訳です!

★立位でのスポーツ動作は下半身主導で!

「あっし(脚)の知ったことじゃござんせんが」笑

これは、ボクシングだけではありません!

野球でもテニスでもゴルフでも、立位の状態で行うスポーツは下半身の動きが重要なんです。

これを分かりやすく解説しますと、人間の筋肉量で一番、二番に筋肉量が多いのが、大腿部(太ももの前面)と臀筋(お尻)なんです。

 力が出るのはいいけど・・(^_^;)

つまり、大きなエンジンを搭載しているのが、下半身に集まっているのですから、そこを生かしてリンクさせることが、上半身の力をアップさせる鍵だと思ってください。

★パンチは肩を内旋させながら打つ!

下半身の筋力を高めることが、強いパンチを打つ秘訣だとお話ししました。

では、上半身はどのような動きを強化するといいのでしょうか?

ストレートと言われるパンチを打つ場合、拳が内側に回転するように打つことになります。つまり“肩を内旋“させることです。

  この回転では無いよ・・笑

肩を内旋させてパンチを打つ場合、胸の大胸筋と言われる筋肉と背中の広背筋を上手く使うことが必要です。

引く(ローイング)動作は背中の筋肉を鍛えられますよ!

つまり、その動きから考えると胸の筋肉と背中の筋肉をバランスよく強化することが求められます。

ベンチプレスに代表される、腕を伸ばす動きには胸の筋肉が関与し、ローイングに代表される腕を曲げる動きには、背中の筋肉が関与しています。

腕を押し上げるのは胸の筋群が使われます!

また、強いパンチを打つ場合のコツとしては、伸ばす腕(例えば右腕)の反対側の腕(この場合左腕)を一瞬、身体に近づける(引きつける)と、反作用の力が働き、右腕が強く伸ばせることになります。

つまり、身体の前面(胸部)と後面(背部)をバランス良く動員されることが求められますから、トレーニングするにしてもそこを頭に入れながら行うことが必要なのです。

まとめ

★強いパンチを打つには下半身を使うこと!

腕を使い、パンチを打つのですから肩回りの筋群の動員は必要です。しかしながら、上半身の筋肉より強い力を発揮出来るのは、脚、腰回りの筋肉なので、それをリンクさせることにより、さらにパワーを増せることになる。

★筋肉量が多い、脚を有効に使うこと!

身体の部位で、筋肉量が一番多いのが大腿四頭筋(太もも前面)で、二番目が大臀筋(お尻)です。つまり、下半身に集まっている大筋群を有効に使うことが上半身に伝わり、強いパンチを打てる要素となる。

★パンチは肩の内旋動作となる!

ストレートと言われるパンチは、拳を内側に捻りながら打ち出す。これは肩を内旋する動きになるので、この時に上半身の大筋群である三角筋(肩)、大胸筋(胸)、広背筋(背中)が動員される。また、打ち込む腕の逆側の腕を引き寄せることの反作用で、強いパンチが打ち込めることになる。

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Q:冷え性の対策法、運動法はあるのでしょうか?

Q: ご質問です。毎年この時期になると指先、足先などが冷えて辛い日常になってしまいます。こんな状態になった時の対処法とか運動法とかございますでしょうか?よろしくお願いします。

A:お問い合わせありがとうございます。よくに言う冷え性という症状かも知れませんね。分かりました。推測できることや対処法などをお話ししてみたいと思います。

★冷え性とは?

ご相談の内容の通り、指先、足先などの末端部が冷たくなる症状が出ることが見受けられます。この原因でまず考えられるのは“血行不良“です。

よく握手をすると、手が温かい方と氷のように冷たい(心は熱いと思いますが笑)方がいらっしゃいますよね。これも血行によるものに関係があります。

「握手出来て幸せです🤗」 「・・・」笑

★掃除で分かる冷え性の解決策とは!?

例えば、是非これを試してみてください!

掃除機を掛ける場合、左手で本体部(モーター部)を持ち、右手で吸い込み部が付いているノズル部を持って掃除をしてください。(ワイヤレスクリーナーを使っている方は片手だけですが)

  是非、試してみてくださいませ!

数分後、左右の手先を触ってみてください。

本体部を持っている左手先は冷たいままですが、ノズルを持っている右手先は、温かくなっているのが触って貰えれば分かると思います。

つまり、右手はゴミを吸い取るのにノズルを上下左右に動かし続けていましたが、左手は本体部を下げているだけで、筋肉の動きは殆どありません・・

それにより、右の手先は血行が促進され温かくなったのです!

つまり、筋肉を使うことが、冷えを改善させるには有効だということが分かります。

★冷え性は男性より女性が多い・・

また、男性より女性の方が冷え性を訴える方が圧倒的に多いです。

(寒い、寒い・・筋肉無いからやろか🥶)

これは女性と男性の筋肉量が大きく関連しています。例えば、男性ホルモン、女性ホルモンなど分泌されるホルモンの違い(筋肉を増やすには男性ホルモンが必要)が筋肉量にも大きな影響を与えてしまいます。

また、血圧なども影響を与えます。

(高いのもあかんけど、低いのもなんだかね・・)

男性に比べ、女性の方が低血圧の方が多くいらっしゃいますが、血圧が低いということは、血液を末端部まで送り込むことが難しくなってしまうことに繋がります。

★冷え性の対処法と運動法とは!?

掃除機での例のように、筋肉を使えば血液の循環が促進され、末端部(手先、足先)にも血行が改善されるので温かくなってきます。

つまり、筋肉運動を取り入れることは有効ということになります。

「わしの中には毛細血管も走っとるけえね」

また、運動以外にも血液の循環を良くする方法としては入浴も有効です。

(冬の温泉、お風呂は極楽、極楽ですね)

若い方などは湯船に浸からずにシャワーで済ます方もいらっしゃいますが、冷え性ぎみの方、または風邪のウイルス等から身体を守りたい方は、湯船に浸かることで体温を上昇させ、免疫力を高めることもお薦めいたします!

(ちなみに管理人は、寒い時期になると毎週末温泉に浸かっています)

さて、具体的な運動法ですが、そんな症状を訴えられる女性の方には、心臓から遠い部位、つまり脚の筋肉を刺激する運動を私はお薦めしています!

冷え性の方でも、心臓部周りは血流が促進されているため、体温などは問題が無い場合(中には低体温症の方もおられますが)も多いですが、心臓から遠い部位ほど冷たく感じられるようです。

太腿(太もも)の部位は、身体の部位で一番筋肉量が多いこともありますし、ふくらはぎのミルキングアクション(収縮、弛緩)は、末端部の血液を心臓部に戻す役割もいたしますので、非常に重要です!

脚の代表的な運動種目のスクワットなどは、太腿やお尻を刺激出来ますし、ふくらはぎの筋肉は踵の上げ下げ運動(カーフレイズ)も効果的です!

お試し筋力テスト: 身体を前に倒さず、そのまま起立出来たら筋力的に素晴らしいです🤗(出来ない方は無理はなさらずに)
ワンポイント:つま先部分を板等で高くし、踵をもっと下げられれば、ふくらはぎのストレッチにもなりますし、血流も促進されます。

特に女性は、身体のラインの崩れも気にされる方が多いので、脚の筋肉を刺激すると消費カロリーも増やせますし、身体が熱を発生しますので代謝も上がることにより、身体をスリムに保つことにも繋がります。

★もう一つ忘れてはならないのが“たんぱく質“を毎食摂ること!

たんぱく質は筋肉に関わらず、血管、血液などの材料になります。冬になると気温が下がるので鍋などが食べたくなりますが、これも牛、豚、鷄、豆腐などのたんぱく源に、

ネギ、にら、ニンニクなど身体を温める具材を使えば、さらに身体を温めることになるので最適だと思います。

まとめ

★冷え性とは?!

末端部(足先、手先)などが、冷たくなる症状のことを冷え性と呼んでいる。主な原因は血行不良が考えられている。筋肉を使うことにより血流が促進されることが多い。

★男性より女性が圧倒的に多い!

女性が大半を占める。その理由としてはホルモン分泌の違いによる筋肉量の差。または、血圧が低血圧の方が女性に多いことも理由の一つに挙げられる。

★対処法と運動法とは!?

まずは筋肉運動は有効となる。また、入浴等も身体を温めることになるので取り入れるべきである。運動法としては、脚の筋肉を使うことをメインに行うと、血流循環、代謝アップ、エネルギー発生という相乗効果が期待される。

★たんぱく質の摂取も冷え性には効果的!

筋肉だけでは無く、血管、血液の材料になるたんぱく質は必須。また、身体を温める具材を豊富に摂れる鍋等も食生活に取り入れることも大切なこととなる。

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試合は上達して出るべきなのか!?上達途上でも出るべきなのか!4つの考え方とは!?

Q: ご質問します。スポーツ競技というのは上達してから出場するものなのか?まだ途上でも出るべきなのか?どのような考え方があるのでしょうか?お尋ねいたします。

A:ご質問ありがとうございます。そうですね。まあ、個人的な考え方を言わせて頂くと、程度という問題もありますが、出来れば出場すべきだと思います。ではその理由を述べたいと思います。

●試合に出場すべき理由 4選とは!

★その一 試合に出場するから上達する!

これは、試合に出場すれば結果はどうあれ、自分の今現在の実力を知ることが出来るということです。

練習で幾ら良いパフォーマンスを発揮しても、実際に評価されるのは試合での結果です!

つまり、現状の力でどの程度通用するのか!を知らないと、今行っている練習が、本当に効果的なのか? 的を得ているかなどは分かりませんよね。

もし、自分が思っているより良い結果が出せた場合には、今の練習が有効であることを実証できますし、そうで無い場合はもう一度見直すとか、やり方をもっと改善するとか出来るはずなんです!

 「優勝への直通チケットありまっせ」笑

それを知るためにも、試合には早めにチャレンジすべきだと思います。

しかしながら、周りの出場選手達に迷惑を掛けるようなプレー内容(レベルの違い ※実力がかけ離れている)がある場合は、出場を一考することもあるかと感じます。

★そのニ 普段からのモチベーション向上に繋がる!

例えば、◯月◯日に◯◯という大会、選手権に出場が決まっていたら、選手はその試合に向けて、気持ちを高めながら日々練習を重ねると思います。

「バカヤロー!次は絶対に勝つぞ!」 笑

ところが、具体的な日程も試合も決まって無かったら、気持ちの入れ方とか本気度も違いが出てくるのは必然です。

つまり、目標が明確にあるのと、無いのとでは上達速度にも必ず差が出てくるはずなのです。

競技者は短期の目標をクリアしつつ、長期的展望で目的を達成(例えば、ローカル戦で優勝し、ブロック戦、全国戦優勝を目指す)させることになるのですから、

(チャンスを掴むのはチャレンジあるのみ)

試合という場が、常に明確に具体的に頭の中にある方の方が、日々充実して頑張れると思います。

★その三 最初から勝利者には成れないのだから、早く到達するためにもスタートを切る!

(上達してから出る? もう◯んでしまうよ)笑

よく聞く言葉に「上達してから出る」とか「良くなってから出る」と言うのがありますが、良くなる保証なんてありません・・

また、長い期間やれば絶対に上達するということもありません。(人生は長いようで短い)

だから、早めにスタートを切る方がゴールには早く近づくはずなので、とりあえず頭で考えるより、試合という場に飛び込んでみるのはいいと思います。

余程、レベルが違う試合に出れば、いきなり勝つこともあるかも知れませんが、最初からチャンピオンにはなれない(勿論、なれる方もいるのでしょうが)のですから、それを目指し、上り詰めるためには、一刻も早くスタートを切る方が最善だと考えます。

★その四 勝ち負けを経験することから学べる!

早めに試合に出ていれば、試合しか学べない経験も積めますし、負けて悔しければそれが次への起爆剤になります。

私が長い間見て感じたことは、負けず嫌いという性格の持ち主の方が上達が早いということです。

 (く◯、◯そ、く◯💢 😢)

涙が出るほど悔しい・・情けないって感じる選手というのは(もう二度とこんな思いはしたく無い)その後の取り組み方とか、気持ちの入れ方が変わってきます。

勝負というのは勝、負と書くのですから、勝ちと負けは背中合わせです。

勝てば嬉しくて次も勝ちたいと思い、負ければ悔しくて次こそ!って思うように、勝負を経験するから、感情が表れるのは練習では無く試合のみです!

「ほれ、みてみんかい💪💪」笑

そんな上達に多大な影響を与える“試合“に出ないことは非常にもったいないことだと思います!

他の出場選手に迷惑を掛けない技量に達すれば、迷うこと無く試合に出場すべき理由です。

まとめ

★試合に出場するから上達する!

今現在の実力を知ることと、普段行っている練習が的を得ているのかを知る機会になるのが、試合です。試合で己を知り、分析を繰り返しながら上達を目指すには試合は絶好の場となる。

★普段からのモチベーションアップになる!

試合が決まっていれば、それに対し日々の練習に対する取り組み方が違ってくる。短期的な目標と長期的な目的が明確にある方が、練習にも身が入ることになる。

★一刻も早くスタートを切れば、ゴールに到達するのも早まる!

いきなり優勝ということは滅多に無い。つまり早めに試合に出て、様々な経験を積むことによりゴールに早く到達出来る可能性が生まれる。

★勝ち負けを経験することが大切!

勝てば嬉しいし、負ければ悔しい・・その感情が体験出来るのが試合。負けず嫌いの性格の持ち主はどんな分野にせよ、努力を惜しまないので上達する可能性が高まる。

ご拝読ありがとうございました🙇‍♀️

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