貧乏ゆすり(ジグリング)は行儀が悪いのか!?

座っている時、脚を小刻みにゆすっていると「貧乏ゆすりは行儀が悪い!」と親やら先輩らに注意された方はいらっしゃると思います。

その昔、貧しい方らが寒さから身を守るために行っていた動作から命名されたとされたと言われますが、実は今、この動作は“ジグリング“と呼ばれ、これによる効能が盛んに伝えられるようになりました。

★ジグリングの効能とは!?

その主な効能には、脚の筋肉を動かすことで血流が良くなり、下肢に滞留する血液を心臓部に戻すことにより、全身の血流が改善されるということです。

下肢には“ふくらはぎ“という部位が存在し、これは第二の心臓と言われているように、この筋肉を動かすことにより、下肢から上肢に向かって血液を押し戻す作用があります。

ジグリングは一言で言って、踵の上げ下げする動きがメインです。

これは、よく飛行機などで座りっぱなしで起こるエコノミー症候群の予防にもなるんです。

また、全身の筋肉の7割を占める下半身の筋肉を使うことにより、基礎代謝が向上し、肥満予防や脂肪燃焼効果があるとされています。

他にもむくみの解消や、脳への血流が促進されることで、脳の働きが向上するとも言われています。

最近では、このジグリングにより関節軟骨の再生を促す治療法が存在するみたいです。このジグリングを約6ヶ月以上繰り返すことで、関節液の循環を促進し、軟骨に栄養が届くことで股関節痛が軽減され、傷んだ関節軟骨が再生するということなんです。

まだ立証されたわけではありませんが、こんな研究発表もあるのです。

★ジグリングはやはり!?笑

但し、ジグリングはイライラしている時や過緊張時、心がネガティブな時に起こりやすいですし、他の方からしたら、決して見ていて心地よいものではありません。

ですから、上記の効果を求めるために行うジグリングは、一人で居る時とか他の方の目が無い所で行うのが良いかと思います。

幾ら効能があるとされても、子を持つ親の気持ちとしては、子供に積極的に薦めることは一考いたしますね笑

ご拝読ありがとうございました🙇