“肥満”になるというと、どのような食生活が思い浮かびますか!?
多分、食べ過ぎている、飲み過ぎているなど、暴飲暴食のイメージが浮かぶのではないでしょうか!?

勿論、それも肥満の原因の一つであることは間違いありませんが、実際に太っている方の食生活を覗いてみると、ご本人様としては意外に食べていないのに?と不思議がることも多々あります。
★少食でもなぜ?太ってしまうのか!
例えば、朝ご飯は“シリアル”と“オレンジジュース“に“ミルクティ”

昼ご飯は“おにぎり”2つ。
夕食は刺身に“ご飯“一膳、“根菜”のサラダに〝ビール“500mlだとします。

これだけ見ると、決して量的にも感覚的にも腹一杯まで食べているというイメージが湧かないのでは無いでしょうか!?
しかしながら、この食生活では確実に体重は増加する傾向になるのということは次の理由からです。
★糖質過多の食事メニューである!
この理由は3食とも“糖質中心“のメニューになっているということなのです。
シリアルの原料はとうもろこし、大麦、小麦、オーツ麦などの糖質。オレンジジュースも果糖、それに砂糖が入ったミルクティ。おにぎりも糖質。夜もご飯に根菜、そしてビールもアルコール類の中では血糖値を上げる糖質を含んでいるのです。

つまり、食べる量自体は少なくても、体脂肪の増加に影響を与える“糖質過多”の食事内容が、むやみに血糖値を上昇させ、それにより体脂肪として身体に蓄えられる要因になっているのです。
それだけならまだしも、仕事中や休憩時間にはグミや飴、また甘いお菓子を食べていたら、これまた血糖値を上げてしまいます。

但し、もし糖質を食べるにしても野菜(葉物)から先に食べ、たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品)を食べた後、糖質を最後に食べるだけでも急激な血糖値の上昇が抑えられることになるので、量を気にするよりも食べ物の質や食べ方に意識を高めることが太ることを防ぐことになるのです!
ご拝読ありがとうございました🙇